11/06 シティリーグ振り返り

目次

  1. はじめに

  2. デッキ選択理由

  3. 予選

  4. 決勝

  5. おわりに

1. はじめに

 ガラル!ホドホドです(そんな挨拶はない)。いいえ、ばんめたです。
 この度11/06、トレカショップVOW様( @shop_VOW )にて開かれたシティーリーグにて準優勝というなかなかの結果を残せることができましたので、デッキレシピを勝手に?公開するとともに、マッチアップを振り返っていこうと思います。デッキや立ち回りの解説というよりは、日記のようなものですので、カードの説明等につきましては、できるだけ説明はしますが、紙面の都合上公式のカードリストやご自身の記憶を参照していただけますと幸いです。

 発売より瞬く間にトップTeirに躍り出たルギアは今回どれだけ暴れたのでしょうか。それとももうメタが回ってしまったのでしょうか(画像ですでにネタバレ?)。
総括は、文末にて行いますので、ぜひ読んでいってください。


2. デッキ選択理由

 私が握ったのはアルセウスとジュラルドンのみで構築された、通常アルジュラです。理由は大きく分けて二つ。
 その一、リストにまとまりがあってカードのカウンティングが非常に楽だということ。カードプールが広がれば広がるほど、「〇〇に対して強いこれを一枚入れておこう!」という思考になりがちで、蓋を開ければ回らないなんてよくあること。ポケカは基本BO1なんで事故したら終わり。メタは極力最小限に、ピンポイントにして、それでも他のデッキとやれるデッキという意味での選択です。
 その二、前述のメタ対象として[ルギアVStar]をメタるため。デッキ情報が公式で公開されるようになり、メタが回るのはある程度加速するものではあるものの、やはり無視できない存在です。今までエースポケモンがVMaxで、ハイリスクハイリターンのやり取りをしていた前シーズン序盤から、VStarポケモンの抬頭により、盤面を作り上げていく、そんなゲームに変化しているように感じます。そして[ルギアVStar]は序盤は展開力として、中盤以降はアタッカーとして活躍できるエースポケモンであり、非常に高い盤面製圧力を持っています。[ルギアVStar]それ自体がVMaxを確定2発の火力であり、Vstarはワンパンしてしまう。そんな火力を持っていながらエネ加速は隣のアーケオス君に任せることで、サイドレースを優位に進めることが可能となっています。
 そんなルギアデッキの弱点が、デッキが大きく特殊エネに依存すること、入れ替え札が少なく、ボスやセレナで相手のポケモンを呼ぶことはできてもルギア自身は逃げづらいこと。この2点が挙げられます。ポケモン対戦でいうところの「対面構築」といった具合でしょうか(エアプ)。これに対して、[ジュラルドンVMax]の特性「まてんろう」が刺さります。これを用意できれば、ルギアはアタッカーとしての機能を失うので、不利盤面であっても、ある程度押し返すことができます。そして、[ジュラルドンVMax]をいち早く育てるために何でも持ってこれる、かつ、テンポは速くないながらもだいたいの非ルールのポケモンをワンパンできる最低限の打点を与えながら簡単にエネ加速が可能な[アルセウスV]、[アルセウスVStar]と組ませることにしました。
 じっくり組む場合、アルセウスではなく、Vからのワザのダメージを受けない、[ミルタンク]という選択肢もありましたが、[アルセウスVStar]の四次元ポケットスターバースの便利さに屈しました(こいつ、カーンより便利)。あと、時間は有限ですしね(ここに関してはポケカにおける負の部分だと思いますが、大きく言及はしません)。
 以上の2点から、アルジュラを握って出ることにしました。[ジュラルドンV]を持ってなくて、大会一週間前になって初めてショップに駆け込んだのは内緒ではない話です。微キズで900円の50%オフ、プレイ用と考えるならまずまずの買い物であったと思われます。
 他の候補について挙げ出したらキリがないので、当日のマッチアップへと進みます。

3. 予選マッチング

  • 全四回戦

  • 1.  ミュウ(先攻)+2マリ 0-6

  • 2.  BYE(不戦勝) 

