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Maybelleのばんえい2歳馬通信 2023-09-15


先週の2歳戦pick up(第11回4~6日目)

9/9 8R A-4

①クリスタルイプセ 1:44.1(2.2%、雨)962kg
前半54秒。前半のペースはそれほど早くならず、セイコープリンセスが抜けた以外はほぼ横一線で進行。第2障害をほぼ同時に越えた馬も多く、勝負は末脚勝負に。残り30mからは苦しくなる馬も多いなか、クリスタルイプセが一気に前を交わしていった。クリスタルイプセのスタートはあまり早くなかったものの、中団辺りに付けて、第2障害もしっかり。8月の牝馬OP白菊賞(3着)での走り同様、少し重さのある時に強さを発揮する印象で、今週のいちい賞での走りも楽しみに。

9/10 8R A-3

①ウルトラコタロウ 1:43.6 (2.0%、曇り)954kg
前半55秒。スタートはそろい、前半から積極的なのがカワノデッカー、ウルトラコタロウ。ここにトウマイチバンとツカサファーストが続く展開となった。第2障害はウルトラコタロウが早く、下ろしてからはリズミカルな歩様で、少し余裕を感じさせながら1着。ウルトラコタロウはここ数戦は後からのレースになっていたが、今日は前半から行く気を見せて軽快な走りを披露した。能力検査でも高い素質を見せていた馬だけに、調子が戻ればナナカマド賞でも上位争いを期待できる。

第12回1~3日目の2歳戦

砂入れ替え+雨の影響=重い? 軽い?

今週は馬場の砂の入れ替え後半(第1~2障害間)が行われ、前半の砂入れ替え時の影響を踏まえると今回も重くなると考えたいところ。ただ、今週は帯広は雨も多く、砂と雨の影響のどちらが大きいか、前半のレースを見ながら見極めていきたい。
第12回開催は牡馬・牝馬ともにOPレースが予定され、今週は牝馬OPのいちい賞(9/17 9R)。8月の白菊賞で勝利したアアモンドミヤビ、A-1常連のスマイルカナ、先週強い走りをしたクリスタルイプセなど強豪揃いだが、白菊賞非出走組ではホクショウレディーやホクセイガキタなども力を付けており注目しておきたい。その他では、前開催の重い馬場のなか剛脚が目立ったジュエリーマロン(9/18 2R D-6)、サカノヒメリュウ(9/18 4R B-3)の2頭の牝馬の走りも楽しみ。

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