「シャニアニ」は「シャイニーカラーズ」ではないと私は思った(シャニアニ1st感想)

まず最初に注意書きしておきます
シャニアニについてはみなさん賛否あると思いますが、私の感想はタイトルからわかる通り賛否の否です
ピッピです
いやピクシーくらいあります
シャニアニ批判ありえない!!!!てめえなあほ多いからシャニマスだめになる!!シャニマスやめれ!!
という方も万が一いらっしゃるかもしれませんが、
そういう方は知見を広めるまたとない機会なのでぜひ最後まで目を通していただけると

あと本編の前にもうひとつ、軽く私のシャニマス歴について
私がシャニマスを始めたのは1周年のタイミング、1stライブの直後くらいからです
リリース時から認知はしていましたが本格的に触れたのはそのくらいから
以降着実にはまっていって、2nd以降は全ライブ視聴(現地配信含め)する程度には大好きです
程度にはというかそのために関東に住んでるくらいには大好き
ライブだけが好きなわけじゃなくて曲、キャラ、シナリオどれも好きです(コミュ全部が全部は追えてないけど…)
それじゃ前提はこれくらいで本編

樹里ちゃんが一番好きですけど283プロみんな好きです

全体の感想

記事タイトルは遠回しな感じ(ちゃんと思ってることだけど)ですがまぁ
とてつもなく面白くなかった
が率直な感想になりますね、はい
言葉選ばずに言うとクソつまんなかった

内容がうssssssっすい

ほんとにストーリーが面白くない
各ユニット回、W.I.N.G回、練習合宿回、ライブ回
一応ながれはあるのですが、特に山場も谷場もなく波風立たないまま終わる
4話(とギリ2話)は問題に対してのわかりやすいアクションでラストのライブシーンにきれいにつながっているのでここは良いと思います
他の話本当に中身が薄すぎる
各ユニット回なのにいちいち別ユニットのシーンを挟むんですけど、不要なセリフ回しだけで無駄に尺を取ってます
W.I.N.G回はほんとに何もなかった
練習回は同じことの繰り返しで冗長ですし
ライブ回はライブシーンにかなり割いているので当然お話し的な面白さはなし
そして各話に挟まれるダイジェストシーン
ただでさえ喋っていても薄いのに、さらにそれを薄める
ほんと現場にだれか一人でも面白くないことに気づけなかったのか(気づけても止まれなかったと思うけど…)
あとで各話軽く触れます

アイドルがどういう子なのかわからない

上の内容が薄いと重複する部分もありますが、キャラクター性を伝えようとしていない
基本的にアイドルのセリフが
センターの子が喋る→それにほかのメンバーが順番に同意する
これがほとんどです
絶望的に中身がない
会話じゃない、セリフを順番に回されてるだけ
これシャニマスのキャラ理解云々の前に複数人での会話がどういうものかも理解できてないんじゃないですかね
かろうじてセンターの子たちとフィーチャーされがちなイルミネの3人については伺うことができるかもしれませんが、ほかの子わからん過ぎる
12話で16人全員を深堀しろとは言いませんが、せめて全員のパーソナリティを伝えようという姿勢は見せてほしかった
前提がある我々はどういう子か知っていますけど、このアニメだけ見たら半分くらいは名前も覚えてもらえないんじゃないかってくらい薄いです
ライブシーンの動きの差異で伝えようとしてたんですかね
伝わるわけないやろ初見に
これTVアニメなんですよ
その作品のファンだけに向けたOVAとかならまだギリ理解できないけど
公共の電波っていうこと忘れてたのかな??
凜世ちゃんが着物着てないあたりにマジでやる気の無さを感じます

BGMがひどい

これも本当にあり得ない
楽しそうな雰囲気のシーンでも暗いピアノの音
ずーーーーーーっと同じような暗いBGM
人が死んで雨が降っているようなシーンで使うようなBGMが一生かかってる
なに?このアニメのような何かは死んでいますっていう暗示なのか
原作、ゲームenza版シャニマスにはかなりの種類のBGMがあって、ポップなものからほのぼのしたもの、シリアスなものまでちゃんと幅もあります
それのアレンジでよかったのでは?
使用禁止されてたんですかね?
それともちゃんとした曲作る工数足りなかった??
ちなみに私は原作BGMだと「マイルドな日常」が好きです

