CS予選1位!赤白NEXダンテ
初めまして、マチューといいます。
今回は、オリジナル環境で勝てるように調整をした、新環境対応のNEXダンテの紹介になります。
実際のCSでは、僕と友人の2人がこのデッキを使い、2人とも本戦に出場。
さらに友人は、NEXダンテで初めての出場でいきなり予選1位、Best16位に入るかなりの好成績となっています。
正直、手札事故さえなければ、今のオリジナル環境のほとんどのデッキと戦えると思っています。
そして何より、このデッキ低レートで組めばかなり安く仕上がります。
まぁ、天災デドダムみたいなカードも入ってないんでね。
名場面ベストにて、ツインパクト化したNEXというとてつもない強化を受けたこのデッキ。
ぜひ、皆さんにもこのデッキに興味を持ってもらい、実際に使ってもらえると良いなと思います。
あと、このデッキ、実際のCSで、苦手なジョー星ゼロルピア対面を2回も勝つことができた実績もあります。
さて、それでは肝心のデッキリストの紹介から行きましょう。
◇【赤白NEXダンテ】デッキリスト
上の画像は、見やすくするためのもの。
下の画像は、実際に友人が使用したものです。
◇各種採用カード解説
・赤い稲妻テスタ・ロッサ ×4枚
主に赤白ノヴァや、5cのナウオアネバーやドラゴンズサイン、襲来!鬼札王国からの踏み倒しなどの制限ができます。
正直、ノヴァ対面ではこれを出してしまえば簡単に勝ててしまうことも結構あります。
あと、バトル時パワー2000増加の能力も、正直メチャクチャ強いです。
相手のメタクリーチャーなどを殴り返しても死なないので、本当に強いメタクリーチャーです。
4枚必須です。
・奇石ミクセル ×4枚
いつもの汎用メタクリーチャー。
現環境では、5c対面でのチャフがかなり強く、このカードを引くだけで有利に動くこともできなくはないです。
このデッキなら、ミラダンテⅫを確定でサーチできるので、革命チェンジから召喚も呪文も止めてしまう【ダンテチャフ】がかなりの確率で行えてしまいます。
踏み倒しメタとしても、呪文メタとしても使える優秀なカード。
4枚必須です。
・チャラ・ルピア ×4枚
・コッコ・ルピアGS ×4枚
このデッキの核の2枚です。
ありとあらゆるドラゴンのコスト軽減ができ、NEXが4ターン目に立つための必須カードです。
また、チャラ・ルピアの登場により、3ターン目にバルキリー・ルピアを出せるようになったりもします。
コッコ・ルピアも、新能力ガード・ストライクを得たことで受け札として機能できるのも、非常に強いです。
4枚必須です。
・Dの牢閣 メメント守神宮 ×1枚
・奇石 ベイブレンラ/スーパー・エターナル・スパーク ×3枚
このデッキがジョー星ゼロルピアに勝てる唯一の理由です。
メメントの方がコストが1低い分、相手のゼロルピアが出てくる前にジョー星を除去できることがあります。
ベイブレンラの方は、下の呪文で相手の新世壊も除去できるので、青魔道具対面で強く出れます。
また、ベイブレンラは結構テクいプレイングがあるのですが、それはプレイング解説のときに紹介します。
・鳳翔竜騎ソウルピアレイジ/高貴なる魂炎 ×2枚
主に、相手の小型クリーチャーや、メタクリーチャーを除去するためのカードです。
攻撃時に相手のパワー3000以下のクリーチャーを全て破壊でき、なおかつ【ルピア】と名前に付いているので、NEXから直接バトルゾーンに出すこともできます。
基本的には、ノヴァ対面や鬼羅star対面のメタ焼きや、ジョー星ゼロルピアのムゲンクライム元になるクリーチャーの処理などが主な役割です。
たまに盾から踏むと、STで相手の小型クリーチャーを全て除去することもあります。
・凰翔竜騎ワルキューレ・ルピア ×1枚
このデッキの最強カードの1枚と言っても過言ではありません。
名前に【ルピア】が付いているので、NEXから直接持ってくることができ、場に出すだけで、自身のファイアー・バード全てにスピードアタッカーを付与することができる、このデッキの打点製造機です。
このカードを出すだけで、コッコ・ルピアGS、チャラ・ルピアがスピードアタッカーになります。
また、このカードでソウルピアレイジにスピードアタッカーを付与することも可能です。
さらに、場にチャラ・ルピアがいれば、3ターン目にこのクリーチャーを出して、そのまま革命チェンジなんていう芸当もできます。
またこのカード、その子供可憐につきの効果でタップインしないスピードアタッカーなのです!
