月報 2024年10月

10月は毎年誰かが「金木犀の香りがしたからやっと秋が来たね」という言葉を頼りにそこかしこの匂いを嗅ぎ回ってるんだけど、相変わらず何も感じ取れない。金木犀の香りの入浴剤とか買おうかなと思ったんだけど、みんながわかってる香りを私だけわからないというのは、取り残されたような感じがして悲しくなるので金木犀の事は考えないことにした。
その代わり、やっと秋晴れのスッキリとした空気を感じることができて比較的夏よりかは元気に過ごしていた気がする。私が元気なのは一年の中で秋ぐらいしかないので(春は花粉、夏は暑い、冬は寒すぎ)10月は目一杯予定を入れつつ、自分の考えにおけるインアウトのバランスを考えた月だったように思う。それくらい色々あった。

10月6日(日)

なにわ男子LiveTour2024「+Alpha」の最終公演に参戦した。 私になにわ男子さんを教えてくれた西畑担のフォロワーさんが奇跡的にチケットを当ててくれて同行させてもらえる事に。
しかも偶然、うちの会社の新潟支部が日曜日にイベントをやっているというので、フォロワーさんと合流する前にちょっとだけ顔出し。私の持ち物、ペンラ、うちわ、ぬい、アクスタ、そして名刺ケースと営業資料。昔からプライベートと仕事が混ざってしまってもあまり気にならない環境で仕事をしてきたせいもあり、そんなに違和感を感じない。こういうのを友達に話すとドン引きされるし、ちゃんと線引きした方が良いよなと思いつつ、うまいことできないまま十数年、社会でなんとかやってきてしまった。

小一時間お手伝いをしてフォロワーさんと合流して、朱鷺メッセに向かったはいいものの、ご存じの通り例の群衆雪崩一歩手前のアレに巻き込まれてしまった。

Xにもその時の流れを投稿したり、スペースでもお友達のお麩ちゃんに聞いてもらいながら、なるべく誤認が少ないように現地にいなかった人にも伝えたつもりだったんだけど、結果は既に知っての通り。
実は私の中では続きがあるんだけど、もう少し落ち着いたらnoteにまとめることにする。ので、この話は終わり。

バックステージ前、着席ブロックの数列後ろという席に配置されて夢のようだった。下手寄りだったこともあって、キラキラの大橋和也さんが何度も目の前を通りすぎていく。その度に好きが重なっていって、こんなにたくさん与えてもらって持ちきれない位になってしまった。いつも幸せをありがとう。みんなみんな大好きです。
結局座席的に「Satisfaction」のダンスは上手く拝めなかったので、円盤を楽しみに待つ。

新潟は仲良しの大橋担さんも遊びに来てて、ライブが終わった後は合流して、新潟料理が食べられる居酒屋でたらふく日本酒を飲んだ。南蛮エビのお刺身美味しかったなぁ。

なんと!お通しがすき焼き

次の日も「ぽんしゅ館」で日本酒を堪能。めちゃくちゃ可愛いなにふぁむさん達がぐびぐびと日本酒を呑んでいく様が爽快だった。ご飯とお酒が美味しいってこれ以上幸せなことあるかしら。

10月10日(木)

午前中に大学病院で婦人科検診。実は一昨年、健康診断でひっかかり街の病院に半年通った結果「うちじゃわからん」と言われてそのまま大学病院に。ASC-US(アスカス)という軽度な組織の異変を見つけてもらって、そこから半年に一度のペースで通っている。 がん家系ではないにしろ、まだ数十年生き延びねばならない理由もあるので医療費がかかったとてきちんと検査は受けるようにしてる。

それから東京ミッドタウン八重洲の中の「根室花まる」で立ち食い寿司。学生時代にお寿司屋さんでアルバイトをしてて、一般的にはお金が一番無い時期に毎日のようにお寿司を食べていたせいで、この世の食べ物の中で寿司が一番好きです。特に根室花まるはクセ強な「北寄貝」とかも全然臭くなくて食べやすいのです。
ミッドタウン八重洲ではリカちゃんとコラボしてて、帰りに八重洲OLリカちゃんのステッカーももらってきた。


この日のもう一つの目的は中古で購入したiPhone12miniのバッテリーを新品に変えてもらうこと。ヤマダ電機の中のお店を数日前から予約してて、ちょっとしたアンケートに答えたら30分位で変えられた。1万2,000円ぐらいだったかな。手が小さいので最新のiPhoneだと絶対片手打ちができないから、敢えて中古で購入したんだけど今のところ全く支障なし。前の人も2年ちょっと使ってたみたいだけど、カメラ機能さえ壊れてなければあと3年ぐらいは余裕で持ちそう。

10月12日(土)

最近漫画なんて一つも読んでなかったのに、XのTLで目に入った「サマータイムレンダ無料配信」の一文に惹かれて読み始めたら、土着信仰とSFがミックスしたむちゃくちゃ面白い漫画だった。

家事の合間に読もうと思ってたんだけど最後は全て放棄して全部読み切った時の爽快感といったら。 昔から伝承文化とか民俗学とか、専攻じゃないけど興味が強い。確実にTRICK(仲間由紀恵のドラマ)の影響。(TRICKは村を舞台に変な新興宗教団体に乗っ取られた結果おかしくなってるだけから、村そのものの文化が変という事ではないんだけど)世代的にも周りに好きな人が多い気がする。
この機会に新しいコンテンツに出会えて良かった。久々に心がワクワクハラハラで楽しい!と感じられた。穏やかなものばかりに囲まれてる生活には少しだけスパイスが必要なのかも。

