【Xデザイン学校マスターコース リフレクション】第4回UXリサーチと調査計画と調査実施
8月19日(土)に受講したXデザイン学校マスターコース第4回の振り返りをしたいと思います。
1 ユーザー体験における矛盾の発見は良いこと
ユーザーは見えていることしか見えていないのに対し、提供者(企業等)は未来を見ている。
必ずしも、ユーザーが「欲しい」と思っているからサービスを提供するわけではなく、未来を見据えてサービスを提供している。
それまでのユーザー体験と異なるものであるのだから、新しいサービスに対してユーザー体験に矛盾やギャップを感じるのは良い兆しなのだという。
新しいサービスを提供したつもりで、そのサービスをユーザーが違和感なく受け入れた場合、それに安心し切ってしまうのは危険なのだろう。
「外から観る」観察と「内から観る」インタビューを繰り返し、ユーザーの潜在ニーズを的確に捉えられているのかが試される。
これから、想定ユーザーに対するインタビューを控える。
慎重にインタビュー、そのごの分析を進めていきたい。
2 問いとインタビュー項目の違い
問いを携えて、インタビューをしなければ調査にはならない。
ただし、インタビューはこちらの聞きたいことだけを、相手から搾取するように聞き出すものではない。
インタビューは「対話」であり、終了後にも、相手との良好な関係性を築くものでなければならないとのこと。
そのためには、問いは問いのまま聞くのではなく、質問項目として、相手に寄り添い答えやすくして投げかけるべきである。
そして、いきなり質問するのではなく、ラポールの形成にも気を使い、気持ちよく応答ができるような関係性構築にも気を配らなければならない。
適当ではいけない。誠実に向き合いたい。
3 最後に
今回の受講内容では、ワークがぎこちなくなってしまった。
事前の宿題も綿密にやってきたし、成果物としてのビジョンもメンバー間でも納得感の高いものだった。
ただ、ワークの課題に向き合ったとき、そのビジョンを駆動させることができなかった。
メンバー間の理解度の相違もあったと思うし、ビジョンそのものの強さが足りなかったのかもしれない。
結果として、ワーク内容も積み残しとなった。
次回に向けて、やるべきことが多くあるが、巻き返しを図っていきたい。