2024/7/29の日記
プラスチックなのにぱっくりとヒビが入り、水を漏らしながらも使っていたフライングタイガーのピンクのコップに限界を感じて、キャロットタワーの1Fの雑貨屋で買ったチューリップのグラスをおろす。家の更新の話をさっき会社でしていて、三茶にもう6年も住んでいることに自分で驚く。土日はほとんど家から出なかったおかげか、朝6時に起きたのに今も元気。米を炊いている間に日記だって書ける。今日は朝の一時間で『虎に翼』を1週間分見進めた。それでもまだ8週とか。ゆうぞうさんが戦争に行った。
この1・2ヶ月、夢中で(思考停止ともいう)見ていた自己啓発系ユーチューバーの動画に、今月中旬に会社を辞めたHさんが人生に悩める者として登場していたのを見たのは先週。Hさんは、会社内ではかる成績というものをものすごい執念で常に達成し続けている「なんかやばそうで凄い人」であり、その身に染み付いた鉄仮面的振る舞いを動画の中でも崩さず、自己啓発する側のユーチューバーにも「本当のこと言ってます?」と尋ねられていた。私はHさんと別に仲が良い訳でもなく、なんならそのユーチューバーが言うような、外向きの振る舞いを終始崩さない彼女(それが素なんだと思うけど)にやや苦手意識を持っていたにもかかわらず、誰よりも努力をし執念で毎月良き成績を残し続ける姿を目の当たりにしていたせいか、「自分のやりたくないことで会社に貢献して認められたいなんてくだらない」というユーチューバーの強い自己啓発メッセージを一方的に彼女を庇いたくなったりした。最後には彼女は涙ぐみ、相談会を終えた後、ユーチューバーと彼の部下(インタビュアー)が「少しは強くなりましたかね」等と相談会の一言コメントをして「彼女は最初から誰よりも強かったが」と言い返したくもなった。そして凄かったのは、動画のコメント欄にHさん本人からの長文の投稿があり、そこには動画の中で相談した進路の進捗状況やらが綴られていて、要約すると「てんで無理と思われる夢をチャンスを実力では掴んだが、諸事情あってそれは諦めることになった。でも後悔はしていない。いい経験になった。この相談会に参加してよかった」というような旨が書いてあった。この人やっぱこういう根性がすげえなと思い、それからそのユーチューバーの動画は最近見ていない。
寝ていないでやるべきこともあるだろうが、それでも寝たい。今月頭に上司に「会社を辞めたい」と伝えた日の夜にブランキーのサブスク解禁の知らせを受け、昨日ようやくPartyははじまった。朝の通勤時間で『C.B.Jim』をほぼほぼ通しで聴き終える。何が凄いって、歌詞が全部聴こえること。30を越えて突然聞こえる歌もあるのだ。
書き始めると書ける気がして、それはすごく嬉しい。こうやって毎日米を炊いている間に書けばいいのだ。日記ではないもの。