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量vs質議論に終止符を

こんにちは!1回口座登録さえ完了すれば請求から支払いまで10秒で完結するPay By Bankの中の人、BANKEYの阪本です。今回はよく議論になる対立構造に終止符を打ちたいを思います。

量は質を凌駕する

-今週は何の話するの?
2月に入って気温が下がったこともあってどうも硬直している気がしています。意識的に体を動かしたりストレッチをしているのですが。
ところでこんなつぶやき(ポスト)をしました。

-相変わらず話が飛びますね、リポストしたのね
はい。量のないところに質もないという画像に対して「研究これすぎる」というポストがあって、そうだよなぁと思って思わずリポストしました。まさに自分がリポストした通り「世の中大体のことこれすぎる」なぁと。よく、量か質かの議論ってあると思うんですよ。ただ量だけこなしていても意味がない、質を追究するのである!いやいやまずは量だよとか。

-確かにたまに聞くよね
で、僕は昔から質よりも量!派なのですがそろそろこの論争に終止符を打とうかと。量は質を凌駕する!という話をしたいのです。

時間資源は有限で巻き戻しはできない

-大きく出たね
とはいえあくまで個人の意見ですという注釈はつけておきたいところですが、一応会社としてもこういう方針ですというところまでは言えるかなと。

-そうね、あくまで半径200mの話として聞こうか
そもそも論から始めますと、量か質かという二者択一が起こること自体がまずおかしい。元々は大量生産では品質が揃わない、匠の技による一点ものは品質が素晴らしいみたいなかなり物理的なものづくりの世界での話だと思うんですよ。で、日本的なものづくりで大量高品質を実現して…みたいな話があって。結論としては量も質も両方大事なんですよ。で、どっちから手を付けるかという議論なんです。

-確かにゴールは両方だよね
で、量か質かの議論って割と初期段階でどちらから手をつけるか、例えば新規事業の企画なんかで起こるわけです。

「企画書の質が低い」

みたいな話が、直接質が低いとは言われないのですが、偉い人たちが「うーん」といって意思決定してくれないみたいな話はよく聞きます。

でも「企画書の数が足りない」という話はなかなか聞きません。特に大企業になると新規事業のアイデアに困っているという声は聞くのですが、新規事業のアイデアが多すぎて選べないといった話はなかなか聞いたことがありません。逆にスタートアップだとやりたいことが多すぎる中で周りから集中しろーといった話は聞くわけですが。

-多すぎて困るという話は聞いたことがないね
で、なんでなんだろうと考えた時に、結局のところ質って測れなくて最終的には乱暴ですけど「好き嫌い」なんだと思うんです。限られた時間資源の中で、やり直しも効かない中で質を追究しても意思決定者の「好き」にはまらなければ質は実現しません。意思決定者と書くと大げさかもしれませんが、商品やサービスを買ってくれるお客さまでもよいわけです。で、この中でどうやって勝つかと言えば意思決定者に選択肢の中から選んでもらう。1つしかなければどれだけ(自己満足で)質が高くても、好きか嫌いかで話が終わります。でも2個以上用意すればどちらがより好きかという議論ができます、議論を深めていくことができます。

コミュニケーションも同じ

-質は好き嫌いっていうのはそうかもしれない、ちょっと乱暴だけど
少し違う角度から補足すると、質はタイミングによっても変わります。今は良い質であるものが1ヶ月後には良い品質とは言えないかもしれません。この点からも質は後からついてくる、もっと極端な話でいえば常に変化するから上書きしなければならないものであると考える必要がありそうです。
少し話が変わりますが、コピーライターの梅田さんが次のようなポストをしていました。

-あかん打ち合わせは「個人で考える」が足りないと
打ち合わせはコミュニケーションの1部です。で、コミュニケーションの良し悪しは目的に対して期待された結果が得られたかどうかです。
個人で考える「量」が足りなければ打ち合わせの質は上がりませんということです。たまに会議などでこの人「何いってんだろう?」とかコミュニケーションにおいて「え?」というような反応が起こるときは個人で考える、準備の量が足りないのです。

同じ文脈で濱口秀司さんもコラボレーションの質を高めるために個人で考えることの重要性に触れられています。

-ふむ、では量をどうやったら増やせるだろうか?
全体を通して量も質もアウトプットで評価するという前提に立っています。企画書にせよ、打ち合わせの事前に考えることにせよ、走り書きでもよいのでとにかくアウトプットして誰かに見えるようにすることがまずは重要だと思っています。見えないものは議論できないし叩きようがありません。たまにSNSで炎上するみたいな話がありますが目に見える形になって叩けるから叩かれるのです。量にせよ質にせよ見えるようにする、アウトプットにすることがまずは大事。その上で時間をかけて量産する、とにかくアウトプットしてみる。

-とにかく動けってことだね
はい、行動あるのみです、ずっと考えてましたは価値がなくて、考えてこれだけアウトプットを出しました、このアウトプットのうちこれとこれは僕が好きだと思っていてと始めると自然と仕事の議論は深まっていきます。アウトプットして公開することがとにかく大事。

アウトプット重視の裁量の大きな組織を動かそう!

-当然、BANKEYではアウトプットが推奨されてるんだよね?
はい、質はあとから向上出来ますしすり合わせが必要ですがその前の量がとにかく重要だと思っています。「早め多め」が評価されます、そしてそのためのプロセスにおいては大きな裁量をお渡ししています。更に成長を加速していく組織を一緒に動かしていきませんか?

というわけで、
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