マーケティングは究極まで具体化して考える"ペルソナの設定”
マーケティングのコツは究極まで具体化して考えるのが基本中の基本です。ターゲットとして決めた顧客層も究極まで具体すれば、その顧客がどんな考えを持って、どんな行動をするのか予想しやすくなります。
顧客を具体化する方法の一つが「ペルソナ」の設定です。ペルソナの語源などはググってみてください。
マーケティングにおける「ペルソナ」とは、自社の製品やサービスの典型的なユーザーを体現する仮想的な人物像です。ターゲットに対して具体的な人格を肉付けし、あたかも実存する一人のユーザーのような形に仕立てたものがペルソナです
ペルソナの設定は細かく具体的に行います。いつ戻り私の会社を例にとってペルソナを設定します。
さていかがでしょう、細かすぎて驚いた方もいらっしゃるのでは?
ペルソナの設定は具体的にです。できるだけ細部まで具体的に設定します。ここまで具体化すると、人によっては顔まで頭の中に浮かんで来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この顔まで浮かんで来るのが大切です。日常の行動までうかんでくるようならスマホを見て商品を検索するする姿まで浮かぶのではないでしょうか。
こうやってコアになる顧客層を細部まで具体化して行動などを予想するのが「ペルソナ」設定の役割です。
ただ、注意する点があります。ペルソナはあくまで会社側の理想とする顧客像です。そこに集中しすぎるのはよくありません。これを徹底してください。一旦ペルソナを設定すると初心者マーケターはペルソナの大ファンになってしまう事も少なくありません。ペルソナはあくまでターゲットとなる顧客の代表例に過ぎません。
ただ、これから行う「位置取りの決定:Positioning」の作業に行き詰まった時にはペルソナが大活躍します。
それでは明日はSTP分析の最後、「ポジショニング」について説明します。