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2025年の翔雲賞・黒ユリ賞に向けた賞金獲得状況
今年のばんえい2歳戦は、キョウエイエースとスーパーシンの2強が抜けた強さを見せており、年末のヤングチャンピオンシップもこの2頭の銀行馬券になりそうな様相。とはいえ、今年は先月ぐらいまでは馬場が重めで進行したこともあり、前開催のように軽くなった馬場で新味を見せる馬など、新興勢力もちらほら。また、年明けには翔雲賞・黒ユリ賞を控えており、賞金獲得状況とともに気になるところ。
牡馬上位20頭(第19回級別表)
牡馬の賞金順位上位20頭は次の通り。
![](https://assets.st-note.com/img/1734426110-jFyqrDtkaKMz18ecuLRsQvfG.png)
不動の2トップであるキョウエイエースとスーパーシン、デビューから安定的に賞金を稼いできたスタージャガー、A-2→北見産駒特別と2連勝を決めたアバシリタカラコマと続く。今月に入って軽めの馬場に適性を見せているのがアルイテイコウやホクセイテンリュウで、先行して逃げ残るような展開を作れればアッと言わせる場面も出てきそう。十勝産駒特別で3着に入ったココロノニダイメも秋になってレースぶりが良くなっており、重い斤量にも対応できそうな力強い走りが目を引く。
以下は獲得賞金が僅差で並んでおり、どの馬が上位に食い込むか、目が離せないレースが続きそう。たとえば12/28に組まれたA-2戦(スターイチバン~ジェイライアンまでが出走予定)などは、ヤングチャンピオンシップ組不在の今回、是非とも勝って賞金を乗せておきたい馬も多いはず。この中では、徐々にレース勘を取り戻しつつあるスターイチバンや、脚質的に展開に左右はされるが、以前とは走りが変わってきたラポピージュニアなどに注目したい。
牝馬上位20頭(第19回級別表)
牝馬の賞金順位上位20頭は次の通り。
![](https://assets.st-note.com/img/1734427188-vUpgJZRTCh2Iu5aV8tB4OlEK.png)
デビューからA-1牡馬とも互角に走ってきたキョウエイカスミがトップ維持。ただ、ここ数戦は消極的なレースもあり(主戦がキョウエイエースに乗っているのも影響あるかも?)、少し不完全燃焼なところも。一方で、ウンカイマジックは安定した走りを続けており調子が良さそう。キョウエイカスミと並び4勝しているダイヤクィーンも是非とも注目しておきたい存在。後方からにはなるが、最後まで脚を伸ばすタイプ。
最近の成長株としては、前向きな気性が印象的なホクセイモモエ。デビュー時781kgだった馬体も980kgまで大きくなり、軽い馬場と脚質もマッチしている。アバシリアグリはムラ駆けではあるものの、自分のペースで好位からレースができれば脚力は上位。ミルクティーのような毛色が目立つクリスタルスノーは、最近は牝馬らしい切れ味が安定してきている。