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ブラックめんそーれが好きすぎる……っていう話なんですけど


みなさんこんにちわ
早速なんですけどブラックめんそーれが好きすぎて困ります。

2023年2月、宮原健斗vs青柳優馬の三冠戦を観るために全日TVに加入してからというもの、Twitterでは毎日のプロレスの話に明け暮れる日々……
最近やっと世界ジュニアを青柳亮生が、世界タッグを宮原健斗と青柳優馬のビジネスタッグが取り戻したとは言え、一時期は主要ベルトが全て流出、そんな中でも外敵を優遇する運営に対してファンからの不満は大爆発

「プロレスは好きだし全日の選手は好きだけどいざ観るってなると胃が痛い……観たいけど観たくない……今日も大好きな選手が、強いあの選手が不可解な程ポコポコ負けるんでしょ?」

そんな暗黒の空気が3か月ほど渦巻いておりました。

辛い辛い我慢の時期、いつかベルトを取り戻した時のカタルシスの為に…いまは耐えねばならぬ時期なのですわ…いや!…てか八王子大会後の新時代宣言なんだったの?こんな荒廃した新時代嫌なんですけど!
こんなに…こんなに悲しいのなら、苦しいのなら……全日TVなどいらぬ!!

新参の私とてそう思わなかった訳ではありません。
ですので古参ファンの皆様におかれましてはさぞ心苦しかった事でしょう。

そんな辛い時期に私にとっての光だったのがブラックめんそーれなのです。

ブラックめんそーれは中島洋平と入れ替わるように18年8月「Jr. TAG BATTLE OF GLORY」より突如全日本プロレスに登場した謎のマスクマン。
リーグ戦でパートナーがブラックタイガーVIIになった中島洋平がリーグ戦をボイコット(それ以来中島洋平は行方不明、恐らくVMあたりに粛清されたのでしょうね)、その時に中島洋平の代わりに急遽参戦しましたので詳細は不明、参戦して5年経つ今でも謎に包まれています(最近、リングアナウンスにより普通自動車第一種運転免許を所持している事が判明)

そんなブラックめんそーれ、外敵に蹂躙される全日戦士の中で孤軍奮闘し、敵から勝利を掴む事で希望を与えてくれているのかというとそんな事は無く、むしろ負けが多い選手なのですけど私から見るとめちゃくちゃかっこいいプロレスラーなのです。

身長体重は不明ですが175cm85kgとプロレスラーの中ではそこまで大きくない、しかしとにかく技を受ける受ける。
めんそーれは大会前半のタッグマッチに出る事が多いのでタッグ故にヘビー級と混成チームになる事が多いです。
そこでリング上で一番小さい事も少なくないめんそーれが身長2mの巨人達に放り投げられたり踏みつけられたり、味方のはずの体重が倍もある怪物に武器として振り回されたりもします。

180cm100kgが最低ラインとも言われる全日ヘビー級、普段はパースが狂っていて186cm102kgの宮原健斗を「割と小さめ」と勘違いしてしまう世界観なのです。
それ故に「大きいゲストが大きく見えない!」というとても贅沢な問題点があるのですよね。

ブラックめんそーれはそんな全日が抱える問題をその身一つで解決してくれるもの凄いレスラーなんです。

序盤はコミカルな動きで会場の空気を温かくし、ある程度温まると技を受けに受けて大型レスラーの恐ろしさを見せつけてくれる。
ただカッコ悪くやられるのではなく時にはスモールパッケージホールドなどの丸め込み技でスーパーヘビー級相手でもあわやと言う場面を作ってくれたりと兎にも角にも試合が楽しいのですよブラックめんそーれは

そりゃあプロレスも勝負の世界なのでファンにだって勝ち負けは重要です。
贔屓の選手の勝敗での気分の浮き沈みは付き物です。
だけどブラックめんそーれの試合だけは勝ち負け関係なくハッピーな気分にさせてくれる確信に満ちています。

【プロレスは勝ち負けだけじゃない】

身体を張ってそう実感させてくれるブラックめんそーれ、もしかしたら最強ではないかもしれないけれど、間違いなくプロレス界を代表する最高のレスラーの一人だと思っております。


おわり

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