日拝 Solar Adoration
日の出の礼拝:
なんじをあがめん、
なんじラーよ、のぼりくる
なんじラーよ、そのたくましき!
なんじのふねにてそらをわたりて
いまのぼりゆくあさひなりけり
へさきにタヒュティどうどうと
かじとるラ・ホールたんたんと
なんじをあがめん、よるのふちより
正午の礼拝:
なんじをあがめん、
おおアハトールよ、かちほこる
おおアハトールよ、そのうつくしき!
なんじのふねにてそらをわたりて
いまこそてんのまなかにあり
へさきにタヒュティどうどうと
かじとるラ・ホールたんたんと
なんじをあがめん、あさのふちより
日没の礼拝:
なんじをあがめん、
なんじトゥムよ、しずみゆく
なんじトゥムよ、そのよろこびに!
なんじのふねにてそらをわたりて
いまたそがれのゆうひなりけり
へさきにタヒュティどうどうと
かじとるラ・ホールたんたんと
なんじをあがめん、ひるのふちより
真夜中の礼拝:
なんじをあがめん、
なんじケフラよ、かくれたる
なんじケフラよ、そのちんもくに!
なんじのふねにてそらをわたりて
いまこそよるのまなかにあり
へさきにタヒュティどうどうと
かじとるラ・ホールたんたんと
なんじをあがめん、よいのふちより
(各礼拝に続き以下を唱える)
われ、なんじをたたえん:
われこそテーベのあるじなり。
ふしぎなこころさずかりし、メントゥのかたりて4ばんて
そらのおおいをとりはらい、
まことのことばにみずからしぬる、アンク・アフ・ナ・コンスなり
われはなんじをしょうかんす、われはなんじにけいれいす
おお、おんみラ・ホール・クイトよ!
いちなるきわみ、かくあれかし
なんじのいきのちからづよさよ
たかみにありておそろしいかみ
なんじはかみとしをつくり
なんじのみまえにひれふせさせる
われは、われはなんじをしょうさんす
ラーのぎょくざにあらわれよ!
クーのゆくみちきりひらけ!
カーのゆくみちてらしだせ!
クハブスのみちどこまでも!
われをかりたて、あるいはとどめ
アウム!
われをみたせ!あるいはころせ!
ひかりはわれのものなりて
こうせんわれをやきつくす
ラー、トゥム、ケフラとアハトール
そのみやみやにつうじんと、
われはつくりし、ひみつのとびら
われはなんじのテーベのたみ
おおメントゥよ、なんじのよげんしゃ
アンク・アフ・ナ・コンスなり!
ベス・ナ・マウトにむねをうち(胸を一打)
タ・ネクのちえにてじゅもんをつづる
ヌイトよ、ほしぼしきらめいて
ハディート、はばたくひかりのへびよ
われはなんじのみやづかい
ラ・ホール・クイトよ、われとあれかし
原典: Liber Resh vel Helios, A. Crowley
口語訳: ほうのしょ 第三章
Poetic Sorcery Issue VI-I
planetarybard.net
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