EDの手抜き感

これも説明不要ですよね…
ユニット回では直前に流れた曲のインスト
それ以降10話まではお葬式BGM
11話が多分リアルの1stライブのオーバチュア?(ライブ開演直前に映像と一緒に流れるあれ)
で12話がMulticolored
全話Multicoloredでよかったじゃんもう
せめて各ユニット回はB面曲流すとかさ
このアニメのようなもの、全体的に繰り返しが多い(おもしろくないのに)

3Dモデルについて

これは良いところ悪いところあったと思います
良いところとしては、ちゃんと顔はかわいくできていました
たとえどんなに内容が酷くとも、アイドルの可愛さで少し減刑は狙えそうです
悪いところでいうと
等身が低い、身体に対して頭が大きい
特に智代子ちゃん
身長が低いのに頭の大きさそのままにお団子までつけてるからなおさら
そして身体が小さいことでアイドルのスタイルも縮こまっています
私は盛ることを絶対に許しませんが、だからと言って本来より小さくしていいというわけではありません
とても印象に残っているのが
5話のイルミネ回の時のTweetで
「イルミネは大中小そろっててわかりやすいな」的なものがありました
は?大中小???

これが中???
そんな感想を初見の方が受けてしまっていることが許せませんでした…
真乃ちゃんの3サイズはシンデレラの十時愛梨ちゃんと同じやぞ…
このモデル作ったやつに72時間【はじけてスマイル】のガシャ演出見せてやりたい(気になったらぜひ調べてね)
真乃ちゃん以外も身体についてはもっとちゃんと作るべきだと感じました
身体が目当ての人だっているかもしれないじゃん
あとこれはモデリングではないですが、フレームレートめっちゃ落ちたようなモーションのカクつきも気になりました
Switchのゲームじゃないんだからもっと滑らかに動いてくれ

逆に良かったところ

なんかアニメ特番とかで制作陣が「シャニマスの空気感の表現にこだわった」的なことを言っていた気がします
それでいうとライティングは綺麗だったなと思います
夕日の表現とかはよかったんじゃないかな
すみません、ほかに良かったところ思いつかない

あとよく感想で
「新曲が少なすぎる」
というのを見かけます
このシャニアニで新規に出た曲はツバサグラビティの1曲だけで、ほかに劇中で使われた曲はすべて既存曲です
私個人の意見としては「シャイニーカラーズ」ならそれでいいと思います
というのもシャイニーカラーズは毎年必ず各ユニット曲がリリースされます
アイマスの他のブランドはゲームのイベントに依存しがちなので、特定のキャラになかなか曲が回ってこないとかもあり、せめてアニメに出るなら新曲がほしいと思うかもしれませんが、シャイニーカラーズはそれに該当しません
平等に曲が出ます
それに加えてシャイニーカラーズはリアルのライブも大事にしているので、いたずらに曲が増えるとキャストの負担も増えると思いますし、アニメに出ていないユニットの曲が少なくなってバランスが悪くなります
また劇中は1年目の時系列のようなので、そのタイミングで別のユニット曲があるのも違和感というか、矛盾というか
シャイニーカラーズの楽曲はそのリリースされたタイミングも曲に反映していたりするので、現実の6年目に作られた劇中では1年目の曲、みたいなものは矛盾するからなくていいかなと思ってます
ぶっちゃけツバサグラビティも↑なので…それについては後程

各話のざっくりとした感想

これのためにシャニアニを全話見返しましたよ…
メモとってたけど、内容薄すぎで後半ほぼ書けなかった…

1話

説明不足
これに尽きるかなと
真乃ちゃんがどんな子か明らかにしてないのにスカウトを断ってから受けるまでの心理描写がほぼない
一応シャニソンの方で補完のコミュがありましたが、本編でやれ
削っていいシーンごまんとあるから
真乃ちゃんと出会いのシーンについても、原作準拠で鳩に対して歌っていたという描写でよかったと思います
それだけでもキャラ付けできるので
というか知らない人は最後まで真乃ちゃんが鳩飼ってることも気づけなかったんじゃないかな(一応後の話でちょこっと映るシーンはあったけど)
スカウト受けた後にピーちゃん(鳩の名前)に悩み話すシーンとか入れても良かったんじゃないかなハ〇太郎みたいに
真乃ちゃん鳩と話せるし
あとこれは個人的にやってほしかったことなんですけど、はづきさんの登場シーンも原作準拠でソファの裏で倒れてるところからやってほしかったです
普通に突っ立って登場とはなんと味気ない
あとタイトルフォントなんやねんあれ

