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生きものぬいぐるみを作る時

今のところお知らせにしか使っていないnoteですが、たまにはぬいぐるみ作りについても呟いてみようかと思います。

生きもののぬいぐるみを作るときに、必ず心掛けていることがあります。
それは「その種らしさと可愛いを形にすること」です。

ぬいぐるみ作りには「キャラクター性を重視し、デフォルメする」「リアルさを追求する」どちらの方法もありますが、私は私なりの“理想の中間”を求めてデザインしていきます。

作る生きものが決まったら、写真や動画を多く見るようにしています。
これは種の特徴と個体の個性への理解を深める為です。
写真を見ながら、この子はここに丸みがあると可愛い、こういうポーズだと愛らしい…等と可愛いポイントを考えます。
同時に動画では、手足はどう動くか、頭蓋骨の形はどうなっているか等、動いている姿からその種らしさを考えます。
そして形に起こすのです。

骨格や筋肉、毛などのその種たらしめる特徴を意識した上で個性である可愛い要素を追加していくイメージでデザインしていきます。

また、型紙の数を減らしてシンプルにすればする程リアルさを出すのは難しくなっていきます。
触り心地や縫いやすさの為にも小さいパーツは沢山増やしたくない、それでいてデフォルメし過ぎないように…大事な部分はしっかり作り込んでいきます。

そんな事をごちゃごちゃ考えながら納得のいくまで試行錯誤を繰り返します。
こうして出来上がったのが、BanMofのぬいぐるみたちです。

「この生きものを私の形にしたい!」と思う限り、これからも色々な生きものに挑戦していきたいなーと思います。
次はどんな子が出来るかはお楽しみです。

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ばんば ぱえりあ
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