六本木の小さな劇場で。
こんばんは、日本酒でほろよいの万里です。
嘘です、結構寄ってます。平日の真ん中に飲む日本酒、たまらない。
さて、今回は今江大地さん主演の『ル・ゲイ・マリアージュ愉快な結婚』を
観劇いたしましたので、その感想をちまちま書いていきます。
酔っぱらっているので、どうぞ色々ご了承ください。
まずは、登場人物
アンリ・ド・サシー 今江大地
ドド 富本惣昭
ノルベール 緒形敦
エドモン 岡森諦
エリザ 清水麻璃亜
たぶん、名前あっていると思う。違ったらこっそり教えてください
次はあらすじ。
舞台はフランス。アンリは女好きのモテ男です。そんなアンリの叔母が
亡くなり、遺言で「1年以内に結婚したら遺産をあげる」と告げます。
とんでもない金額のお金は欲しいが、女の子全員を平等に愛するアンリは
結婚なんてしたくない!
そんなときに、弁護士で親友のノルベールから「男と結婚すれば?」と
提案されます。そう、恋愛結婚が無理なら形式上の結婚をすればいいと。
でも、遺言には「結婚して1年は同じ家にいるかいつでも公証人が監査に
きてもいい」と書かれています。最低でも1年は一緒に住んでくれる人……
そこで2人が思いつくのが、ドド。
失業中で、両親の喧嘩に嫌気を差している2人の親友です。
2人はドドに事情を説明して、晴れて2人は偽装結婚をします。
しかし、アンリは「ド・サシー家」十字軍に参加した貴族の末裔です。
アンリの父、エドモン(めっちゃ宗教が好き)に知られるわけにも
世間に知られるわけにもいきません。
アンリとドドはノルベールの手続きのもと、こっそりと結婚しました。
まあ、当たり前に平穏な結婚生活が1年も続くわけないんですけど。
セクチュアル?というゲイ雑誌に載ってしまった2人は、
一躍有名人。アンリがサシー家であることから、身分の差を超えた結婚
なんて騒がれ、アンリは会社の人にまで結婚していることがバレます。
この世の終わりと思ったとき、アンリの父エドモンが家にやってきます。
というところでいいかな?
ここから、ドタバタと誤解が誤解を生んで嘘と冗談と誤解で
ぐっちゃぐっちゃぐちゃのミキサーがけにされます。笑
家柄、同性愛、家族関係、結婚、離婚
考えようと思えば社会派的な考え方もできますが、
今回は100%コメディーとうかがいました。
初見は正直戸惑って、どこで笑っていいのかわからずに困惑。
でも、なんとなくあの200人ほどしか入らない小さな劇場で
お客様の笑い声が聞こえてくる感覚が、どこか懐かしくて
空間としは心地よかったです。
劇場はこちらです。
ここで、私のルーティンなのですが、観劇した後に出会う
全てのスタッフの方に「あざっしたー!」と部活帰りの学生のように
挨拶をしています。お会いできないスタッフの方がいる中で
お会いできるスタッフの方には感謝の言葉を伝えたいからです。
今回も、いつも通り色んな人に「あざっしたー!」と言っていました。
すると、とあるご婦人のスタッフの方から
「どうだった?」「笑えた?」とまさかの返答。
返事が返ってくることすら珍しいなか、質疑されると思っておらず
とても動揺してしまって、でもなんとなく嘘はつけなくって
「劇場で、声を出して笑えるこの空間が素敵でした。」
とあたりさわりないことを言います。
ご婦人はにこりと笑い、「またぜひ来てくださいね」と
言ってくださったので、恥ずかしながら「あと2回は確実に来ます」
と謎の宣言をして、「そのときは感想を教えて」と言われました。
孤高のオタク、まさかの現場で会話をすると思っておらず
声が震えていたに違いありません。
そのあと家でふと考えて、検索をするの。
……あの人、プロデューサーじゃない???
次回。プロデューサーさんに挨拶する図々しい私。
今日は眠くなったので、この辺りで。おやすみ~
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