Diner ダイナー
まなてぃーの映画レビュー です。
※2021 1/1時点でアマゾンプライムでみれます。
Diner ダイナー
藤原竜也と蜷川実花監督が初タッグを組み、平山夢明の小説「ダイナー」を映画化。元殺し屋の天才シェフ、ボンベロが店主をつとめる殺し屋専用の食堂「ダイナー」。日給30万円の怪しいアルバイトに手を出したばかりに闇の組織に身売りされてしまった少女オオバカナコは、ボンベロに買われウェイトレスとして働くことに。ボンベロが「王」として君臨するダイナーには、全身傷だらけの孤高の殺し屋スキンや、子どものような姿をしたサイコキラーのキッド、不気味なスペイン語を操る筋肉自慢の荒くれ者のブロら、ひと癖もふた癖もある殺し屋たちが次々とやって来て……。ダイナーの店主ボンベロ役を藤原、物語の鍵を握る少女オオバカナコ役を玉城ティナが演じるほか、窪田正孝、斎藤工、小栗旬、土屋アンナ、奥田瑛二ら豪華キャスト陣が殺し屋役で出演。
監督:蜷川実花
原作:平山夢明
脚本:後藤ひろひと、 杉山嘉一、 蜷川実花
総合評価 55点/100点
ストーリー★☆☆☆☆
映像美 ★★★★★
意外性 ★☆☆☆☆
お勧め度 ★★☆☆☆
以下ネタバレ含む感想です。
序盤。置いてけぼりを食らう。よくわからないまま話がドンドン進む。キャラの癖が強すぎて導入部分がまったく理解できない。ひどい。藤原達也がでてくると少し説明が多くなって理解しやすくなる。でてくるまでは本当にひどい。理解できない。
中盤。わけの分からない状況も慣れてきて、映像がとてもきれいだということに気付く。色がすごい綺麗。ただやっぱりストーリーはいまいちわからない。"ボンベロが「王」として君臨する”というが、王という感じはまったくしない。ひたすら窪田正孝がかっこいい。
終盤。戦闘シーンがはじまってくるが、正直ださい。キャラのビュジュアルには目を瞑ったとしても、色々不満が残る。そしていきなりなぞのキスをする。恋愛描写はまったくなく、ほれる要素も見当たらない。上司が怖いと思ったら実はいい人だったからってキスする?しないでしょ普通。理解できません。また、一番最後のシーンは死者の日であるが、死者の日についての説明はなし。雑。
総評。終始玉城ティナがかわいい映画。中盤の窪田正孝のくだりは映像も美しくシナリオとしてもよくできていると思う。窪田正孝のくだりを見終わったらそこでみるのをやめてしまったほうがいいかもしれない。このくだりがなければもっと低評価になっていたであろうと思う。導入は意味不明。終盤は強引。ただ映像は最初から最後まで綺麗である。アクションシーンはひどい。見ごたえがなく、かっこよさもほぼない。また、邦画特有の背景音は大きいのに声が小さいシーンがいくつか見受けられる。また玉城ティナと窪田正孝の2人が好きな人にはとてもいい映画であったと思う。藤原達也はいつもどおり藤原達也でした。
原作を読んでみたいと思ったので、実写映画(宣伝媒体)としては成功だと思います。
見れないわけではないけど、人にオススメできる映画ではないと思う。玉城ティナの少しきわどいシーンもまぁまぁでてくるので、家族で見るのも微妙な映画だと思います。
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