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[DTM/MIDI無料配布] 頻出!ド定番のJ-Popコード10選

こんにちは!今回は、J-Popの楽曲制作に欠かせない「定番コード進行」を10個ご紹介します。J-Pop特有のメロディを引き立てるコード進行は、どの楽曲にも通じる魅力があります。このコード進行をマスターすれば、自分の楽曲にもっと「J-Popらしさ」を加えることができるでしょう。さらに、今回ご紹介するコード進行のMIDIデータも無料でダウンロードできるので、ぜひご自身の楽曲作りに活用してください!


今回紹介するコード進行はmelokoさんで紹介されていた『定番コード進行パターン一覧表(2020年10月時点J-POP調査結果)公開』を参考にしています。2020年前後のJ-Popのヒットソング50曲のコード進行を分析し、楽曲内でどんなコード進行が使われているのかをまとめられています。


F ⇒ G ⇒ Em ⇒ Am

サブドミナント(F)からドミナント(G)へ進み、その後Emで緊張を和らげてAmに解決します。GからEmに進むことでスムーズな変化が生まれ、相対的短調(Am)に向かうことで、少し切なさを感じさせる流れです。

F ⇒ C ⇒ G ⇒ Am

FからCへの進行は安定感があり、その後Gで緊張が生まれます。Amで解決することで、明るさと少しの哀愁が交錯したバランスの取れた進行になります。ポップスや感情的な楽曲に使いやすい進行です。


F ⇒ G ⇒ E ⇒ Am

Eメジャー(Aハーモニックマイナーから借用したコード)はドミナントV7として機能し、Amへの強い解決感を生み出します。進行にドラマチックな要素を加え、緊張感が高まりつつAmで落ち着きます。


Am ⇒ F ⇒ G ⇒ C

Amで始まることで内省的で哀愁漂う雰囲気を持ちながら、FとGを経てCメジャーに解決します。この進行は、切なさから希望へと感情が変化していくような効果を生み出します。


Am ⇒ Em ⇒ F ⇒ G

AmとEmの二つのマイナーコードから始まり、その後FとGのメジャーコードで緊張が高まり、前向きな感情へと移行します。感情が徐々に高揚していくような進行です。


F ⇒ G ⇒ Am ⇒ Em

FとGで緊張が生まれ、Amで少し内省的な雰囲気に落ち着きます。Emでさらに和らげられ、上昇と下降が交互に感じられる進行です。


C/E ⇒ F ⇒ G ⇒ Am

C/Eのベースラインが滑らかな移行を生み、Fに自然に繋がります。Gで緊張が高まり、Amへの解決がスムーズで、優雅な雰囲気の進行です。


Am ⇒ G ⇒ F ⇒ C

マイナーのAmから始まり、下降してG、Fを経てCで解決します。切なさを伴いながら、安定したCで締めくくられる、ノスタルジックな印象を持つ進行です。


Dm ⇒ Em ⇒ F ⇒ G

Dmから始まり、Em、Fと順次緊張感が増していき、Gで強い解決感が得られます。上昇するような動きで、期待感が高まる進行です。


F ⇒ E7 ⇒ Am ⇒ C

E7(Aハーモニックマイナーからの借用)で強い緊張感を生み出し、Amへと解決します。その後Cで柔らかく締めくくられ、ドラマチックでありながら満足感のある進行です。

おわり

いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したJ-Popの定番コード進行は、初心者から上級者まで幅広い音楽クリエイターに役立つはずです。MIDIデータもぜひダウンロードして、実際にDAWで試してみてください。あなたの曲作りがさらに楽しく、クリエイティブなものになることを願っています。次回もお楽しみに!

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