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集まれ!地域ヒーローズ!

いつも防災食等のご支援をいただいている
金沢シーサイドFMさんに出演させていただきました。

Stock Base様にはいつも防災用食品等のご寄付をいただいているのですが、今回は市民団体を紹介するラジオにお声がけをいただきました。

どんな想いで何をしているのか。
どんな課題があり、必要な支援は何かを聴いてくださいました。

私たちは
「子どもたちが夢を描き、それを地域の大人が応援する社会」
を創りたい。そのために、
子どもたちが歩いて行ける範囲に味方がいる地域を創りたい。
と思って活動しています。

子どもたちと地域を繋がる仕組みをつくるチャレンジをしているうちに、
子ども食堂
学習支援
農業体験
職業体験
見守り支援事業
妊娠期からの子育て支援coe
の6つの事業をしいてることをお伝えしました。

子どもたちの居場所は物理的な場所や空間だけではなく、
想いを馳せてくれる誰かの心の中にもあります。
例えば、誰かが子どものことを想う時、
子どもの居場所は「誰か」の中にあります。

想いを馳せてくれる存在との繋がりをつくることも
私たちの役割であるように思います。
沢山の人が繋がれば、私たちが繋がることができない子どもたちにも
繋がることができるような気がしています。
戦略は囲碁です。

私は行政のソーシャルワーカーとして子どもたちと出会っていますが
子どもたちは様々な困難を抱えています。
誰にも言えずに頑張っていたり、
自分なんて生きている価値がないと思ったり
現実に押しつぶされそうになっています。

私たちはつい良かれと思って
「何かあったらいつでも相談してね」と声をかけるのですが、
「何かあったら相談してね」は、お別れの言葉なんです。

子どもたちは、「何かあったら」と言われても
それはどんな状況のことで
いつどこで誰に話をすればどのように助けられるのかがわからないのです。
大人もそうですよね。
もうちょっと自分で頑張らないといけない、自己責任だから
と思って誰にも相談できずに頑張ってしまうものかなと思います。

子どもたちが安心して誰かに話ができるようになるには
何もなくても話そうね、と言い合える社会があること
必要ではないかと思います。

そして、
大人たちがありのまま生きて、人生を楽しんでいること
できないことも苦手なことも周りに伝えて
助けを借りながら豊かにいきていること
が必要なのではないかと思っています。

以前の職場で
「抱っこしてと言われてから抱っこするのではなくて
抱っこさせてと言える人になってね」
と先輩に言われました。
抱っこさせてと伝えて初めて、子どもたちは心の充電ができるし
自分は大事な存在なんだと思うことができるのだそうです。
私は活動をしながら、抱っこさせてという存在になれているかを自問してきました。

子どもたちを守るためには、
こどもの命を守ろうと日々を一生懸命生きている大人も
守られて支えられる必要があります。

まだまだやりたいことは盛りだくさんです。

楽しくお話をさせていただきました。
ありがとうございました!

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