カナダから見た、青いアメリカと赤いアメリカ
カナダに住んでいるとアメリカの動向が気になる。
カナダの貿易の80%波はアメリカに頼っている。つまり、経済的にアメリカのさじ加減でカナダの経済は決まる。
アメリカのブルー・ステイツとレッド・ステイツはご存知だろうか?
青は民主党、赤は共和党を指す。
分かりやすく言えば赤はトランプ派である。
歴史的に言えば南北戦争において青は北軍、赤は南軍だ。
この歴史は両方の州の気質を語る上で考慮に入れざる得ない。
南北戦争というと北軍がリンカーンが手動で人種差別撤廃派
南軍が奴隷制度推奨派というイメージがあると思う。
その通りだ。
南軍は白人が支配するプランテーションを保護するため、そして綿花の輸出などの自由貿易を守るため。最小の政府が求められた。
北軍は工業化が進み、奴隷は必要ない。それどころか工業化が進んだので黒人が増えれば白人の仕事が奪われる。自国の産業を守るため、関税などの保護政策が必要。
見事に現在の赤と青の気質を表している気がするのは私だけだろうか?
そしてカナダの構図は?
私の住むアルバータはレッド。自分自身は俯瞰していたい立場である。