万有引力

WEBライター。INTP-A(論理学者型)のHSPで、なんでもかんでも考察、分析してしまいます。歌詞や詩やセリフや名言が大好きで、ボーカロイドに歌詞を書いていたこともあります。両親が他界して、もう二度と親孝行も出来ないので、せめて誰かのお役に立てればと記事を書いています。

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  • なぜ○○なのかシリーズ

    心理や社会の現象について、その理由を分析、紐解いていきます

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詩を書くことは恥ずかしいことじゃない

 ネットの普及によって、人の心は変化したように感じる。それは、思い込みづらくなったというものだ。  例えば、心霊現象とはなんなのだろうか。全く心霊を信じていない私にとってみれば、思い込みの産物に過ぎない。ネットの普及は、本来影響を与えるはずのないこの心霊現象にすら、皮肉なことに影響を与えているように感じる。  つまり、あらゆるものがはっきりするようになったということだ。古い映像、画質の粗い映像だからこそ、不可思議な現象が映り込んだり、もしくはそう思い込める余地があった。想

    • なぜ人間は他人を傷つけるのが好きなのか

       もし自分が透明人間になり、人や物に触れることすら出来なかったら、自分が存在することを証明することができるでしょうか。  おそらく、とてつもない孤独感に襲われるでしょう。誰かに声をかけても反応はなく、呼び止めようと肩を掴もうとしてもすり抜ける。石を拾って誰かに投げつけようとしても、そもそも石を掴むことすらできない。誰かにイタズラしようと足を引っ掛けてもすり抜けるし、ムカついて怒鳴り散らしても誰も無反応で、笑顔のまま世間話を続けている。次第に自分が本当に存在するのか不安になる

      • 人間という、働きアリ

         「良い人」とは、「都合の良い人」である。  優しい人が良い人なのは、その方が自分にとって都合が良いからだ。人間というものの出来の良さは、とどのつまり自分にとってどれだけ都合が良いか、もしくは誰かにとってどれだけ都合が良いかによって決定される。  つまり、我々は誰かにとって都合が良くてはならないのだ。誰かの役に立たなければ、人間という製品であるところの我々は意味を成さない。ちっとも吸引力の無い掃除機と変わらないのだ。誰かの役に立たなければ、”良い人間”に成れない。  例

        • 本当は「偉い人」なんていない

           「俺を誰だと思ってる! 〇〇の社長だぞ!!」  私が空港で働いていた時、そう騒ぐ中年男性が居た。  手荷物検査に引っかかって、ポケットの中を出してくださいだとか、ベルトを外してくださいだとかお願いしていた時のことだ。直接私が相手していたわけではないが、そんなことを言う人間が漫画以外に居るのかと驚いたのを覚えている。  彼は、きっと狭い世界の中で生きてきたのだろう。狭い世界、会社の中で偉くなって、誰も自分に逆らわなくなった。その狭い世界が世界の全てなのだから、世界中の人

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        記事

          「いじめられる方にも問題がある」は論理的におかしい

           私はとある事情から、議論や論理学に普通の人より詳しい。  私が精神分析で”論理学者型”に分類されているのも関係しているかもしれないが、他の論理学者型に会ったことがないのでサンプルがなく、検証できないのは残念だ。  そんな人間だからこそ、よく世間で言われている議題や問題の瑕疵に気づきやすい。ここで話すのは、よくある「いじめている方といじめられる方はどっちが悪いか」という話題における、「いじめられる方にも問題がある」という論調についてだ。  はっきり言って、この論調はレス

          「いじめられる方にも問題がある」は論理的におかしい

          今年の風邪にかかった私のたった一つの失敗

           う〜〜‥‥痛いよぉ〜‥‥喉が痛いよ〜‥‥。喉が痛すぎて1時間おきに目が覚めるくらいに痛いよぉ‥‥。  う〜〜‥‥熱いよぉ〜‥‥体が熱いよ〜‥‥。タタリ神になる直前のオッコトヌシぐらい体が火のように熱いよ〜〜‥‥。  普段から健康には気を遣ってるのにさ〜〜、お腹を冷やさないように常に腹巻きをして、飲み物は水しか飲まないのにさ〜〜。  たった一つの油断でこんなことになるなんて酷いよぉ〜〜。  一人暮らしには堪えるよぉ……誰か薬とあったかいうどん持ってきてよ〜〜。  こ

          今年の風邪にかかった私のたった一つの失敗

          多様性を認めるには、多様性を認めるわけにはいかない

           昭和の終わりである63年生まれの私は、ゆとり教育の始まりの世代だと思います。私が小学生の時に「ゆとり」の時間ができ、土曜日が短縮授業になりました。  だから、私より年下はゆとり世代以降で、私より年上はゆとり教育以前になるわけです。ちょうど狭間で生まれた私から見える景色は、随分とわかりやすいものです。後ろにはゆとり教育世代の後輩が居て、前にはゆとり教育ではない先輩がいるわけですから。  私は縦社会が嫌いです。権威というものを強く嫌っているからです。私は誰が言っているかに関

          多様性を認めるには、多様性を認めるわけにはいかない

          子供には麻雀をやらせるべきでは?

