新書発売!「DCF法に採用されている永久成長率の分析」
KDPで書籍を発売しました。
いままで謎が多かった永久成長率に切り込んだ書籍です。
↓以下紹介
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DCF(ディスカンティッド・キャッシュフロー)法で用いられる永久成長率については、実務家やアカデミックの世界でも、どのような数値を用いるべきかの見解が統一されていません。一方で、DCF法において、永久成長率を用いて算出される継続価値が、企業価値評価の大きな割合を占めています。
利益相反が潜在的に存在するようなM&A案件において、公平性を確保する要請が高まってきています。公平性確保が、特に求められるTOB(公開買付)のような事例では、実際何%位の永久成長率が用いられているのでしょうか?
本書では、2024年1月以降の公開買付届出書から永久成長率が開示されている案件から、実際に使用された永久成長率をリストアップしました。
発展途上にある永久成長率の考え方や実務的な運用について、特別委員会の委員、取締役、株価算定の実務を行う人などを含め、少しでも多くの人の参照になれば幸いです。