非常に強いのですが、他のカードに枠を割きたいのと、NEXで確定でサーチできるので、今回は1枚採用です。
・凰翔竜騎バルキリー・ルピア ×4枚
このデッキの核となるカード。
NEXからバルキリー・ルピアを持ってきて、バルキリー・ルピアからダンテを持ってきて、そのまま革命チェンジという流れは、現代環境でも十分通用するギミックです。
チャラ・ルピアの登場により、3ターン目にチャラ・ルピアの上に進化し、そのまま革命チェンジする動きもできるようになりました。
今回は4枚確定です。
・”乱振”舞神 G・W・D ×2枚
ソウルピアレイジと同じく、基本的には相手のメタクリーチャーを除去するためのカードですが、ソウルピアレイジとはできることが違います。
まず、味方クリーチャーがバトルに勝つとカードを引けるというこの能力がメチャクチャ強い。最低でも1枚か2枚はこのカードでドローできます。
また、そのパワーは5000で、このデッキが苦手なメタクリーチャー、可憐につきを除去することができます。
そして、G・W・D自身の効果で4ターン目にスピードアタッカーとして打点を作ることもできるので、詰め切るときにも便利です。
ソウルピアレイジと合わせて、メタ処理カード4枚となります。
・メガ・マナロック・ドラゴン ×1枚
言わずと知れた最強の5c対策カードです。
チャラ・ルピアの登場により、2ターン目チャラ・ルピア 3ターン目コッコ・ルピアGS 4ターン目NEXバルキリー・ルピアからマナロックをサーチしてそのまま出すというぶっ壊れムーブができるようになり、簡単にマナロックを場に出すことができます。
また、現環境は多色のデッキが多いので、場に出せば最低限の仕事はしてくれます。
正直、このカードはこのデッキの中で一番高いですが、プレミアム殿堂に行く前なら絶対に使うべきカードです。
・アルカディアス・モモキング ×2枚
このデッキの最強カードの1枚です。
正直、僕はこのカードを舐めてました。
ただ光の呪文以外を使わせ無くして、相手の最初のクリーチャーをタップインさせるだけの能力がそこまで強いわけがないと。
結論:予想の5倍はぶっ壊れてました。
単純に、光以外の呪文が使えないと、呪文系統のデッキはほとんどの呪文では対抗できなくなります。
特に、5cでは、アルカディアス・モモキングがいる状態だと、ドラゴンズ・サインやS・S・Sぐらいしか唱えられなくなってしまいます。
さらに、各ターン初めての相手のクリーチャーはタップインする能力。
単純に、ビート対面にめっちゃ刺さります。
何よりも、Tブレイカーとかなりの高打点。
そして、メチャクチャ安い。
1枚150円~300円で買えると思うので、そこもこのカードのいいところです。
あと、種族にドラゴンが入っているので、一応ルピアたちのコスト軽減の対象です。
・ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク ×4枚
このデッキの核。
名場面ベストにてツインパクトになり、切り札でありながら受け札にもなりえる強カードになりました。
このカードで、基本的にはバルキリー・ルピアをサーチして場に出すんですが、場合によってはソウルピアレイジを出したり、ワルキューレ・ルピアを出したりなど、できることはかなり増えました。
そして、下の呪文。スーパー・スパーク。
これがもうとにかく強い。
単純に、盾に落ちても受け札として機能するだけでなく、NEXバルキリー・ルピアからのミラダンテにチェンジしたときに、NEXの下のスーパー・スパークをダンテで唱えることで、相手のブロッカーなどを全てタップしながら殴ることができます。
そして、今このカード安くなってます。
この機会に買って、このデッキを作ってみてはどうでしょう?
