"好き"が溢れる場所は素晴らしいと感じた日
休日久しぶりに外出をした。
元々インドアオタク「私」だが、
昨年からの外出自粛ライフの開始に伴いより一層外出しなくなった。
そんな私が、久しぶりに最推しアニメのグッズを買い求め地元のアニメイトに足を運んだ。
訪問の結果
推しを生で拝見すること程、幸せなことはないと感じてしまった。
オンライン上でグッズを見る機会が大幅に増え、それが日常と化してしまったことに慣れ過ぎていた。
「さいっっっっっっっこう……幸せ…!!」
と心の底から湧き上がる喜びを嚙み締めまくる私だったが、
ふと周りを見渡すと、色々な人がいた。
部活帰りにふらっと立ち寄ったと思われる男子高校生
アルバイトを頑張ったことで推しを迎えにこれたと言う女子大生
子どもと一緒に掘り出し物を探しに来たママさん
奥さんからの小遣いと睨めっこするサラリーマン
もちろん、皆年代や境遇は異なる。
しかし、私含め一つだけ共通していることがあった。
それは、推しは違えど推しとの対面に喜びを嚙み締める人類の姿だ。
共通して、"好き"が溢れる空間であったとも言えるかもしれない。
私はなんだかとても心が踊り、嬉しくなった。
昨年から続いている出口の見えない重苦しい毎日。
そんな毎日でも、人類は負けてないなとさえ思った。
今日という日は、
久しぶりに外出した嬉しさよりもそう思わせてくれた、
地元の小さなアニメイトにいた周りの人々に感謝したくなった。
ありがとうございます。
今日は「"好き"が溢れる場所は素晴らしいと感じた日」。
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