『人生で1度は聞くべきボカロ曲』 これからボカロにハマろうとしてる人へ!!!
高校時代のプレイリストがボカロで埋まっていた私が思う、『人生で1度は聞くべきボカロ曲』を5曲ご紹介します。
これからボカロを聴き始めようとしている人はもちろん、もうボカロが好きだという人は、ぜひコメント欄でオススメを教えてください!!!
それでは、どうぞ_____
天ノ弱 / 164
僕がずっと前から
思ってる事を話そうか
友達に戻れたら
これ以上はもう望まないさ
ボカロ好きが満場一致で認める超名曲。
現在の再生回数5206万回(2024/9/9)。
エレキギターとドラムの疾走感がありつつも、どこか寂しく、儚げなGUMIの歌声に、思わず涙をこぼすこと間違いなし。
少し震えた声など、声の表現力があまりにも高く、『え、これ本当にボーカロイド?!』と疑ってしまうほど。
そして曲に加えたサムネイラストの破壊力。
草木に覆われた廃墟で、一人レコードをかけるセーラー服の女の子。
これに加えて、一人で静かに弱音を吐き出しているような、坦々と語られている歌詞。
もう誰もいない世界で、静かにあの時思っていたことを話す_____
想像(妄想?)が広がる!!!!!そして自然と胸がギュッと苦しくなる。
素直に、自他ともに愛して、真っ直ぐに進みたい、でも進めない人。
ぜひ、聞いてみて。
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Henceforth / Orangestar
あぁ! 泣くな空、心配ない!
終わりのない夜はないね
あぁ 闇はただ純粋で
恐れてしまう私が弱いだけ
ボカロ界のレジェンド、Orangestar様の楽曲です。
現在の再生回数2341万回(2024/9/9)。
わかりますよ、Orangestarさんの楽曲では、他にも『アスノヨゾラ哨戒班』、『DAYBREAK FRONTLINE』、『Surges』、など数多の神曲が存在しています。
そんな中でも、『Henceforth』を押したい。
なぜなら夏が訪れるたびに、聞かずにはいられないから。
眩しいほどに明るい青空______
全身に受ける太陽の熱______
ひんやりとした足元の海水______
白く大きく広がる積乱雲______
首元から背中にかけて滴る水______
この曲を聞いた瞬間、この全てを感じる。
同時に、この夏はたった一度しか訪れないこと、今この瞬間には二度と戻れないことを、当たり前なのに、思い出させられる。
時間と、感情と、経験と、愛情と、今持っているものはいずれ終わってしまう、そんな刹那的な生活の中で、それでもまた来年の夏に向けて一歩踏み出していく。
そんな、切なくも、前向きな曲だと、私は感じます。
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紗痲 / 煮ル果実
上っ面な愛を愛と呼べんなら
如何せん僕はフールみたい
『話したいこともない』って言うから
そこで護身だと気付いたの
打って変わって、今度はダークでお洒落な曲調が特徴的な、煮ル果実さんの楽曲になります。
現在の再生回数1681万回(2024/9/9)。
かっこいい。とにかくかっこいい。
複雑な歌詞に加えて、MVの意味深なストーリー展開。
これは考察せずにはいられない。一説によると、Clayは実は同性愛者の女性なんだとか。ドロッとした恋愛感情に、目が離せない______
ダークな雰囲気を漂わせつつも、テンポの速い、勢いのあるリズム。
そして、表現の一つ一つが、独特で、中毒性がある。
まるで一冊の小説を読んでいるかのような満足感。
思わず走りながら、大声で歌い出したくなる(私だけかも)。
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ヒバナ / DECO*27
終わんない愛を抱いていたくないの
もっとちゃんと不安にしてよ
いないいないばぁで演じて欲しいの
もっとちゃんと応えてよ
DECO*27様の代表曲の一つ、『ヒバナ』!!
現在の再生回数7036万回(2024/9/9)。
美しいアイコンに惹かれ、最初に聴いた時の衝撃は今でも忘れない。
初音ミクの、可愛らしく、同時に魂が震えるような歌声を見事に駆使したこの作品。まさにボカロの魅力を体現したといえよう。
そしてボカロといえば歪んだ恋心!!!
しかも、メンヘラという一言では説明できない、愛に対する複雑な執着心。
正直歌詞の意味を完全に解読することはできない___しかし軽快なリズムに乗せて、連なるワードはセンスがあるとしか言いようがない。
とにかく語感が良い。そして、何かが強く伝わってくる。
そして、いつの間にか、サビの頭にくる「終わんない愛を抱いてたくないの」という言葉に共感を覚えるようになってくる。
そんな天才的な楽曲。
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脱法ロック / Neru
首吊る前に アンプを繋いで
ストラト背負って クラプトン弾いて
テレキャス持った 学生をシバいて
さあ トリップしよう 愛すべき世界へ
MVのインパクトはダントツ一位、Neru様の『脱法ロック』。
現在の再生回数3214万回(2024/9/9)。
最初の印象は、
「なんだこのとち狂ったMVは。」
なんの脈絡もないカオスな画面は、まるで幻覚を見ているよう。
そして、「首吊る前に」と始まる歌詞も、圧倒的にインパクトが強い。
個人的には、「社会不適合者に落ちろ 落ちろ」という開き直った言葉も。
何度か聴いていくうちにどんどん沼に嵌りこんで行き、気がつけば中毒者に______そんな麻薬のような楽曲です。
常識も、倫理観も、社会も、すべて投げ捨てて、ロックに全身を預ける、そんな開放的な気分にさせる。
もう全てがどうでもいい、そう思ったあなたのボロボロな心に、多少なりとも活力を取り戻してくれるのではないでしょうか。
以上、おすすめでした。
年中イキっていこう〜