  • 3.  ロストギラティナ(先攻)+1マリ 6-2

  • 4.  ロストギラティナ(後攻) 6-5

  1. ミュウ:いきなり第二候補であった[ミュウVMax]との対戦です。たねポケモンの数が少なく、相手に2枚もアド差をつけた状態でかつ、[ジュラルドンV]でスタートしてしまいました。頑張って先攻1T目に[アルセウスV]にアクセスするも、対面構築上等のデッキであり、逃げることができず、[アルセウスV]を延々と狩られました。何とか[ジュラルドンVMax]まで育てたものの、[ミュウVMax]の貫通技「ダイミラクル」で押し切られ、そのままストレート負け。デッキ選択理由のことろで講釈垂れていた、今のポケカは盤面を作り上げていくゲームだという話はどこ???もたもたしている間に、焼け野原がそこにありました,,,,

  2.  BYE::ある意味一番引きたくなかったマッチング。勝たせてくれるのはいいんだけどオポ(勝利時の評価点)が低くなってしまうので、正直ここからまくっても決勝に上がれない(いわゆるオポ落ち)のではないかと半分くらいあきらめていました。

  3. ロストギラティナ:こちら先攻で完璧な布陣。お相手まさかの[ギラティナV]スタート。[バトルVIPパス]にも触れられず、ギラティナが次元のはざまでもたもたしているところを呼びつけては攻撃を繰り返し順調にサイドを優位に取り進めていきます。しかし、ポケモンを絞りすぎており、お相手サイド4に対してこちら[ジュラルドンVMax]一匹が[ビックパラソル]片手に左団扇で、いや、左ビニ傘で特攻していたところ、最終盤面で[ツールジャマ―]を貼った[ギラティナV]が現れ目の前が真っ暗になりかけました。お相手残り山札が3枚の中身が[ミラージュゲート]、[ギラティナVMax]*2で、難を逃れました。最後のアタッカーを立てるところまでがポケカです。気を付けましょう!!また、ゲーム途中でお相手がキュワワーの特性「はなえらび」を使用した際に手札と一緒にしてしまい、お相手に注意の裁定が下されます。動揺したのか、次のターンもエネルギーを2回つけてしまい、ジャッジから警告処分が下されます。2枚目に貼ったのが[キャプチャーエネルギー]でお相手の方、デッキの底を見てしまう、痛恨のミス。サイドペナこそ発生しなかったものの、巻き戻しを認められたからの寛大な措置であることは明らか。カードゲームの対戦は相手との共同作業なので、ちゃんと見ておきましょう。大事なことです。いわゆるジャッジキル(ペナルティによる敗北/勝利)なんて、時間切れの次に馬鹿らしいですからね。

  4.  ロストギラティナ:お相手が[キュワワー]スタートで順調にロストカウンターをためているところ、なかなか[アクロマの実験]にアクセスできず、回収ネットやポケモン入れ替えというリソースを吐き出していく中で先に[セレナ]を使い[ギラティナV]を呼び出し、[ジュラルドンVmax]の「キョダイフンサイ」で2体と、なぜか途中で巻き込まれた[ウッウ]を倒したところで、お相手が[ネジキ]で[キュワワー]がさっき倒した[ギラティナV]となり、その上に[ミラージュゲート]でエネ加速して[ツールジャマ―]持ち、[ギラティナVStar]へと進化し、「ロストレクイエム」により、[ジュラルドンVMax]がいきなりきぜつに。だいぶ焦りましたが、3戦目の反省を踏まえて育てていた2体目の[アルセウスVStar]がトップから引いた[あなぬけのひも]で[キュワワー]を呼び出しておいしくいただきました。

そんな感じで3-1で天命を待っておりましたら、初戦の方が全勝されており、結局5位通過することができました。(なんか違うところでデッキのスリーブの入れ違いによる失格があったらしく、それも味方してたみたいです。)失格は自分だけじゃなくて対戦相手全員に迷惑をかけるので絶対にやめましょう。閑話休題、決勝に話を進めます。