2話

アンティーカ回
面白かったかと言われればNoではありますが、話の筋は通っていたのでまだ見れる方の回
MVのシーンに力入れているのは伝わる
そこは素直に良いと思います
アイドルより監督のキャラ立てしてるのは何がしたいのかわからん
別にそれも面白くはない
ロケ地:群馬県

3話

個人的に一番ヤバい回
もちろん悪い意味で
内容が薄いのはもう言うまでもないんですけど
その薄いものがもはや不味い
話の流れは
アルストがフラワーアレンジメントのイベントに出る
→なんかアセットをコピペしたような姉弟が出る
→弟の方が特に理由もなく不機嫌になる
→甘奈ちゃんが楽しんでもらいたいとか言い出してそのガキに構う
→ガキ、特定の花を受け取ると特に理由もなく機嫌が直る
→めでたしめでたし
え、この話書いた人正気…?
同じ時間見るなら凜世ちゃんのフィギュアが回ってる映像の方が有意義だよ(回ってる凜世ちゃんは普通に有意義かもしれんけど)
この話は本当に酷い
何考えてたらこんなクソつまらんシナリオを公共の電波で流そうと思うのか
私の中にひとつの推論があるんですけど
アニメって3話切りっていう文化?みたいなのがあるじゃないですか
3話まで見てそれ以降の視聴を継続するか判断するやつ
シャニアニ制作の内部にこれを全話見てほしくない人がいて、3話で切ってもらうためわざとこの話を3話にもってきたんじゃないか、って
順当に行くならユニット順は4話の放課後クライマックスガールズが先になるはずなんですよ
なのにわざわざアルストロメリアを先に持ってきているのはもうそういう理由なのかなって
まぁこれは順番が前後した理由であって、この話を作った理由にはならないんですけど
あと、ガキが喜んだ花はアルストロメリアらしいですよなんも関係ないけど

4話

ここは素直に面白かったです
放クラだからというわけではなく、贔屓目抜きに良かったと思います
劇中劇はコテコテでしたけど、ちびっこ向けなのであれくらいでいいんじゃないかと
ライブシーンの果穂ちゃんの動きがかなり良かったですね

5話

一応主役ポジなので順番後ろに回ってイルミネ回
ただ特にお話として何かあるわけでなく、淡々と練習してレコーディングしてライブする
微妙に原作をなぞっている部分もあるのでそこは味がするんですけど、やるならちゃんとやってほしかった
灯織ちゃんが二人の呼び方を変えるシーンとかノルマですみたいな感じで入れられた感がする
フォーメーションの下りも必要性感じないですし
ほかの感想でも言われてたりしますけど、なんでレッスンとレコーディングしかしてなかったのにイベントにめっちゃファン来てるの
あと、レコーディングで普通に曲流したらライブシーンでのインパクト薄れるじゃん
demo聴いてるシーンとED含めると4回くらいヒカリの流れてません?

6話

一応W.I.N.G回
だけど特に審査されてる感もなく
中身のない会話が繰り返され、しまいにはダイジェスト映像
そしていつの間にかW.I.N.G本戦へ
あのー、審査通過を喜ぶとかそういうの無いんですね

7話

W.I.N.G本戦の描写をするかと思ったら終わってた()
負けたらしい
各ユニットの本戦後のシーンがあるんですけど、それまで大したことしてないので感動も何もない
そしてドキュメント番組みたいなのでW.I.N.G振り返り的なことをするんですがこれも内容が無いよ
んで次は1stライブやるとのこと
ツバサグラビティを表題曲としてやる体なのかな?
最後なんか撮影してたけど、あれは映像じゃなくて写真の撮影なのかな
じゃないと次のお話の内容とかみ合わないけど

8話

放クラとアルストが絡む回
絡みの部分は悪くはないかなと思いました
ユニットの越境は原作でも多くはないのでそういうのは描いてほしい部分の一部だったので
まあ会話の中身はもっと味のするものがよかったですけど
楽しい雰囲気なのに葬式BGMは相変わらず
んでなんか最後に真乃ちゃんにセンターをつとめてほしいとか切り出される
16人で偶数ですけど

