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友人が賃貸物件探し、お部屋探しをする方へのメッセージ・・・1


仕事の仲間が、数カ月前に結婚しました。

昨日、お部屋探しの時の話を聞いたので、少しご紹介させていただきます。

部屋探し

結婚を機に、お部屋探しをしていました。

部屋を探す時、「随分アナログだな~」と感じたと言っていました。

いや、そうだと思います。

だって基本は紙で物件を紹介し、契約も基本は紙で交わしています。

保険や保証会社の申し込みも紙ベースです。

VR内覧も増えましたが、「寝に帰るだけの一人暮らし」の場合は、良いのかもしれません。

しかし夫婦やご家族で住むとなると、知らない街であれば尚更、現地を見て周辺状況含めたお部屋探しをしたいようです。

礼金&敷金

そこで礼金と敷金の話になりました。

通常、お部屋を探す時は家賃以外に気になるのが、「礼金〇カ月、敷金〇カ月」。

これで初期費用の総額が、ずいぶんと変わってきます。

首都圏では礼金2カ月、敷金2カ月がスタンダードでした。

しかし今では、礼金ゼロ(敷金もゼロ)物件も増えました。

(保証会社の利用が一般的になったからかもしれません)。

・礼金:家主への謝礼のようなもの。退去の際に、返ってきません。

・敷金:家主への預かり金。退去立合いで修繕が必要な場合、敷金と支払っていた金額から修繕費が引かれて返金されます。

経理処理上も、敷金は「売上」ではなく、「預り金」です。

収益物件を売却する際も、敷金は入居者さんからの「預り金」のため、預かっていた分を買主さんへお渡して清算します。

敷金の引継ぎとも言います。

敷金&クリーニング費用??

クリーニング費用は、敷金ゼロ物件で設定されていることが多いです。

経理上、クリーニング費用も売上ではなく、「預り金」です。

今回、友人は敷金1カ月+クリーニング費用を支払ったとのこと。

敷金で預かっている場合、クリーニング費用は不要だと思います・・。

賃貸契約締結後

物件を紹介~賃貸借契約締結まで、クリーニング費用について一度も説明がなかったようです。

厳密には、賃貸借契約締結後、クリーニング費用が必要だということを知らされたようです。

(知らされていなかったということは、きっと賃貸借契約書にクリーニング費用に関する記載もなさそうです)

ただ、早く決めたいし、探しなおすのも手間が掛るので、契約を進めたようです。

違反である可能性も?

これは重要事項説明の点で、少し怪しい感じです。

相手が詳しい契約の流れや情報を知らないことを良いことに、醜い現場がまだまだあるのだと思います。

これは別の業界でも言えることですが・・、その確率が「業界的に高い??」ような気がしています。

春は引っ越しシーズン

年が明けると、春に向けて引っ越しシーズン到来です。

経年劣化については、入居者さんは支払う必要はありません。(今回賃貸の部屋を探して引っ越した友人が、細かな償却年数を調べていました)

また礼金は返ってこない、大家さんへの謝礼のお金です。

その他、ネットで検索すると色々と出ているので、業者さんの言う事を鵜呑みにせず、一度チェックしてみてください。

客付け会社さんは手数料ビジネスです。

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