4. 決勝トーナメント

  1. アルセウスVバレット(後攻) 6-2

  2. ミュウ (先攻) 6-0 ※再戦

  3. レジギガス (後攻) 1-6

  1. アルセウスVバレット:後攻でこちらが1枚多い状態でスタート。1T目、[ジュラルドンV]でスタートするものの、お相手やや事故気味。[そらをとぶピカチュウV]でスタートし、まずまずのところ、[ギラティナV]のみ展開してきたので、とりあえずこちらも返しは[ボスの指令]で[ギラティナV]を呼びつけソフトロック完成。サポートに触れないところ、こちらが[アクロマの実験]でアドを稼いでいきます。お相手、3T目に何とかたどり着いた[クロバットV]から、[ビッパ]、[アルセウスV]*2と展開していきます。私は焦らず[アルセウスVstar]と[ジュラルドンVMax]を作り上げた3T目に[セレナ]で[クロバットV]を呼び出し、[アルセウスVStar]のワザ、「トリニティノヴァ」でサイドを先行します。しかし、4T目に[ギラティナVStar]に進化されてしまい、ワンパンができない状態になってしまいました。私は、サイド先行しているのをいいことに手数を変えてしまう[ギラティナVStar]から処理を始めます。[マリィ]と[セレナ]の応酬で盤面ぐちゃぐちゃになりながらも残ったのは、こちらバトル場の残HP140の[ジュラルドンVMax]、ベンチに[ダブルターボエネルギー]を貼った[アルセウスV]。お相手バトル場に残HP90の[そらをとぶピカチュウVMax]、ベンチに[ビーダル]*2、[アルセウスVStar]*2。お相手に[そらをとぶピカチュウVMax]の「ダイバルーン」でバトル場のジュラルドンを倒されていれば、こちらはエネを1枚貼る+[アルセウスVStar]に進化するというApple製品顔負けの二段階認証を用意できていたのに、[マリィ]を打った後、バトル場からピカチュウが逃げて[ビーダル]を差し出すというプレミ。返しのターン、[セレナ]から[そらをとぶピカチュウVMax]を呼び出し勝利。

  2. ミュウ(再戦):こちら手札一枚多い状態でスタート、かつ[ドラピオンV]でスタート。2T目に[クイックボール]と[ハイパーボール]でサーチするもドロサポや[森の封印石]につながらず、[ウッウロボ]も裏。[マリィ]を打つ選択肢をやめて順当にキョダイフンサイで勝利。ちょっとかわいそうだけど、ミュウってそういうデッキだよね、、、分かる。

  3. レジギガス:[ジュラルドンV]スタート。[やまびこホーン]を手に持ってはいたけれど、打つタイミングなく、あっという間にギガギガフンフンガガガガって感じ。[ジュラルドンVMax]で耐久しようと進化した返しの3T目に[頂への雪道]を闊歩する[こだわりベルト]を巻いた[レジギガス]の交通事故に巻き込まれ無事気絶。そこから育てておいた[アルセウスVStar]で[レジスチル]を一匹狩るものの、後手後手の状況が続き、望みが薄いながら立てた[ジュラルドンVMax]ではなく、もう一匹の[アルセウスVStar]を[ボスの指令]で呼ばれゲームセット。対戦ありがとうございました。

 以上が私のマッチアップであり、主観的な目で見たところの振り返りです。細かいサポートの応酬に関してはだいぶ割愛しましたが、基本毎ターン[マリィ]か[アクロマの実験]か[セレナ]を使い、リソース面で困ることはほとんどありませんでした。

5. おわりに

 かなり冗長な書き方をしてしまい、読みにくかったとは思いますが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。そして、末筆ながらデッキレシピを提供(勝手にパクった)してくださったつめ店長、構築に長文のラインでアドバイスをくれたホドホドさん、直前の火曜日と土曜日の練習に付き合ってくれた「もーふ会(@mofumofu0855)」の方々に感謝申し上げます。
 最後に一言だけ、、、

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