特にオチもなくカラス #01
【近況を六〇〇字程度で、とのこと】
そういうシーズンであるのでカラスがナーバスになっている。
先日も「カラスが子作りをしているので頭上にご注意ください」という張り紙を見かけたが、張り紙の下でなんらかの鳥のヒナが息絶えている。カラスかもしれない。カラスではないのかもしれない。
なんとなく「おしめえだー!」などと思い思わず頭上を警戒する。
思い思わず、とは。
という経験に前後して以下のようなツイートを見かけ、
ボノボでこうなのだからカラスなんかなおのことすぐに自分のヒナなんぞ食べてしまうのだろうという想像が湧く。飛んでいるスズメを追っかけ回して口にいれるくらいなんでもないからな、あいつら。
またちょっと前にゃ、神社の鳥居の脇の柵にとまったカラスがネズミを引き裂いてバリバリ食っておった。ちゃんとバリバリという音がする。
われわれもサイズによってはバリバリ引き裂かれて食われておったろう。
最近はカラスばかり気になっている。たぶん生に満ち溢れているからだ。しょぼくれたカラスというのは見たことがない。近くにいるのをまじまじ見てみると、やはりつやつやとしている。
最近は命が衰えているのか、例えば咲き誇ったサツキの花壇とかをみても感動してしまう。ぢぢいばばあどもが花の写真ばかり撮って送りつけてくるのか謎だったが、生命への畏怖だということが最近わかってきた。
あと同様の理由で黒ギャルが好き(性癖)。
みなさんのおかげでまいばすのちくわや食パンに30%OFFのシールが付いているかいないかを気にせずに生きていくことができるかもしれません。よろしくお願いいたします。