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【ネジ仕入先会合】

大阪のネジ問屋による2年に一度の一泊二日の会合に出席した。前回は2019年だったが、コロナの影響で今回の開催は5年ぶりとなり、たまたま名古屋で行われた。

名古屋のお客のためにわざわざMarriottホテルを用意していただき、1日目の懇親会では徳川園でコース料理を堪能した。

大阪の企業は、意外にも感染症に対して保守的な動きを見せるところが多く、この仕入先もその一つだった。そのため、営業訪問の機会が減り、仕入額も上向いているわけではなかった。

1日目は会合があり、新製品の紹介やネジの新JIS規格への移行についての話があった。非常に有意義な内容で、この年齢になってからか、あるいは向上心が出てきたのか、以前よりも興味を持って話を聞いている自分に気づいた。こうした業界の情報を取り入れないと、会社の方向性も決められないと感じ、こうした機会の重要さに改めて気づかされた。そして、その情報を従業員にも伝える予定である。

今回のもてなしを受け、仕入先に対する感謝の気持ちが蘇り、恩返しをしなければという思いが湧いてきた。また、直接会って話すことの大切さも再認識した。営業は訪問し、対面で話すことで、初めて気持ちが通じるものだと改めて感じた。

最近は異業種交流会への参加が増えていたため、同業種の会合は久しぶりで新鮮だったが、懇親会では異業種交流会で培ったコミュニケーション能力が活かされたとも感じた。同業種の方々の中にも、非常に熱心に商売を良くしようと取り組んでいる方が多く、良い刺激を受けた。

今回、仕入先は会合の準備に多大な労力をかけてくれたに違いなく、その実行に対して感謝したい。新しい商材を売ることで、何とか商売に貢献したいと心から思った。最近は異業種交流会で運営側に回ることが多いため、運営の大変さも理解できるが、歴史あるこの会合が今後も続いていくことを願い、感謝の気持ちを新たにした。

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