9話

真乃ちゃんにセンターをお願いした理由が
灯織ちゃんとめぐるちゃんをつないだかららしい
いうほどつないだか?
というかアニメだと描かれてないけど、灯織ちゃんが呼び方変えたのってめぐるちゃんの方が先なんですけど
その役割としてはめぐるちゃんの方がよく動いていたと思うんですけど
という風によくわからんお願いに始まります
んで内容はユニットが変わったけど8話と大体同じ
ダンス部分がボーカルに変わっただけで構成変わらず
てかOPでやってるんだから劇中で歌わなくていいと思います
もしくはOPカットして収録シーンに重ねるとか
同じことの繰り返しで平たんに時間だけが進んでいく
で最後にStWが出てくるんですけど、初めて見た時の感想は
「え?そっちもあんの?」です

10話

ノルマでやってる感が半端ない合宿回
練習はもう散々見たよ
曲変えて同じことやっとる
放クラがすでに来たようなことを言っていますが、その部分はやってないので知らない人はなんのことやら
知ってる前提で作るなよほんと
あともう見たレッスンのシーンは延々とやるくせにみんなが喋ってるシーンはダイジェストカット
ほんとに意味が分からない
ヒカリのとツバサグラビティでも同じこと思たんですけど、レッスンで歌の部分流すとライブでのインパクト薄れるのに何でやるんだろうね
で、この回の極めつけは、16人が目をつむるシーンで全員分顔のドアップを回していくという謎シーン
不要だしくどいしシュールすぎる

11話12話

マジで中身がないのでまとめで
ライブ回
ライブの映像に力を入れてるのは伝わるんですけど、じゃあ最後まで映像切らずに続けようよ
なんで不必要なシーンをライブ中に挟むのか
せめて入れるとしても曲と曲の合間にすればいいのに
なんで一番見せたいであろうシーンをブツ切りにするのか…
全体曲の方は今までの映像が流れてたけど、薄すぎて思い出にすらなってない
ない方がいい
あとライブシーンなのにコールが無いんですよね
びっくりしちゃった
コロナ禍なのかな?それなら曲以外のシーンで叫んでるやついっぱいいるから治安最悪
あと、シャニマスのライブで私が好きなところがあるんですけど
会場がユニットカラーに染まるんですよね
もちろんアイドル個人のカラーを振っている方もいるのですが、ユニットカラーがほとんどです
これは初心者の方にもわかりやすくて一体感を得やすくてとてもいいところだと思っています
ですが、このライブシーンでは色がまばらでユニットカラーと個人カラーが同じくらいの割合になっています
イルミネやストレイライトは実際3色振られがちではありますが、それは現実での事情積み重ねがあったからです
1stライブを再現したいのならライブシーンはそのユニットのカラーに寄せるべきだと思います
これでライブを再現しているなんて言わないでほしいです
終始リアルの1stを再現しようとしていたようですが、それまでの積み重ねが薄いのに本物だけなぞって作っても感動なんてないですよ
それは作り物ですらない、偽物です

私が「シャニアニ」を「シャイニーカラーズ」として受け入れたくない理由

感想は上の通り散々なのですが、私がこれを「シャイニーカラーズ」として受け入れたくないのは単につまらないものを認めたくないからではないです
いやそういう部分ももちろんあるんですけど
こういう部分が私の中の「シャイニーカラーズ」と乖離しているというのがあります
完全に個人的な考えではありますが

ツバサグラビティとSpread the Wings!!

