個別株の実質利回り vs 不動産投資の実質利回り(BTCF) ~私の狙える狭いエリアの場合~
今は円安でもあり、海外から見ると、
日本株がお手頃と言われているみたいですね。
日本人の私達から見ても、割安な優良株はあると思います。
不動産投資については、私の狙えるエリアでは、
残念ながら賃貸用の単身者向けのライバル物件が増え、
物件も高くて手ができません。
金融投資
昨年後半から、割安株だと思うものをいくつか試しに購入してみました。
3月決算の会社が多く、この一週間で、
個別株の株主総会お知らせの郵送物がたくさん届きました。
配当金の実質利回りがどのくらいなのか、
ちょっと気になり確認してみました。
実質利回り
よく個別株のページをみると、配当金利回りが記載されています。
私の場合は、個別株は特定口座の購入になるため、税金が20%引かれます。
実際にいくらになるか計算してみました。
現在価格が100株当たり50,000円の株です。
今回の配当金が100株当たり1,050円。
受取額:1,050×0.8=840円。
年間配当:年2回なので、840×2=1,680円/年。
50,000円に対する実質利回りは、3.36%。
(個別株情報ページでは税金が含まれないので、配当利回り4.3%でした)
不動産の場合
いまみなさん見ている不動産物件、いかがでしょうか。
私が狙えるエリアでは、新築の表面利回り3~6%。
築古中古の木造でも、表面利回り5~6%が多いです。
(新築とあまり変わらん)
これはあくまで表面利回りです。
利回り
初めての投資用不動産の物件を探す時、
「物件チラシの利回り(表面利回り)ばかり気にしてしまう」
というのはよく聞く話です。
シュミレーションするべきは、
表面利回りではなく、実際の毎月の手残りがBTCFになります。
実質利回りで考えると‥?
表面利回りから、管理費や入退去に関わる費用、固定資産税や電気代、
銀行への年間返済も差し引いた金額がBTCFです。
この実際に手残りの利回り、いくらになるでしょうか?
借入金利にもよりますが、
例えば、表面利回り6%だとして、ざっくり2.5~3%でしょうか。
考慮されていないこと
上記の実質手取り利回り想定2~3%は、満室の場合の計算です。
これだけ物件が多い都心では、満室経営を継続できるとも限りません。
空室が増えると、それだけ収入≒利回りに影響してきます。
結果
あくまでいまの狭い私の狙えるエリアについてですが、
不動産物件と個別株を比較すると、個別株が勝利です。
注意点
上記の計算に含まれていない、初期費用として大きな費用は、
仲介手数料や登記費用、不動産取得税。
空室が何部屋なら耐えられるか、
しっかり周りの空室状況のチェックが必要だと思います。
私の狙える狭いエリアでは、新築・中古に関わらず、空室が増えています。
大きな額の借金をして、初期費用でいくらかの現金も必要な上、
月々も薄いキャッシュフロー、
空室やトラブルが発生すると、回らなくなります。
業者さんに提示されてシュミレーションではなく、
まずは自分で計算してみるのがお薦めです。
*下記のサイトでお薦めの書籍等をご紹介しています。
よろしけば、覗いてみてください。
個別株の実質利回り vs 不動産投資の実質利回り(BTCF) ~私の狙える狭いエリアの場合 ~ – 晩酌ママ (banshaku-mama.com)