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なにわ男子 ASIA TOUR 2024+2025 '+Alpha' *DAY2

DAY1はこちらから

11月30日(土)


出発

前日の出国〜夜遊びを経て、「ライブのために体力回復を優先するわよ」というフォロワーの一声により、のんびり朝10時頃にホテルを出発。
旅行ってどうしても気が競ってしまってペース配分が崩れたり、周囲の環境に合わせて無理をしがちなので、こういうことを臆せずに言えるフォロワー達の強さよ。ありがたすぎ。

悠遊カード(EASY CARD)

途中でフォロワーたちは自分好みの「悠遊カード(EASY CARD)」を求めてコンビニに立ち寄る。台湾のプリペイド交通系ICカードみたいなやつ。
様々な版権キャラクターがライセンス提供をしているので、サンリオはもちろん、セーラームーンや日本の漫画とのコラボデザイン等も大量にあって、自分が好きなデザインを見つけ出すのは運だな思った。

台湾ヤクルトの形の悠遊カード可愛い!
私は十数年前に使って残っていた台湾観光協会デザインの悠遊カードを使ってみたらなんとしっかり使えてびっくり。有効期限は2033年ぐらいまでだったかな?(なんなら残高が2台湾ドル残ってた)

華山1914文化創意產業園區

この日は「なにわのにわ」が開催されている「華山1914文化創意產業園區」に向かう。赤レンガ倉庫みたいな煉瓦造りの建物の中でギャラリーとかポップアップショップが開かれていて、映画館や劇場も。芸術関係に特化した区域らしい。

広場では台湾明治による「きのこの山」の決起集会(?)が開催されていて、「たけのこの里」派の私としてはなんでやねん案件だったのですが、日本でこんなPRイベントやってもここまでは来ないだろうって位にたくさんの人が集まってた。

きのこの山の麓に住む丈橋を撮影するオタクこと私

絵本専門店

なにわのにわ予約時間になるまで、絵本専門店「絵本之森」に立ち寄る。

かわいい入口

ヨシタケシンスケや五味太郎の絵本など、日本の翻訳絵本が多いことに気付く。どうやら台湾ではここ10年ちょっとで「絵本」の文化が入ってきたらしく、取り扱い数も 台湾の絵本<日本の絵本 って感じだった。
店内は台湾キッズで賑わっており、フォロワー達は工藤ノリコの「ノラネコぐんだん」シリーズや、柴田ケイコの「パンどろぼう」シリーズの台湾版を購入。
私は大好きな佐々木マキの「ムッシュムニエルシリーズ」の翻訳本があったら買っていたんだけど残念ながら置いてなかった。

なにわのにわ

ここで私たちは「なにわのにわ」のチケットが同時刻に取れなかったこともあり、3人と2人に分かれて行動。

 なにわのにわに並んでる間に紅茶牛乳。美味しかった!!日本でも売って欲しい

入口から出迎えてくれる、なにわ男子さん。昨日から普通に観光しかしてなかったから、一気に「今回って遠征だったんだ…!」と感動を覚える。

すごい、台湾になにわ男子がいる

私は2022年からのファンなので、「なにわのにわ」という展示施設自体が初めてだったんだけど、初心LOVEの衣装を見れたのが一番嬉しかった。
彼らの纏うピンク色の衣装には優しさの中に、「唯一無二の輝きを背負っていく」という強い意志が秘められている。
蜂や蝶が舞い、花が芽吹く一瞬の時が描かれている大橋くんのネクタイをじっくり眺めながら、とうとう彼らが大阪を、そして日本を飛び出してしまったんだ、という距離を感じたのもこの時だった。

今回の展示の中で一番時間をかけて観察した、大橋くんの初心LOVEネクタイ

普段、彼らの肖像(広告等公に設置されているもの)と、自分自身が同じ画角に入ることはないんだけど、せっかくなら来たぞ台湾、という気持ちも残しておきたかったので大橋くんと丈くんのパネルとの2ショットを撮影した。
カメラロールに残った自分の表情を見て、「これが普段私がなにわ男子を見ている時の表情なのか……」と俯瞰的に見てしまった反面、自分が思った以上に楽しそうにしていたことに驚いた。
2021年にちょっとしたメンタルヘルス不調に陥ってしまい、カウンセラーに「好きなものはありません」とキッパリ発言した自分からは想像もつかない進歩。

外に出てもまだまだ写真を撮影した。着飾った女の子たちは悔いのないようにシャッターを切っている。

この日、この時間帯の来場者はほぼ日本人だったので、知らない者同士だけどお互いに写真を撮り合ったりもした。
とある若い女性2人組に撮影をお願いしたら、私たちがいそいそとアクスタやらドリンクやらの画角をあーだこーだと言いながら調整している様子をカメラ画面越しに画面収録してくれていて、なるほどこんな準備段階すらも思い出になるのか!と感心してしまった。これって「Snap!」の世界観だ。

この状態で画面収録しながら写真を撮影するんだって

ランチタイムとプレゼント

後半組の2人とバトンタッチし、3人で近くのフードコートに入った。
言葉が通じないなりに「健康的な素材を多く使っている」というコンセプトの汁なし麺のようなものを食べたがなかなか美味しかった。Googleの評価を見ると平均星5。台湾ってどこの店を調べても星4以上の店しかないんだけど、渋谷とか新宿に蔓延ってるようなぼったくり居酒屋とか存在しないんだろうか?