ツバサグラビティは先にも書いたように6年目に作られた曲です
本来1年目の世界線にはありません
なのでこの曲はOPとしてだけ用いられて劇中には出ないと思っていました
シンデレラのOPとかそうですよね
代わりにGOIN'!!!とかM@GIC☆が劇中で使われていました
まぁ単体で劇中に出てくるだけならそこまで違和感はないんですけど、Spread the Wings!!と同時に存在するのはどうなの、と
ツバサグラビティを最初に聴いたときの私の感想なんですけど、StWみたいな曲だなと
それもそのはず作詞も作曲もそれぞれ同じ方が担当
おそらくイメージは近いものかと思います
始まりを表すには良い曲だなと
アニメにおいて新しくスタートを表現しているんだと思いました
ただそれだとアニメ世界においてStWと意味が重複してしまいます
もちろん細かい歌詞とかは違いますけど、曲の向いている方向は同じ
意味の重複する曲を同じタイミングで出すのか?
ひとつひとつの曲にちゃんと意味を込めて作ってきたシャイニーカラーズのイメージとは違うかなと思いました
あとStWの扱いについても、1stライブのために出されたような感じですが実際はそうではありません
正史の意味でシャイニーカラーズ、283プロの始まりの曲
私は0周年の周年曲だと思ってます
それをあの変なタイミングで差し出されてシャイニーカラーズだといわれても納得できないです
出すのならツバサグラビティだけにしておいてほしかったです
というかツバサグラビティのせいでリアルの再現をしたいのに異物が入って再現にもなってないからどのみちではありますが

誰でもいいようなプロデューサー

この作中のプロデューサー本当に大したことを言いません
なんとなーく助言のようなものをして「俺も頑張らないとな!」とか言うだけ
誰だこいつは
知らない人にはただ私がつまらない男に文句を言っているように見えるかもしれませんが、シャイニーカラーズ、283プロのプロデューサーさんは誰でもいいわけではないのです
283のプロデューサーさん、いわゆるシャニPですね
彼はアニメ化に際して作られたキャラクターではなく、原作時点でしっかりと作られているキャラです
原作では1キャラクターとしてアイドルと同じくらいにキャラクターを立てられて描かれています
それは彼のパーソナリティ、キャラクター性がアイドルの物語283プロの物語に必要不可欠だからです
彼のパーソナリティでなければアイドルになっていない子もそれなりにいます
摩美々ちゃん、凜世ちゃん、千雪さん、透ちゃんとか多分彼じゃないとアイドルになってない
彼じゃないとシャイニーカラーズという物語は破綻する
その一端は5thライブで演出されていたと思います(受け取り方は人それぞれですが)
その彼とシャニアニのPがどうしても重ならない
シャニアニの中身の薄さに起因するかもしれないんですけど、シャニアニのPはアイドルと業務的な会話しかしません
原作だと雑談めいたところからアイドルとしての悩みについての解決策だったりを紐づけて進めてたりしてお話として面白いものもあるのですが
あと原作をプレイした人ならだれもが通った朝コミュ
あれこそ雑談の代表格ですが、シャニアニのPがそういうことするイメージを劇中からは感じませんでした
本当にただプロデューサーという役職を最低限こなすだけのロボット
ぶっちゃけいなくてもいいです
いなくてもいいと感じる時点でシャニPではないです
正直シャニPについてはアニメ化する際の懸念事項ではありましたが、当たり障りのないことしかしないつまらないものになるとは
いやこれはPに限らずアイドルもそういう感じになっていましたね…
アイドルもプロデューサーさんもシャイニーカラーズを構成する欠かせない要素です
アイドルと違って歌ったり踊ったりしないプロデューサーさんは、キャラクター性、セリフと行動をもって描くしかないですが、当たり障りのないことだけでは彼にはなりません
2ndシーズンでいきなりジャングルジムの記憶を呼び覚ますんでしょうか
もっと人を狂わせるような男だろ彼は
甘奈ちゃんとか千雪さんに雌の顔させろよ

かーーー見んね!!

Pに付随して、社長とはづきさんについてももっと人となりが分かるように描いてほしかったです
「シェフを呼ぼうか」までは出さなくていいですけど、W.I.N.G優勝したら泣いちゃうような人だっていうのは全然わからないですよね
はづきさんに関しても、1話感想で触れたように原作での仕草というか、疲れている感を出してほしかったです
あの人何でもできますけど、一人の人間なんです
そういう側面もちゃんと出してほしかったです
ありきたりなことしか言わない人しかいない事務所
それって283プロなんですかね
私5周年映像で使われてる美琴さんのセリフが大好きなんですよね
「ここって本当、変わってる事務所」
そういうところちゃんと描いてほしかったな

