NEWS『チューイングガム』作者の「ぜったくん」について語らせてほしい
突然TLに現れたカワイイNEWS兄さんたち
何気なく「おすすめ」に流れてきたNEWSさんの新しい円盤の紹介映像。
曲調が可愛い、めちゃくちゃ好きだ。
何だこのゆる〜い「やらかい♡やらかい♡」を連呼している男(NEWS兄さん)たちは……。
どうやら『チューイングガム』という曲らしい。
誰が作ったん…………
「ぜったくん」だ!!!!!!
町田が産んだラッパー・ぜったくん。
私も2020年頃からゆるりと聴き始め、寝起きに「アレクサ〜Apple Musicでぜったくんかけて〜」と雑な指示をすれば、ちゃんと曲が流れるまでにアレクサを育て上げた。それぐらいほぼ毎日、家のどこかで1回は流れているぜったくん。
『チューイングガム』を聴いての感想は、ここまでアイドルとの相性が良いなんて思っていなかった……。
なんなら私は2022年にもこんな事を呟いており、
いや、もうなんなら、私が最も力を入れて応援しているなにわ男子さんとだって合うよ。絶対に合う。
なんでこんなに鼻息荒いんだよ、と思われるかもしれませんが、もっと世の中にぜったくんを見つけてもらいた過ぎて……今でも様々なご活躍をされていますが、ぜったくんが作る楽曲の良さを思いっきりアピールできる機会じゃないですか。
ていうか一年前に発表された楽曲を一年越しに気付くのもアレですが、きっと今じゃなきゃダメなんだという事で、つらつらと良さを連ねていきますね。
日常風景を別の事象に置き換える、言葉遊びの妙
ぜったくんの歌詞の大きな特徴として「他の事象への置き換え」て、その置き換えた事象をふんだんに使った「言葉遊び」がとても上手い。
「人気者の女の子」を「ビーチフラッグ」に喩えてみたり
「好きな子に対する不確かな感情」を「慢性鼻炎」と表現したり
NEWSの『チューイングガム』もその傾向がとても出ていて、「人間の発想力」を「チューイングガム」という可愛らしいモチーフで表現している。NEWSさん3人の全く違う独創的な嗜好と相まって、今のNEWSの名刺的な曲にさえ聴こえてきちゃう。
活動的な小山さん、多趣味な加藤さん、そして手羽先・餃子・ビールの増田さん、NEWSのご自愛コンテンツ。え〜〜みんな違ってみんな最高すぎ。
(YouTubeの1:08以降のメンカラチューイングガムの映像、かの『脳内メーカー』を思い出して笑っちゃった。まだあのサイト存在してる?と思ったらしてた。まさか、インターネット老人会案件なのでは?)
「生きる」のハードルが、良い感じに低い
ぜったくん歌詞は、現実をもがく私たちの、「生きる」という特大ミッションのハードルをグッと下げてくれる歌詞が多い。
個人的チューイングガムの最骨頂は、
だと思ってます。“やらかい”の具現化、こんなに簡単でいいの?と思うけど、いいんですよ、私たち、何者でもない普通の人間ですからね。
色々な生き方、だけど幸せの総量はきっと同じ
そんな『チューイングガム』でぜったくんを知ったNEWS担の皆様にぜひぜひ聞いてほしいのが『Parallel New Days』という、ぜったくん作品の魅力がぐうううっと詰まった曲。
という歌詞にハッとさせられ、私はあの、塞ぎ込んで地の果てまで落ちていた2020年のコロナ禍を乗り越えられられたと言っても過言ではないです。
実はぜったくん、2020年の大塚製薬・ポカリスウェットのCMソングの作詞も手がけているのですが、これもまた名曲なんですよね……もっと広まって欲しかった。
ぜったくんご自身もインタビューで「人それぞれいろんな生き方があって、どれが正解とかじゃないっていう考え方はずっと持っている」と仰っていて、不確かな今を生きる私たちの常備薬みたいな曲をたくさん作ってくれるな〜とじんわりと噛み締めながら聴いてます。
さいごに
言うだけならタダなので残しておきます。
ぜったくん、ぜひまた機会があればアイドルへの楽曲提供をお願いします!!
私たちのなんでもない日常を彩ってくれるアイドルとぜったくんの歌詞の相性はきっと最高。幸せの総量が同じであるならば、私は大好きな人達の音楽から、幸せを受け取りたいと思っています。
新曲もよかったよ〜〜!絶対に近いうちにライブに行きます!