突然、隣のカップルの女性の方が声をかけてきた。聞くと、「このフードコートの中でも有名なお店のスイーツなんだけど、もう閉まってるから私たちの分をお裾分けしてあげる」というなんとも日本ではあり得ない展開。最初押し売りされてるのかと思って「お金は?」と聞いたら「Present!」と満面の笑み。突然の「いい人すぎるよ展」開催に伴い、彼氏も呼んで5人で写真撮影した。
ハードパンとクッキーの間みたいな硬さで、中に甘いキャラメルが入っていて美味しかった。

調べたら朝ご飯で有名な「阜杭豆漿」のキャラメルパンだった

その後、本当は迪化街に向かおうと思っていたんだけど、華山1914文化創意產業園區が思った以上に面白い施設で、ギリギリまで見物することにした。

小日子」という台湾のライフスタイルマガジン(hanakoとか&Premiumの雰囲気をまといつつ、Tokyo Graffitiみたいな一般人の暮らしぶりをフィーチャーしている雑誌)のポップアップショップがとても素敵だった。刊行されてから随分長いみたいで、壁一面のバックナンバーの多さに驚き。
未来市で夜のお供にとフレーバービールや、Bleu&Bookでリソグラフ印刷のZINEを購入した。
正直ここだけで一日いられる位、刺激的で楽しい空間だった。

素敵な場所で、なにわのにわを開いてくれてありがとうー!

いざ台北アリーナ

そろそろ一旦ホテルに戻るか、とUberアプリでで6人乗りのタクシーを呼んでみたらバンが駆けつけてくれる。5人だったら十分に乗り切れた。ホテルまで10分の距離で一人当たり200円もしないし、台湾はタクシー駆使して回っても良さそう!事前にアプリをDLしておくと便利。

一旦荷物を全てまとめて、ライブグッズのみを持参して台北アリーナまで徒歩移動。ホテルと会場が近いから、これができるのがすっごい楽だった!
開演の1時間前に到着して、グッズ引き取りと本人確認。観客の7割ぐらいが日本人以外のなにふぁむだったのでは?と思うくらい、あちこちで聞きなれない言語が飛び交っている。
海賊版のペンライトを堂々と売ろうとして警察にしょっぴかれてるおばちゃんもいて、商魂たくましい……。

金色の星が空に輝いている

さて、肝心のライブについては別の記事でまとめることにします。色々なことがありすぎて正直まだ頭の整理がついておらず。
「Live in the Moment」で、自分でもびっくりするくらい泣いてしまった……。


ライブが終わった後は外観の撮影タイム。
台湾の女の子たちが声をかけてくれて、写真を撮ってくれたんだけど、カメラを構えると周りの女の子たち(多分知らない人たち同士)もサッとスマホのライトを光らせてくれて、その上「イイヨーカワイイヨー」と言ってくれる。なんて優しいんだこの国のふぁむ達は…!
その分「ワタシモ トッテホシイデス〜」と積極的にお願いしてくれるのでこちらも嬉しくなって撮影する。そしてまた私たちのカメラロールに知らない人の写真が増えていく。

かわいい現地みっちー担の撮影隊と化す私達

りゅちぇ担のフォロワーさんは、現地りゅちぇ担の女の子から「ハンドメイドの推し活アクセサリーをもらって欲しい」と声をかけられていて、自然と異文化交流がスタートしていた。昨日の夜市での出会いといい、すごい。もし日本でなにわの公演やってて、海外の人が大橋くんのうちわを持ってても、私は声をかけられない気がするよ……。
開催国(?)ということもあって、台湾のなにふぁむからちょっとしたプレゼントをもらった日本人のなにふぁむも結構いたみたいで、海外のライブの時にはそんな時のちょっとしたお礼のようなプチギフトみたいなものを渡せたらいいのかも、と思った。

最高のアジアツアー開幕だったよー!

健康状態を心配されるふぁむ共

台北アリーナから二駅の「饒河街観光夜市」に行こうと思っていたんだけど、現地ふぁむたちと交流していたらあっという間に22時を過ぎてしまい、ホテル近くの小さな夜市で食事をテイクアウトして、昼に買ったビールを飲もうということになった。
遼寧街夜市」という海鮮が有名な夜市で、一気に色々なものが注文できそうなお店でイカの煮付けや海鮮オムレツなどを頼んでいたら、注文を聞いていたお姉さんが、Google翻訳経由で「緑の野菜は食べないのか?」……お母さん!
目についた空芯菜を選んだんだけど、美味しいよね!西畑大吾さんのお口にもあっていたようで嬉しいです。

そして部屋でなにわ男子さんの初アジアツアー開幕を祝って乾杯。
渡航中で見られなかった「なにわAぇ風吹かせます!」をTverで鑑賞しながら最高の夜を過ごした。

ずっと「本当に明日帰るの?」「飛行機乗りたくない」「なにわ男子さんあと1週間ぐらいやって欲しい」とか言ってた気がする。全然時間が足りないな!

帰りたくないよ〜〜〜!!