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【自己欺瞞からの抜け出し方】「努力をすれば必ず報われる」は嘘

♦やさしい嘘の呪縛から逃れよう

今週のテーマ「自己欺瞞」。「自分で自分のことを欺くこと」、そして「自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化すること」という意味の言葉です。普段、この言葉自体はあまり使わないけれど、それでいて、自己欺瞞に値する行為って、たくさんやってしまっている気がする。

今日のサポメで改めて、「うん、そうだよねぇ」とうなずいてしまったのは、『努力をすれば報われる、というのは嘘である』という言葉。努力すれば必ず報われるのであれば、もう、とっくに努力家は報われているはず。じゃあ、何故みんな、報われていないの?と周囲を見渡すと、境遇に恵まれていないとか、努力の方向が間違っている(が、他人のアドバイスを聞き入れず頑として自分のやり方を変えない)とか、なんだかそんな人が多い。

多分、「努力をすれば報われる」っていうのは、その人にとって正しい方向性で、ただしいやり方で行った努力については報われる、っていう意味なんじゃないかな、と最近は感じている。

♦「これでいい」と自分に言い聞かせていないか?

ここで、私も、「間違った方向に努力していないか?」と自問自答してみる。時として、自分に課した課題が、ぜんっぜん自分の「得意」を発揮できていないなぁと感じる場面がある。でも、それに気付かないふりをして前進する、ということは今の私はほとんど無い。「あれ、おかしいな」と感じたときには、どんどん、それらの「不得手なタスク」を切り捨てるようにしている。(昔の私は、ずーっと不毛な努力をし続けるタイプの人間だった)

しかしながら、もしかしたら、気付かないところで「不得手なタスク」を抱え込んで、努力しようとしてしまっているのかも…とも。少なくとも、「いつか、報われる」という夢の国に住んでいるお姫様のような思想はもう持っていないが、でも、知らず知らずのうちにやってしまっている可能性はある。

もし違和感を感じたら、その違和感のモトをつきとめて、どんどん解決していくようにしよう、と改めて思った火曜日の朝。

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