ただ演出として消費された「シャイニーカラーズ」という言葉

これはもう私の愚痴みたいなもんです
10話の最後の方でプロデューサーが「この名前がみんなに届きますように」とか不穏なことを言い「シャニニーカラーズ」という言葉を出しました
まず283プロのメンバーはあの時点では全員なので「283プロ」という言葉で全員を表せるので新しく名前を付ける理由が見当たりません
というかどの時点でも「283プロ」で全員を指せます
現に今まで彼女たちは自分たちを指して何度も283プロと言っています
それなのにわざわざ名前を付けるのは演出でしかありません
じゃあなんでその演出が個人的に嫌かっていうと、
私の中の「シャイニーカラーズ」は彼女たちだけではないからです
これは初期メンバーしかいないから、その時点でいないアイドルを含んでいない、という話ではありません
「シャイニーカラーズ」はアイドルだけじゃなくて、プロデューサーさんやはづきさんや社長も含んでいると思っています
事務所のメンバーだけじゃないです
八雲なみさんと七草父も
ピーちゃんだって、マメ丸とカトレアだって、エンツォとモンドも「シャイニーカラーズ」だと思ってますし、さなぴーやまおちゃん、樹里ちゃんのほっぺやおむすび恐竜さえも「シャイニーカラーズ」だと思ってます
要はあの世界を構成するすべてが「シャイニーカラーズ」であり、その世界を私たちが認知するためにつけられた名前が「シャイニーカラーズ」だと私は思ってます
こちら側、リアルの世界の言葉
それを一演出のためだけにあの瞬間の彼女たちという限定されたものに名づけるというのは、とても嫌な気持になりました
彼女たちは「シャイニーカラーズ」であることに違いはないですが、彼女たちだけを指して「シャイニーカラーズ」といのは受け入れられなかったです
現実のキャストの方々が言うのとは意味が違いますからね
キャストの方々は自分たちが「シャイニーカラーズ」を演じているという自覚をもってステージに立ってくださっています
なのでその宣言が「私たちシャイニーカラーズです」というライブ始まりの言葉になっていると思っています
ただ劇中のアイドルたちはそんなことを思いません
ただ自分たちに与えられた名前としか認識できません
演出のためだけに「283プロ」という今までの名乗りを切り捨てて「シャイニーカラーズ」という言葉を彼女たちに言わせたのは本当に残念でした
彼女たちが「283プロ」であることを名乗っているのとても好きだったんですよね私
事務所そのもの、メンバー全員を大切に思ってる感じがして

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます
上でつらつら書いた通り私はシャニアニに対して本当に良く思っていません
なかったことにしたいとさえ思っています
5thライブDay2、現地に行きましたが、アニメ化のお知らせがある確信をもって臨んでいました
なかったら桜の木の下に埋めてもらっても構わない
で実際にアニメの発表があったときは本当に嬉しかったです
驚きはなく、ただただ嬉しかったです
それが今はこんな気持ちになって本当に残念です
これ個人的につまらなかったとかいう話じゃなくて、つまらなさ過ぎてシャニマスに興味を持ってもらえなかったということが非常に残念でした
絶対的な評価ではないですがアマプラのレビュー☆1が41%ですよ
終わってます
私はシャニマスが好きですし、もっと多くの人にシャニマスに触れてもらいたいと思っています
曲だけでもキャラだけでもシナリオだけでも
ただこのシャニアニがシャニマスとして認知されてしまうとそれらにも触れてもらえないんじゃないか
そう思うくらい酷かったです
シャニマスからこれが出てきたことに絶望しつつ、2ndシーズンもあるという…
盛り返せる気がしないよ
もうできてるからフィードバックもされないし
まだつらい時間は続きそうですね…
あとまだ懸念事項があって
7月のライブ、キービジュがアニメの衣装バースオブウィングなんですよね
普通リアルのライブってアニメでやった演出の再現とかすると思うんですけど、シャニアニ1stライブやってるんでそういうのもないんですよね
かといって内容薄すぎてライブでシャニアニの何をするん?っていう
一番いいのは普通にいつものシャニマスのライブをやること
変にアニメに絡めたことしないでいいです
シャニマスのリアルのライブを不安な気持ちで迎えるの初めてです
5thライブDay1見た後だってライブが楽しみだって気持ちに一切の陰りがなかったのに
そんな気持ちにさせるアニメのようななにか
それがシャニアニ1stシーズンでした
もしシャニマスを知らずにシャニアニを見てしまった方がいるなら、どうかそれは忘れてシャニマスに触れていただけると私は嬉しいです

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