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6期引退ブログ#11【りょう】

【6期引退ブログ#11】

今日の担当は…
“映像編集はおまかせ!脅威の5凸マン”
りょう(制作局長)です!

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お疲れ様です!七代目制作局長を務めさせていただきました、バンカライズム-万色主義-六期のおりょうです。

数ヶ月前、さおりと「引退ブログ、書きたくね?」とか話してたの、まさか実現するとは。個人的に他団体さんの引退ブログとか読むのめっちゃ好きだったので、同期の引退ブログを読める機会を得られたこと、そして自分自身で引退ブログを書けること(少し恥ずかしいけど)、本当に企画局には感謝です。

引退ブログ、何を書こうかずっと考えてました。
1.制作とは?
2.バンカライズムとは?
3.みんなへ

こういうラインナップでお送りしたいと思います。

1. 制作とは?
早稲田の数あるパフォーマンスサークルに所属している人、パフォサーの公演を見に行ったことがある人は、開幕に流れる動画、各ナンバー前に流れる動画などの重要性がわかるのではないでしょうか。盛り上がる会場、湧き上がる歓声や、演者にとってはパフォ直前の改めて気を引き締め、気合を入れる重要なきっかけなど、さまざまな役割を持っていると思います。放研と兼サーをしている身として、数々の団体さんの公演に使っていただいた動画を作ってきて、現地で流れているのを見て、湧き上がる歓声を、見て聞いてきたからこそ、自信を持って制作物はステージにおいて重要だと言えます。

 ただ、自分が放研で作ってきた制作物と、バンカライズムとして作ってきた制作物はまるっきり違うものでした。前提として、バンカラの制作は少し特殊で、少人数で活動しているサークルなのに、制作は基本自分たちで行う、(外部委託しない)という暗黙の了解があります。しかし、それはただの暗黙の了解ではなくて、言い換えると「自分たちだけで作った制作物で、自分たちのステージを作り上げることができる」ということであって、それは自分たちバンカライズムにとって重要な役割を持っています。

『全ての人の野心に火をつける』を活動理念として掲げているバンカラは、自分たちのためにパフォーマンスをしているわけではありません。誰かのきっかけとなるために、野心に火をつけるために活動しています。制作物を自分たちで作るということは、伝えたいことを100%自分たちの気持ちのままで伝えることができる。バンカライズムの制作は自分たちの公演を盛り上げるための、会場を湧かせるための動画ではなく、見てくださっている人に、自分たちのこの想いを伝えるための動画。それに気づいたのは正直七代目になって、制作局長になってからでした。

バンフェスの幕上げした2部OP動画、そして早稲田祭で流れるsparkle前動画には自分の伝えたい気持ちを最大限に込めました。バンフェスでの幕開けのVは、六代目から七代目へ歩き出したバンカラ、そして今年のテーマである”異彩を放て”に込めた “自分だけの個性を”、“あなただけの色を””放て”欲しい。それができるきっかけでありたいという気持ちを表現したつもりです。早稲田祭で流れる動画にも気持ちを込めたのでぜひお楽しみに、、、!

2. バンカライズムである意味
さて、ここからはバンカライズムで過ごした2年について、正直に書きたいと思います。
自分は入会前も、入会してから今までも、ずっとずっと『バンカライズム』というものが好きでした。これほどに、自分たちのためではなく、人のために、全力を出せるサークルなんてきっとどこにも存在しない。『バンカライズム』が大好きだからこそ、ここまで走り続けることができました。

大好きだったからこそ、走り続けることができたけれど、逆にいうと、好きだからこそ逃げれなかった。途中何度も挫けそうになった。当たり前だろうけど、二年間ずっとずっと楽しかった訳じゃない。辛かったし、沢山悩んだ。人との正しい関わり方がわからなくなった。周りが眩しかった。なんで周りみたいに、先輩のあの人みたいに、同期のあの子みたいになれないんだろうって何回も考えた。同期とも沢山ぶつかった。逃げ出したい、しばらく練習に行きたくないって思った。けど、バンカライズムが大好きな自分にとって、バンカライズムじゃなくなることの方が辛くて。そんな身も心もボロボロになった時、メモ帳に残ってた入会フォームを読み返すようにしていました。

自分がそうであったように、自分も誰かのきっかけになりたい。何か一歩踏み出す勇気を与えたい。

ああ、そうだった。自分は、誰かのきっかけになりたかったんだ。あのとき、バンカライズムに憧れたように、今までステージを見る側だった自分が、一歩踏み出せたように。あと1週間後には引退で、どれだけ誰かのきっかけとなれたかはわからないですが、一つ言えることは誰かのきっかけになりたいって気持ちのおかげでこの二年間、どれだけ辛くても、走り続けることができました。

改めて、「全ての人の野心に火をつける」って凄い活動理念だなあと思います。バンカライズムはただただ「キラキラ」してて、ただただ「かっこいい」サークルじゃありません。名前も知らない誰かのために、全ての人のために、全力で努力して、叫んで、踊れる、それがバンカライズムです。そして、全員が全員そのために、一つの方向を向いて走っているのがバンカライズムです。だからこそ、輝いて見える。一人一人が全力だから。やっぱり、そんなバンカライズムが大好きです。バンカライズムでいれて幸せでした。挫けなくてよかった。逃げなくてよかった。

3. みんなへ
色々書いたけど、この2年間はこれまでもこれからもかけがえのない思い出だと思います。六代目、七代目として、バンカライズムでいれたことが本当に幸せでした。
そんなバンカラでいれるのもあと1週間。きっと引退した後、セブン前とか意味もなく行っちゃうんだろうなぁ。寂しいね。

六期のみんな、同期でいてくれてありがとう。19人で走り切れてよかった。
七期のみんな、君たちのバンカラはここからだよ。頑張れ、ステージ写真は任せな。
五期のみなさん、ありがとうございました。六代目が懐かしいです。六代目があったからこそ、七代目がここまでこれました。

六代目、七代目として走り抜けたこの二年間が、きっと誰かのきっかけに、何か踏み出す一歩のための勇気に、野心に少しでも火がついていたら、この上なく満足です。
バンカライズムに出会えて、バンカライズムでいさせてくれて、バンカライズムであれて、幸せでした。

なんか書き足りない気もするけど、これにて完!
バンカライズム-万色主義- 大西遼

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