4枚確定です。
・天革の騎皇子 ミラクルスター ×2枚
このデッキの最強カードの1枚です。
主な役割としては、相手の盾を安全に割って、なおかつリソースを奪うことです。
ミラクルスターは、相手の盾をブレイクするとき、その盾をかわりに表向きにさせます。そして、それが呪文であれば問答無用で代わりにブレイクしたこちらが使うことができます。
書いてあることがもうメチャクチャです。
青魔道具や5c対面では、このカードは無類の強さを誇ります。
5c対面では、相手のトリガー呪文や、マナ加速呪文を強奪し、逆にこちらのリソースを増やせます。
青魔道具対面では、相手のエアヴォを強奪して新世壊を剥がしたり、ガリュミーズを強奪して追加ターンを得るなんてこともできます。
そして何より、唱えた呪文は相手の手札に加わらず、そのまま墓地に行きます。
つまり、相手のトリガー呪文を無効化し、通常呪文を奪って、盾を割ったことによる相手へのリソースを減らせます。
このカードも最近評価が高くなってきていて、若干値が張りますが、5cが多い現環境では確定枠です。
必ず2枚買いましょう。
・百族の長 プチョヘンザ ×1枚
バルキリー・ルピアからサーチしてくるチェンジ先。
革命チェンジ時にファイナル革命で、全体除去ができます。
また、相手のクリーチャーにタップインを強制させるため、対ビートダウン系統のデッキにおいては無類の強さを誇ります。
また、このデッキ、ダムドがめちゃくちゃ不利対面なのですが、プチョヘンザさえ出せれば、ヴェルデ含めるほとんどのクリーチャーがタップインで出てきて、殴り返しをされないので、そのままスピードアタッカーを出して殴り切るという戦法ができ、現状これがダムドへの打開策の一つとなっています。
他の人の構築では、このカードを2枚入れている人も多かったのですが、現環境では1枚で十分活躍できると思います。
・時の法皇 ミラダンテⅫ ×1枚
このデッキの名前にも入っている【ダンテ】とは、正にこのカ―ドのこと。
革命チェンジ時に、まずファイナル革命で相手のコスト7以下のクリーチャーの召喚を禁止し、さらに場に出たときの効果で光のコスト5以下の呪文を唱えられるので、ここで【ジャミング・チャフ】を唱えると、相手は呪文も唱えられなくなります。
このあまりにも強すぎるロック性能から、現在では殿堂入りしています。
名場面ベストにてNEXがツインパクトになったおかげで、スーパー・スパークも唱えられるようになりました。
さらに、このデッキに入っている【奇石ベイブレンラ】の下の呪文、【スーパー・エターナル・スパーク】を唱えることで、相手の新世壊を剥がしながら殴るという動きもできます。
このカードが無ければ、【NEXダンテ】ではありません。
1枚必須です。
◇現環境に対してのプレイング
ここからは、現環境でよく見かけるデッキに対しての細かい動きを説明していきます。
・対5c(ドルファディロム、蒼龍、グレイトフルベン)
これらの系統の5cなら、序盤はチャラ・ルピアなど軽減クリーチャーを並べて、NEXバルキリー・ルピアからミラクルスターや、手札にジャミング・チャフがあればダンテをサーチして、使います。
また、2ターン目3ターン目に連続してルピアを出していた場合、4ターン目に4軽減でNEXバルキリー・ルピアからサーチしてきた、マナロックやアルカディアス・モモキングをそのまま4軽減で使うことができます。
あと、5c対面では早期にドラゴンズ・サインなどの踏み倒し呪文を使ってくることもあるので、そういうときのことを考えてテスタロッサを場に出しておくことも大事です。
要点をまとめると、
・とりあえずミラクルスター
・できればダンテチャフ
・マナロックやアルカディアス・モモキングを出せ
・ドラゴンズ・サインを警戒するならテスタロッサ
です。