10月13日(日)

お台場に行った。同居人が「お台場にある『VRウルトラ逆バンジー』が面白いってオモコロチャンネルで言ってたから乗ってみたい」と言い出したからだ。なんやねんVRウルトラ逆バンジーって、オモコロチャンネルを情報源にすな、というツッコミはもちろんしたんだけど、同居人は私と正反対で、一生家が大好きな人間だ。そんな人が目的を持って外に出たい、遊びたい、と言い出したのは実に何年ぶりの事だろう。私の記憶の中では最後にそれを言い出したのは2013年の「デザインあ展」の時以来かもしれない。これはどれだけガッカリコンテンツだったとしても、絶対に本人の意思を叶えてやらねばと思い勇んでお台場に行った。

結果、めちゃくちゃ面白かった。屋外にあるのかと思いきや室内のこじんまりとした空間に、4席だけ椅子が並んでる区画があって。真隣はお化け屋敷、その反対側は駄菓子屋。目の前は人がガンガン通行するというなんとも言えない空間だし、スタッフはお姉さん一人。
でも椅子に座ってゴーグルつけた瞬間、ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンに乗ったのか?って位ぎゃーぎゃー騒いだ。私たち家族は側から見ればガタガタと大した動きもしていない椅子の上で猿のように騒いだので、前を通る人たちは不思議がって足を止めた。良い見せ物だったに違いない。でもまぁこれは来る価値があった。ゴーグルを外した同居人の満足気な表情だけで私も満足だった。

10月14日(月)

友達の子からもらった手紙が最高に面白くて、晴れた空の下で盛大にガハハ笑いをしてしまった。

じーんーぎーすーかーんー

10月15日(火)

Hey!Say!JUMPの薮くん主演の舞台「Tick,Tick…BOOM!」観劇。
仕事を切り上げて日比谷に向かったら少しだけ間が空いてしまったので、日比谷ミッドタウンのジャンフランソワでパンを買って屋上でのんびり食べたら最高に気持ちよかった。
私は東京の中でも日比谷、有楽町、丸の内の街並みが好きです。オレンジの空が徐々に紫紺に染まる様子を眺めながら、無機質なのに何故か安心するビル街の中で、人が動いてる感じに「生」を感じる。そこにぽつんと置かれた自分は誰にも干渉されてない冷たさがあって、すごく落ち着くのです。

「Tick,Tick…BOOM!」はお麩ちゃんと観劇。とても良かった、ここからRENTが生まれたと思うとグッとくる。

10月18日(金)

全身脱毛は既に終わったんだけど、VIOが根深くて5回コースを契約した。その1回目だったんだけど、これまで3時間かかってたのがものの30分で終わって最高。
脱毛する年齢は早ければ早いほど良い。私はそれに気付くのが遅すぎたから取り返してるんだよ。

10月20日(日)

旧Jの会こと事務所の円盤を見る会。もとい菊池風磨さんドミノピザCMキャラクター就任おめでとうの会。ドミノピザを食べるのがメインの回だったけど、WESTのAWARD、SexyZoneのチャプツ、亀梨くんのお散歩映像(with藤原丈一郎)を観た。
どうやったら亀梨くんみたいに人の話を上手く引き出せる人間になれるんだろうか。後輩に慕われるというか、後輩を良く魅せるのが格段に上手い人だと思う。
あと、チャプツのふまけんRUNは『シンメ』という概念をもう一度考え直すきっかけとなった。なんだあれは、なんだったんだあれは

10月22日(火)

「Touching The Void」@パルコ劇場 を観劇。幕間で呟いてしまったんだけどまぁ〜〜〜〜すごい舞台だった。結構舞台色々観てる方だと思うけど、こんな機構は初めて観た。関西公演が控えているのでネタバレはしないでおきます。ただ、この舞台のMVPは古川琴音ちゃんと言っても過言ではない気がする。

そういえば今月は民王®︎が始まった月でもある。当初原作者の方のポストに心配でならなかったけど、思っていた以上に原作のシステムを活かした構成の良さと言葉の妙が感じられて安心。大橋和也さんがこのドラマに抜擢されたのはご本人のキャラクターと田中丸くんとの親和性が高いということは前提だけど、私たちファン世代の視聴率とSNSでの作品に対するムーブメントを毎話作り上げたくて引っ張ってもらったんだなぁとも感じている。
奇しくも総裁選やらアメリカ大統領選のタイミングで微妙にマッチするような話をぶち込んできて、追い風の傾向にある気がします。 コメディの中に潜む「何も知らない」という眼差しから見えてくる現実とのギャップも面白くて、シベリアの陰謀(民王原作版の続編)が諸事情により実写化できない以上、こういう形で動く民王に出会えたことは幸運だったのしれない、と思った。

10月28日(日)

衆議院選挙投票。今回も胃がキリキリするような投票期間だった。 その後、「その「男らしさ」はどこからきたの?」展のために京橋へ。

偶然キュレーターの小林美香さんが在廊されていて、歴史的な褌を纏った写真の中に含有された「男らしさ」の変遷についてを解説していただく。
「らしさ」の言論は太古の昔からなされてきてここ数十年の間に表面化してきているわけだけど、性差関係なしに「らしさ」って言葉はもう氾濫しすぎてる気がするし、「らしい自分」というのは本来の自分には実は程遠いのかもしれない。


あ!!!!!!一番書かなきゃいけないこと忘れてた。
自担がモナ・リザのコスプレをしました。
「らしさ」の概念をぶち壊してくれる大橋和也さんって最高。