           私に子供が出来たとしたら、是非とも麻雀をやらせたいです。麻雀は頭が良くなる要素を多分に含んでいると思っています。  あまり麻雀に馴染みが無い人にとっては、「賭けてやってるんでしょ?」「ギャンブルでしょ?」「なんか不良しかやってない気がする」みたいなイメージがあるのではないでしょうか。タバコの煙でモクモクした暗い雀荘をイメージする方もいるかもしれません。  しかし、麻雀はシンプルにゲームとして面白く、私はほぼアプリでのみやっています。今回は、雀魂という最も人口が多い麻雀ア

          子供には麻雀をやらせるべきでは?

          なぜ毎年誕生日に花束を贈る彼氏は浮気しそうなのか

           姉の友達にそんなことをする人がいると聞いた時の最初の感想は、「なんだか嘘くさい」でした。  みんなはどう思うのでしょうか。本来はマメだとか、「愛されてるね」と思うべきなのでしょうが、私はどうやらそこまで純粋ではないようです。  その理由を言語化していこうと思います。 予定調和感 そもそも、花束を贈りたいと思うことなんてあるんでしょうか。私は贈ったことがないのでわかりません。確かに、もし送ったとしたら喜ばれることもあった気もします。でもそれは例えばプロポーズとか、よほど

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          12年間片想いした結果

           生まれた時から好きだった。  そう言っても過言ではないだろう。なにせ、物心ついた頃にはもう好きだったのだ。3才か、それとも4才か。厳密には覚えていない。そこから高校1年生まで、約12年片思いするとは、当時夢にも思っていなかった。  12年”も”好きでいたからか? いや、そうではない。12年ぽっちでこの想いが途絶えるとは夢にも思っていなかったのだ。 幼馴染、クラスのマドンナ 改めて考えると、相手はどこにでもある漫画のヒロインのような設定だった。才色兼備、眉目秀麗、スポー

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          チェンソーマンはおっぱいバレーだと思っていた

           正直、はじめはイマイチ面白くないと思っていた。  というのも、私はチェンソーマンの作者、藤本タツキさんの作品で「ルックバック」という短編を読んだことがあり、その期待を超えて来なかったからだ。  「ルックバック」は、短編であるにもかかわらず逆転に次ぐ逆転、ミスリードに次ぐミスリード、読者がてんてこまいになるほどの脅威的な展開と斬新なストーリーテリングだった。それを読んだ時、私は「この作者……出来る……ッ!!」と心の中で驚愕していた。  だから話題作でもあるチェンソーマン

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          HSPの人は普段こんなことを考えている

           HSPとは、簡単に言うと先天的に繊細な人のことです。一昔前にHSPを扱った「繊細さん」という本が話題になったので、知っている人も多いかもしれません。これから話すことは、HSPの人は「わかる!」と思ってもらえるかもしれませんし、HSPでない方は自分には関係ないと思うかもしれません。ただHSPは人口の15%〜20%いると言われているので、あなたの身近にも必ずいると言って過言ではないでしょう。自覚がない可能性もありますが。  今回はHSPの私が普段どんなことを考えているか、どん

          HSPの人は普段こんなことを考えている

          母の最後の晩餐は、なか卯のうな重でした。

           最後の晩餐は何がいいか、ということを一度は考えたことがあるのではないでしょうか。みなさんは何がいいですか?  考えたことはあるけれど、実際に最後の晩餐がなんだったかを知る機会はあまりないでしょう。  今日は、亡くなった母の誕生日です。だから少しだけ、その話をしようと思います。 入院前夜 ある日仕事をしていると、姉からラインが届いていました。私の職場の連絡先がわからなかったためラインをしてきていたのです。その内容は「お母さんが倒れた」から始まる内容でした。  私はすぐ

          母の最後の晩餐は、なか卯のうな重でした。

          なぜ津軽海峡冬景色の歌詞は素晴らしいのか

           歌詞の良さは、わかるフリをしなくていい。安心していい、みんな本当はわかっちゃいない。もちろん私がわかっていない所もあるだろう。わからないなら「わからない」と言うことが大切だと私は思う。だから仮に今わかっていなくても、これから分かればいいだけだ。  私は私に出来る範囲で、私にわかることを説明する。逆にもしそれを知らず、わかることが出来れば、歌詞はもちろん、あらゆる文章表現に対する見方が変わってくるのではないだろうか。  読者の年齢層がわからないので、知らない人もいるだろう

          なぜ津軽海峡冬景色の歌詞は素晴らしいのか

          愛と恋の違いを真顔で考えてみる

           大人になってまで、愛と恋の違いについて語る人は少ないだろう。みんななんとなくわかったような顔をしていて、なんとなくわかったような顔をしなければいけない顔をしている。  しかし、本当に愛と恋の違いについてはっきりとした解釈を持っている人はどのくらいいるのだろうか。  かくいう私ははっきりと区別しているが、それを言語化しようとすると中々に難しいものがある。今回は異論反論の湧きそうな、暴論極論満載な私の持論について語っていこうと思う。 恋とは、病である  まず前提として話

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          なぜ人間はいじめが大好きなのか

           いじめはしていないと、あなたは言うだろう。  しかし、私はいじめをしていない人間を見たことがない。  なぜなら人間はいじめが大好きだから。 弱い立場の人がいれば嬉しい  私の言ういじめとは、弱い立場を利用してマウントを取る行為だ。  例えば、YouTube。例えばブロガー。例えば有名人。例えば店員。何かを提供する立場にある人は全て、弱い立場の人間である。  つまりYouTubeの誹謗中傷コメント、店員への横暴な態度。これらも私の言ういじめに当たる。人間は弱い立場

          なぜ人間はいじめが大好きなのか