・対5c(カツキングチェンジ、オボロティガウォック)
これらの2デッキは新規NEXが封入されていたパックと同じパックで出た、切札勝太&カツキングを採用したタイプの5cとなります。
そのため、ダンテの重要性がかなり高いですが、基本的には先ほどの5cたちとほとんどプレイングが変わりません。
しかし、カツキングから革命チェンジされるとかなり厄介なので、テスタロッサの重要性が若干高いです。
・対赤白ノヴァ
続いては、現環境で5c並みに多い、赤白ノヴァ対面です。
ノヴァ対面は、とりあえずテスタロッサやミクセルを並べておきながら、プチョヘンザやミラダンテを出して押し切ることが主な戦い方になります。
メタや小型クリーチャーをソウルピアレイジやG・W・Dで処理できるので、かなり有利対面です。
テスタロッサを出すだけで、赤白ノヴァは結構止まります。
・対ジョー星ゼロルピア
革命チェンジというギミックを採用している以上、不利対面です。
ですが、このデッキはジョー星ゼロルピア対策に、メメントとベイブレンラを採用しているので、相手のジョー星を除去することはできます。
なので、引き次第では完全な不利対面とは言えないでしょう。
勝率は4割ぐらいじゃないかと個人的には思います。
・対青魔道具
かなりの有利対面です。
実際、僕もCSで2回当たっていますが、2回とも勝っています。
とりあえず、ミラクルスターで殴りに行くだけで勝てることも少なくありません。
また、ベイブレンラを場に出せれば、攻撃時に相手の新世壊を盾に埋めることができるので、それもこのデッキが青魔道具に有利な理由です。
・対赤青白鬼羅star
かなりの有利対面です。
テスタロッサを出すだけで、鬼羅starの踏み倒し効果が使えなくなるので、殴り切られにくいです。
また、メタクリーチャーはソウルピアレイジで処理したり、可憐につきをG・W・Dで処理したりなど、有利に動けるためのカードも採用しているので、かなり勝てると思います。
あと、このデッキはプチョヘンザを出すだけでほとんどの場合止まります。
・対4c鬼羅star
こちらも有利対面です。
同じようにテスタロッサを出せば行動を制限できますし、メタカードのリツイーギョも除去は難しいですが、2体以上出さないようにすれば簡単に相手を倒すことができます。
また、赤青白鬼羅starよりも1色多いので、マナロックが良く刺さります。
・対アナカラーデッドダムド
不利対面です。
できれば、当たりたくありません。
序盤の軽減クリーチャーをヴェルデやダークネスでとことん焼かれ続け、シャッフでトリガーをケアされながら殴ってくる、このデッキの天敵です。
しかし、逆に言えば、ヴェルデやダークネスが無い状況で、一度プチョヘンザを出せてしまえば、ヴェルデの殴り返しも無くなるので、そのまま勝ちに行くことができます。
まぁ、そんなことあんまりないんですけどね。
勝率は3割あればいい方だと思っています。
◇覚えておくと便利なプレイング
次は、覚えておくと様々な場面で有利になるプレイングたちの解説をします。
・対5c:2ターン目チャラ・ルピア3ターン目コッコ・ルピア4ターン目NEXバルキリー・ルピアマナロック
呪文のようですが、解説をすると、
・2ターン目にチャラ・ルピアを召喚。
・3ターン目にコッコ・ルピアGSかチャラ・ルピアを召喚。
・4ターン目に4軽減2コスNEXからのバルキリー・ルピアからのマナロックをサーチ。そのまま4軽減マナロック召喚。
という一連の動きです。
正直、5c対面はこの動きができたら大体勝てます。
マナロックが盾落ちなどで無ければ、アルカディアス・モモキングでも大丈夫です。
・対ビートダウン:NEX盾埋め
これは手札にベイブレンラがあったときにできるプレイングで、
NEXからバルキリー・ルピアを出すときに、わざとNEXをバルキリー・ルピアの進化元にせずに、場に残しておきます。
