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なぜイギリスへ、YMSにくすぶる、コッツウォルズから学ぶはライフ

映画とかアニメ見る? まったく見ない
本読む まったく読まない
家にいる時なにしてんの? 何もしてない
普段何してんの? ・・・

日本の友人とイギリス生活について話すのは大事な作業
現状に悩んだり、苦労したりしたり、満足できておらずもう一歩先へ進みたかったり、燻っていたり、皆それぞれ課題を持っているように思うが、自分は何を成し遂げるためにどんな目的で来たんだっけと平凡に過ぎる日常から考えさせられる

まず初めに渡英を決めた目的を確認しよう

1番は何も考えず何も期待せずに目先の事に集中して思いっきり楽しむこと

次に現状を確認しよう

毎日決まった時間に起きて、働き、料理し、フラットメイトと会話し、寝る
健康的で淡々と過ぎる日々から負荷のない余裕をもった充実を感じる
YMS生活は折り返し地点を過ぎ、残り9ヶ月となった今も尚、将来の見通しや焦りは生まれていない

英語の上達、ワーキングビザの獲得、ヨーロッパ巡り
様々な目的で渡英する人がいることには何の疑問も感じないが、私自身は単身で海外へ拠点を移し生活するだけで精一杯だし、なにより日常から新しい発見や豊かさを日々感じている
もちろん英語力だって観光だって将来へのオファーだって目標といえば目標であるが、自分の性格と今までの人生を見つめた時に、毎日というかイギリス人生のほとんどの割合を占めるこの基盤を疎かにして、次のステップへ進んだり、何かを達成できるとは到底思えない
海外で生活することは、そんなに単純で簡単なことではないと言い聞かせ続けなければならないし、当たり前のように過ぎてゆく海外人生は誰かに褒めてもらはなければならない

この今のところ順調に進んでいると判明したイギリス生活は、場所が大いに関係しているはずで、もしこれがロンドンでの生活であれば燻っている自分が容易に想像できる

私の住むチッピングノートンはコッツウォルズの北部に位置する小さな町で最低限の生活をするにはぴったりの規模感であり、人混みや娯楽
は一切ない代わりに広大な土地からはゆっくりと流れる空気感が、
住む人の距離感、家や店や町の間隔、仕事、それら全てからほんの少しの幅、余裕を感じる

このほんの少しの幅が心の余裕に直結して、イギリス人生を豊かにしてくれていることは間違いないし、毎日、明日という未来を想像させてくれる

もし、机上のロンドン生活を送る私のようにYMSに燻っている人がいるとしたら、私から見えるイギリスの景色を一度案内してあげたいとふと思った

2024.12.18





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