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私たちの命が終わった後にも続く未来のために。

mama's hugのもっさんとInstagram LIVEを配信しました。
この日は、Slow Innovationの野村さん(以下、たかさん)をゲストにお迎えしました。

もっさんと私は、障がい児を中心に、地域の皆で子育てをする文化を育むプロジェクトを実施しようと思っているのですが、誰とどのように進めていくといいかがわからずに悩んでいました。
目標達成のために人を駒にしたり、危機感を煽って動かす様なやり方をしたくないと思っていた私たちに、もっさんの娘さんのももちゃんがSlow Innovationのたかさんとのご縁を繋いでくれました。

Slow Innovationの皆さんの考え方や在り方がとても素敵で、憧れていて、相談させていただく中で感動して涙ぐむことばかり。

LIVEの中で、たかさんがお話してくださったのですが、
slowは、「fastではないありかた」
fastの、コストパフォーマンスの高いやり方は選べる選択肢が少ないのではないか。
fastの制約から解き放ち、本質を捉えるイノベーションを起こしたい
と思っていらっしゃるとのこと。

京都では、会社の経営者が目指すことは「自分の代で成長させること」より、「自分の2代先の人が経営しやすい会社をつくること」と話している方もいて、Slowの本質を感じるとのこと。

たかさんの
「Slow Innovationは、自分が生きている間に見ることができない景色に向かって一歩踏み出すことなのではないか。」
「成果を上げる、うまくいくことをやろうとすると、実現が難しくて無理だと思って諦める人もいる。」
その先の未来のことを考えたら諦める必要はないのではないか。
という言葉に、涙が出ました。
私たちは、いつも結果を求められて苦しんできたんです。

子育て等の課題はビジネスで解決することは難しいが、私たちNPOが「どうしたらこの問題に立ち向かう人が幸せになるか」を考えていけば、Slow Innovationができるのではないかとのこと。

子育ての葛藤も、保護者がいけないのではなくて、社会の仕組みがニーズにあっていないことが原因だと。だから保護者のせいじゃないよと伝えて、本当に必要なことは何かを教えてもらえたらいいし、皆の「理想の子育て」が実現した社会ってどんな社会なのかを共有できたらいいね。
と。聴いているだけでワクワクします。

この秋から、私たちはこどもたちや保護者、支援者、団体や企業、大学や行政機関等、様々な方々に「本当の願い」についてヒアリングを始めたいと思っています。
本当に必要なことは何かを皆で見つめながら、今必要なことを創り出していけたらいいなと思います。

次回はSlow Innovationのえりかさんが登場してくださる予定です。
是非お楽しみに。


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