そして、ミラダンテ革命チェンジのときにベイブレンラの下【スーパー・エターナル・スパーク】を唱え、自分の場のNEXを選択します。
すると、なんと全タップのシールドトリガーが確定されます。
相手だけではなく、自分のカードも盾に埋めることができるベイブレンラ。
本当に器用なカードです。
・対ミクセル(赤白ノヴァ、赤青白鬼羅star):無限ダンテ
相手の場にミクセルがあり、自分の場にチャラ・ルピアがあり、マナが5枚以上、8枚未満のときにできるプレイングです。
チャラ・ルピアの上にバルキリー・ルピアを進化し、効果でダンテをサーチし、そのまま革命チェンジを行います。
このとき、ミクセルの強制効果でダンテは山札の下に行きます。
……おわかりいただけただろうか。
後は、毎ターンチャラ・ルピアからバルキリー・ルピアを出し、そのままダンテを出すことを繰り返すだけです。
主に、自分の手札とマナを増やすための時間稼ぎをするときに使います。
◇最後に一言&CSでの戦績&価格
今回は、僕がかなり気に入っているNEXダンテのデッキ紹介となりました。
正直、まだまだプレイングで開拓できてないものもあるかもしれませんが、実を言うと、僕このデッキCS前日まで全然練習できてなくて、ぶっつけ本番だったのにもかかわらず、4勝2敗で本戦出場できましたからね。
本当に初心者さんにも、ガチの方にもお勧めできるデッキとなっています。
それでは、最低レートの価格を書いていきましょう。
価格はメルカリを参考にしています。
7月7日当時
・チャラ・ルピア4枚約400円
・コッコ・ルピアGS4枚約300円
・奇石ミクセル4枚約1600円
・テスタ・ロッサ4枚約600円
・バルキリー・ルピア4枚約300円
・ボルシャック・NEX4枚約2000円
・メメント守神宮1枚約70円
・奇石ベイブレンラ3枚約600円
・ソウルピアレイジ2枚約150円
・ワルキューレ・ルピア1枚約1000円
・G・W・D2枚約1200円
・マナロック1枚約2200円
・アルカディアス・モモ2枚約300円
・ミラクルスター2枚約1600円
・プチョヘンザ1枚約300円
・ミラダンテ1枚約300円
・合計 約12920円
もっと安いところで探せばさらに安くすることはできるかもしれません。
最後に、CSでの戦績と、当日の対戦相手の勝敗を書いて終わりにしたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
友人の画面、実際に予選1位を獲得しました。
我が名は『ぽん』 マチュー*
・一回戦 赤白ノヴァ 後○ 黒単スザク 後×
・二回戦 ジョー星ゼロルピア 後○ 赤白ノヴァ 後×
・三回戦 アナカラーナーガstar 先○ 青魔道具 先○
・四回戦 赤白ノヴァ 先× 青魔道具 後〇
・五回戦 緑型ジョー星ゼロルピア 先〇 赤白ノヴァ 後〇
・六回戦 赤単我我我 先〇 5cグレイトフルベン 先〇
・本戦 黒単スザク 先× アナカラーハンデス 後×
これを見ても分かる通り、環境デッキにはほとんど負けてないんですよね。
黒単デスザークは本当に意表を突かれましたね。
以上で、実際に使ったNEXダンテの解説を終わります。
下にまだまだ解説が続きます。
◇追記:その後のNEXダンテ
しかし、このデッキにも明確な弱点が存在しています。
それは、
・一度巨大クリーチャーを踏み倒しされたら返せる札が無い。
・最速ジョー星ゼロルピアに勝てない。
の2つです。
1つ目の【一度巨大クリーチャーを踏み倒しされたら返せる札が無い】というのは、主にノヴァ対面で、こちらがメタクリーチャーを用意出来なかった時に一度ノヴァを出されてしまうと、パワー13000のブロッカーが立ってしまい、このデッキのパワーラインでは殴り返しができません。
