『森の生活』いってきたよ
いかに初対面の相手とのアイスブレイクをするか、が最近の課題になってる。
第一印象を一生引きずる人間なので、最初のコミュニケーションミスると一生話せなくなるんですもん。明るい人間で居たい…
今回のあくびがうつるさんは開演前から皆さん気さくで親切で、いい意味で緩くリラックスできる雰囲気が心地よかった。そんな空気だったから、データ見失っちゃったパンフのQRコードをもう一回読み込みに行けました。あたたかい対応で本当にありがたかったです。
スタッフワークも全部演者の皆さんでやっていたり、実話エピソードが混じっていたりする現実感。スタジオ1の会場の特性もあって、演劇の世界に連れてかれるというよりは、現実に演劇が紛れ込むような、現実と舞台の境界が曖昧な作品で不思議な感覚。
スタジオ1でやるのって改めて凄いなって。シャッター閉めても取手口と換気扇から光ダダ漏れ、車の音めっちゃ聞こえるし。けど、始まるとなぜだかそれも気にならなくなってくるんだから面白いよね。あとはあのシャッター解放、スタジオ1でやる意味めっちゃあって、感動してた。
話の構成も演出も含めて、面白いことやりたい!ってのが色んなところで感じれて、その志が好きなので良かった。面白いことやりてぇよなぁ……常に思ってる。それを実現してるのが凄いんだ。
これは本当に本筋になにも関係の無い話なんだけど、たまたま前日に古典の予習をして、鴨長明の方丈記の『ゆく川の流れ』をやったので、ちょっとテンションが上がった。昨日やった文章だ!!ワクワク!!
そういう文学の引用も多いからか、学びになることも多くて、WSから作る形式だったり、そもそも話の中にWSがあったりして、すごいやりたくなった。創造性の幅が広くて刺激される作品でした。いくらでも膨らませられそうで、いいよね。定期的に見てみたい〜!
次もぜひ王子スタジオ1で、、、
いや、なんといっても、あの森から街へのジョイント、スタジオ1のシャッターが開け放たれたシーンが好きすぎて。公演やる時は大体塞いで使うガラス張りのスタジオをそういう使い方が出来るんだ!?って驚きと感動。少し前にも言ってるけど、この会場でやる意義、、この会場だからこそできることでめっちゃ気持ちいいね。。前を通ってく街の人々がまるでエキストラのように作品に参加するの楽しい。あんなに凝視されてるのに、外の人ってあんまり気づかないんですね。八割くらいは素通りしていった。(外よりこっちが暗かったから、外の人からは見えずらかったのかも?みたいな考察を聞いた)
あのために1人ずっと外待機なのも、あそこで何も知らない通行人が関わってくるギャンブル性の高さも全部の意欲の高さと気合いの入りようが最高に好き。
また観たい…次はどんな楽しいことしてくれるんだろうってワクワクする。作品への向き合い方のマインドがめちゃくちゃ好きなので、これからも色んなことやって欲しいです。応援します…!!
終演後カテコであくびがうつったのはマジ。
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