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投資もギャンブルも紙一重
銀行員のケンイチです。
さっそくですが、みなさんは
『投資』と『ギャンブル』と聞いてどのようなイメージが出てきますか?
投資と聞けばプラスの印象、ギャンブルと聞けばマイナスの印象になりませんか?
趣味で株をやってます!
趣味でパチンコやってます!
この2つでは前者の方が堅実な人を想像できますよね。
でも、両者とも元本保証がない点で大きな差はありません。
本気で勉強して、株価をチェックしたりしている人は別ですが、銀行や証券会社から勧められて、知識もなく投資信託などを購入する人はギャンブルと大差はありません。
厳しい言い方をすれば、自分で考えずに勧められるやつを購入することは、パチンコで人が勧めている台を打つことと同じです。
投資詐欺には気をつける!
投資にはリスクが必ずあります。
100%上がりますなどの話はありえません。
100%上がりますは、100%詐欺です。
預金利息が下がっている時代だからこそ、高い利回りをエサにした詐欺がついてきます。
リスクを話さない投資話は、詐欺を疑ってください!
ここまで読んでリスクがあるなら、投資はしたくないと考える人もいるでしょう。
そういう人は、投資はしない方がいいでしょう。
投資はしない選択も正解になり得るのです。
同じタイミングで投資をする人と、投資をしない人がいて、投資をした人が損をした場合は、投資しない人が正解になります。
その逆は投資をした人が正解となります。
投資をする上での心構え
それでも資産を増やすために、投資を考えている人は、
・自分の意思で投資をする
・損が出ても人や環境のせいにしない
この2つを最低でも意識してください。
自分で勉強をして、投資をしてみれば結果がどうなっても納得ができます。
そして、なにがいけなかったのかも考えることができます。
それゆえに、銀行や証券会社が勧めるからという理由で、大事なお金を運用に回してはいけないのです。
人に勧められたからという理由で始めて、損が出たら納得できますか?
勧めてきた人を批判したくなると思います。
私だったら、やり場の無い怒りを担当者にぶち当てたくなります。
銀行が資産運用を勧める理由
銀行内部の話になりますが、銀行は融資と同じくらいに投資商品(投資信託や保険商品)の販売に力を入れています。
その理由は、銀行が受け取れる手数料がいいからです。
販売金額の2%〜5%程度が銀行の手数料となります。
収益にすぐ反映されるために、販売に力を入れているのです。
担当者によっては、投資についてあまり理解していない高齢者にも販売するケースもあるので気を付けましょう。
興味を持っても初めてであったり、不安があるのであれば家族が同席するなど複数人で話しを聞くようにしましょう。
まとめ
今回は投資とギャンブルが紙一重と話しをしました。
私がもっとも言いたかったことは、
なにも考えずに勧められるがままに投資を行う行為は、ギャンブルと変わらない!
ということです。
知識がなくて、投資を行い、簡単にプラスになるほど投資は甘いものではありません。
自分が何年も働いて、蓄えた大事なお金です。
簡単な気持ちで投資するのではなく、理解したうえで運用することをオススメします。
最後になりましたが、私は投資で100万円ほど損を出しました。そのときが本当に軽い気持ちで投資してしまったので、負けるべくして負けたということです。
その反省点から今回の記事を書かせていただきました。
いつか投資での失敗談を詳しく書いてみたいと思ってます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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