一応、ダンテからNEXの下の【スーパー・スパーク】を唱えることで、ブロックされることは防げますが、結局殴り返されるなどして、負けてしまうことが多かったです。
そして、僕の1回戦と、友人の本戦1回戦で戦った、黒単デスザーク。
このデッキに対しては、ミクセルを出しておく以外対策が無く、一度デスザークを出されてしまうと、クリーチャーを出しても殴り返され、手札をすべて捨てさせられるなど、本当に散々な目に遭います。
そして、7月17日に発売される新パックに封入されているこのカード。
明らかな青魔道具&デスザーク強化カード。
このクリーチャーを出されてしまうと、デスザーク並みに厄介ですし、このカードの登場によって、黒単デスザークが環境入りする可能性は捨てきれません。
そして2つ目の、【最速ジョー星ゼロルピアに勝てない】。
これは、奇石ベイブレンラ/スーパー・エターナル・スパークでは、ジョー星を除去できるのが5ターン目なので、最速でジョー星ゼロルピアを決められてしまうと、除去が間に合わないため負けてしまうというところです。
この2つの問題を解決するため、新たなデッキリストを組んでみました。
◇新デッキリスト
はい、では新しく採用したカードの紹介をします。
・奇石オリオン ×3枚
1つ目の問題を解決するためのカードです。
効果は、ほぼオリオティス・ジャッジのクリーチャー版です。
ですが、オリオティス・ジャッジとは違い、味方のクリーチャーを巻き込みません。
そして何より、盾から踏んだ時に、打点になるのがオリオティス・ジャッジとは違う点です。
実はこのデッキ、1ターンで殴り切れるほどの火力はあまり持っていません(ワルキューレ・ルピアがあるとできることもありますが)。
しかし、盾からオリオンを引けば、追加で1打点増えるので殴り切れる可能性が高くなります。
オリオティス・ジャッジを採用している人もいますが、正直僕はこのデッキに入れるならオリオンの方が強いと思います。
・メッチャ映えタタキ ×3枚
続いて、2つ目の最速ジョー星ゼロルピアに対抗するために入れたカードがこれです。
たったの2コストで、相手のジョー星を除去することができます。
最近だと、5cにもジョー星対策で入っていることが多いです。
また、このカードは相手のパワー3000以下のクリーチャーを除去できるので、相手のメタクリーチャーの除去にも役立ちます。
ここで一つ問題なのは、ピン投になってしまったアルカディアス・モモキングです。
正直、5c対面で出せればかなり強いモモキングですが、ノヴァ対面やデスザーク対面を重く見るのであれば、モモキングを抜いて4枚目のオリオンを入れるのはアリだと思っています。
つまり、このカードだけ自由枠なんです。
その辺りは、回したり、環境を見たりしながら、個人の好みで好きなカードを入れればいいと思います。
入れられるカードとしては、
・奇石オリオン4枚目
・アルカディアス・モモキング
・プチョヘンザ2枚目
・G・W・D3枚目
・ドギラゴールデン
・カツキングJr.
・ワルキューレ・ルピア2枚目
等が挙げられます。
ここは、個人の自由です。
お好きなカードを入れられればいいと思いますが、たぶんオリオン4枚目かアルカディアス・モモキングがいいです。
とまぁ、こんな感じが、NEXダンテの改造案です。
こんなに長い記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
また別の記事を書いたときにはそちらも読んでいただけるとありがたいです。
そして、この記事を読んで、実際にNEXダンテを使って結果を残してもらえると嬉しいです。
ありがとうございました。
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