見出し画像

お金の歴史〜お金の本質〜

我々人類はお金、つまり貨幣の歴史と共に歩んできました。
しかし皆さんはお金や貨幣についへどのような知識がありますか?

たくさん有れば好きなことが出来る魔法の紙でしょうか?
それとも単なる紙切れ、又は何かの塊でしょうか?

今日はそんな知っていそうで殆ど知られていないお金の歴史そして現在の金融に至るまでの歴史と共に、今後のあなたの生活に大きな影響を及ぼすであろう情報を、ダイジェストでお伝えしたいと思います。
あくまでもダイジェストなので、ご興味を持たれた方は、ご自分で深くお調べになって知識量を増やしていく、そんなきっかけになれば幸いです。

そしてこの情報により、これから起こるであろう金融危機や、あなた自身の資産防衛に少しでもお役にたてれば幸いです。

またこの内容は3部構成とし
【貨幣の歴史と紙幣誕生の瞬間まで】
【現代までに繋がる金融の仕組みと嘘】
【新たなる価値交換と資産防衛に関して】
をお届けしたいと思ってます。
どうか最後までお付き合いください。
よろしくお願い致します。


貨幣の歴史と紙幣誕生の瞬間まで

実際に人類の初期は【物々交換】と呼ばれる方法を用いて価値の交換を行なっていました。
ここで大切なのは、本来のお金の意味とはつまり、【価値の交換】であると言うことを覚えておいて下さい。

しかし物々交換はご存知の通りとても不便でした。どのように不便かは容易に想像できるのでここでは割愛します。

そして人類はその不便さを解消する方法として生まれたのが【商品貨幣】です。
商品貨幣とは布、穀物、家畜といった多くの人にとって共通の価値であり、保存が効くものを交換に用いるようになっていきました。
価値の交換 に【共通価値】【保存が効く物】と言う新しい条件が加わったのです。

しかしこの商品貨幣は人類の繁栄と共に取引高が大きくなれば不便であると言う問題が生まれてきました。

実例で示してみましょう。例えば隣町の村長から300kgの小麦を何かと交換しました。しかし持ち運びも不便、置くところも困る、ましてや腐らせては価値が無くなるので、せっかく交換した意味がなくなるからです。

そこで人類は、更に持ち運びが便利で、壊れ難いものを!として生まれたのが【金属貨幣】です。ここで更に【安全性】【移動の利便性】が加わったのです。

始めに使われていた金属貨幣とは今の貨幣とは少し形が異なる【秤量貨幣】と言われる物でした。つまり、金属で有れば形は問わないので取引の際は、その都度秤量を行わなければならずとても不便でした。

せっかく便利さを追求したにも関わらず、実際の取引は手間ばかりかかったので貨幣はまた形を変え、現在私達にも馴染みがある【鋳造貨幣】と形を変えたのです。

鋳造貨幣はとても便利でした。
予め重さや単位を決め金属を溶かし、指定の金型に流し込んで作られた鋳造貨幣すなわち【硬貨】の便利さは現在、私たちも日頃からその恩恵を受けているのでお分かり頂けると思います。
硬貨はとてもシンプルかつ瞬時に取引が完了する為、多くの国や地域で次々と使われるようになって行きました。

しかしそんな硬貨でもまた、新たな問題が生まれました。
今度は便利過ぎた故に、硬貨鋳造に使用していた金、銀、銅の採掘量が激減したのです。しかしそれでも硬貨はとても便利だったので鋳造依頼はどんどん増えて行きました。
それに気付いていた金細工氏と呼ばれる人々は気付いていながらも自分の儲けを優先し不正を働き、金や銀の含有量を減らした偽硬貨が大量に流通する事になりました。

それにより世界各地で様々な取引や交流が急速に活発化し取引額も大きくなりました。
皆さんも旅行に行った帰りに多くの土産を買った記憶はありませんか?
例えば一生に一度行くか行かないかの土地で見つけた物がどうしても欲しくなったとしましょう。
店主に購入の商談を持ち掛けた際、その店では硬貨しか取り扱って無いと言われたらどうでしょうか?また、その金額が100万円相当だとしたらどうでしょうか?
幸い現地の銀行で日本円を硬貨に変えられたとしても、車や台車が必要になるでしょう。
そしてお会計にたどり着いてもそこから集計作業が始まるのです。
1枚、2枚・・・・・二時間後
すいません 何枚集計したかかわからなくなってしまいました(^◇^;)
なんて店主に言われた日にはきっと誰もが頭を抱え目を塞ぐでしょう。

この頃から急速な経済発展と不正行為により、本来のお金の価値がだんだんと曖昧になっていきました。

そしてそれらの問題を是正する為に金庫屋と呼ばれるビジネスが生まれました。金庫屋のビジネスはとても単純かつ革新的でした。

まず、顧客から金や銀などの硬貨を預かり、いちいち重たい金や銀や硬貨といった現物を移動させる事なく取引が行えるようにしました。紙幣に預かり証明を記載し、いつ如何なる時もその紙幣を持ち込めば、金や銀や硬貨と交換できる証明を発行した。それが【兌換紙幣】です。
そう、つまり価値の交換に【信用】と言う条件が加わり、紙幣が誕生したのです。

このように人類の歴史とお金の歴史は密接に関わり、お金と共に人類も進化してきたのがお分かり頂けたと思います。

価値の交換 つまり お金の本質とは
共通価値 安全性 利便性 信用 の集合体なのです。

【貨幣の歴史と紙幣誕生の瞬間まで】はここまで

次回は【現代までに繋がる金融の仕組みと嘘】

をお届けしたいと思います。
現在の日本の政治がなぜあれほどまでに増税を推し進めるのか?
世界の金融と日本の金融の関係性や作られた嘘等をお伝えしていきたいと思います。

またお読みになりましたら、是非感想をコメントくださると、拡散活動の励みとなりますので、何卒よろしくお願い致します🥺

↓続きはこちら↓



いいなと思ったら応援しよう!