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一応、ネタバレありで書くつもり。この映画にネタバレなんてあるかわからんけど…いや一応あるか。
本作、なんか評判がよくなくて。古い、なんで今さらとか、言われていたっけ。それでも、ジェシカ・チャスティン制作・主演と聞いてこれは外せないと思い、ユナイテッドシネマ豊洲で鑑賞。
…いや、普通に面白いでしょ?ジェシカ・チャスティン!ルピタ・ニョンゴ!ペネロペ・クルス!ダイアン・クルーガー!みんな大スターであるだけでなく、アカデミー主演賞を狙える人たちが一同に会し、スパイアクションで大あばれ。こんなおいしいものが出てるのに今さらとか言っちゃだめでしょ。ぜいたくを言っちゃいけません!女性スパイが主人公で、男をやっつける話といえば、アトミック・ブロンドだのさんざんやってるでしょだって?あっちは1人こっちは5人!ジェシカ・チャスティンだってがんばってるんだ。いかにも格闘に向かなそうに細いけど、それでもしっかりやっているぞ。それだけじゃなく、演技も娯楽作だからといって出しおしみしない!
あとは、アジア系、ラテン系、アフリカ系、ゲルマン系と揃っていて、それぞれがドイツ語、スペイン語、アラブ語?、中国語を話すシーンが多めなのもいい。フランス語も出てたぞ。
ただ、この映画唯一の問題…髭男多すぎ問題。敵にも味方にもわんさか出てきて、混乱するわー。
あ、あと1人、中国の国家スパイの人が出てきて、米欧組と共闘するんだけど、若干ファンタジーを感じてしまう。中国の会社が制作に入っていたり、中国市場をねらっていたりという事情はあるかもしれない。でもね、そのスパイさんが、「私たち同じでしょ」と呼びかける場面があって、そういうメッセージがこめられているんだと思った。
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