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6期引退ブログ#08【さおり】
【6期引退ブログ#08】
今日の担当は…
“ssssss(素早い 素因数分解 少女 スーパー さいとう さおり)”
こと、さおり(制作局・CountdownEvent下駄っぱーずさんコラボ担当)です!
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私がバンカライズムにいる中で、入会当初から大切にしていたことがあります。
「誰かに伝えようとする気持ち」
それが、誰かの野心に火をつけるトリガーだと思っていたから。
万色祭を見た友人に、「さおりが頑張ってるの見て私も頑張ろうと思った」と言われた。
自分が作った制作物を見て、「胸を打たれた」と言ってもらえた。
ああ、これだ。
この為に私はバンカライズムにいるんだ。
私が伝えようとしていた気持ちが届いたんだとわかった瞬間、バンカライズムが好きな瞬間でした。
でも、時が経つと共に、「好き」が「義務」になってしまった。
私は、バンカライズムが好きなはずだったし、その気持ちいっぱいで入会しました。
志望校を早稲田にするきっかけになるぐらいには好きでした。活動理念が好きで、ダンスが大好きで、環境が、人が好きだった。自分がバンカライズムにいることは、好きな自分でいることでした。
それが、時が経つにつれて責任や仕事が増えていき、自分の中での認識が変わっていきました。
いつの間にか好きで行っていた正規練が、バンカライズムが、「義務」になっていた。
義務感で行き始めていた練習は、苦痛で仕方なくて、正直どこかでやめてやろうって思ってました。突然LINEグループ抜けたら何か変わるのかなとか考えたり。でもやっぱりステージに立ちたくて、みんなが好きで…なんていうキレイな理由ではなく、「バンカライズムの一員である」というプライドと意地だけで残り続けていました。
それでもステージに立っている瞬間だけは、伝える気持ちを忘れないようにしていました。
そうしないと、「私」がバンカライズムにいる存在意義がなくなってしまう気がしたから。
そんな義務感に苛まれて淡々と練習をこなす日々でした。
プライドと意地だけで残っている私にとって、頑張って練習や自主練に取り組んで人達はただただ尊敬でした。「全ての人の野心にを火つける」っていう漠然としたスローガンを達成するために必死に練習に食らいついている人、影で泣きながらも前に進めようとしてくれる人、厳しい言葉をかけてくれる人、行けなくても想い続けてくれる人。
みんなを見て、ああなんて自分は傲慢で中途半端で情けないんだろうと思いました。
義務感で来ている人が、野心に火なんてつけられるわけない。全ての人の野心に火をつける為に泥臭く努力して行動する人が、ようやっと達成出来るものなんだ。
それに気付いてからは、私も行動をしてみました。
初めてのステージ担当。
ほんとにちっちゃな行動だけど、私にとってはみんなに火をつけてもらえたからこそ踏み出せた1歩でした。みんなありがとう。
それからの私がバンカライズムにいる理由は、義務感やプライドや意地ではなく、尊敬するみんなと一緒にいたいからです。そして何より、自分がみんなから受けとったものを、誰かに伝える為です。
私の気持ちを変えてくれた7代目バンカライズムのメンバーとなら、絶対に素晴らしいパフォーマンスができると確信しています。
後悔させません。早稲田祭、バンカライズムの出演するステージを是非見に来てください!
(私とえりぴが担当させていただいた11/3に開催されるCountdown Eventも是非!)
なんか最後の方雑になっちゃった💧そろそろ締めに入ろうかな
バンカライズムに出会えて、私の考え方を変えてくれたみんなに出会えて本当に幸せでした。
私達の想いが誰かに伝わって、誰かの野心に弱火でもいいから付けていますように、そして誰かのきっかけになっていますように
バンカライズム-万色主義- 6期 斎藤 沙織
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