ドラムレッスン4回め
さて前回は「とにかく音楽スタジオに行け!」というYou Tubeの教えに従って右も左もわからない私がスタジオデビューをした話について書きました。
さて今回はその後のドラムレッスンのお話。
ちなみに私の通う音楽スクールでは毎年4月にドラムの発表会(?)があるそうで、どんなレベルでもいいのでとにかく参加してください、楽しみましょうという趣旨らしい!!
家族も楽器をやっていれば一緒に演奏をしてもいいとか、歌を歌ってもいいとかもうなんでもありな感じです。
11月10日が締め切りということで、私なんて始めてまだひと月も経たないのに出てみませんか?とお誘いがきました。
(さすがに)ええ〜〜〜??
でもよく考えたら本番まであと半年あるからなんとかなるということらしい...
しかもその日は他の楽器はプロの方にお願いして簡易バンドを作っちゃうらしい。
さらに自分がやってみたい曲を本人のレベルに合わせて簡単なリズムに変換したりするみたい。
担当の先生の腕の見せどころとも言えるのかも!
なんか楽しそう。
そりゃあもうご想像通り、「参加します」と勝手に口が言ってしまった(汗)
だって、プロのミュージシャンと一緒に音が鳴らせるなんてそんな機会滅多にないじゃないですか。ワクワクしないほうがどうかしてますよね。
どの曲をやりたいか決めてきてくださいね、と言われ即答で「スピッツの曲ですね」と答える自分。崎山さんのドラム難しそうだけど、やってみたいじゃん。
何を演奏したいですか
ーずっと昔からスピッツなんでしたっけ?
ーいや、その昔はデュランデュランとかエイジアとか、もちろんクイーンとか好きでしたよ。
ーまさかの洋楽!!しかもエイジアとか渋い!(なぜそんなに驚く??)
ーいや高校時代は洋楽三昧でしたから(ポリスとか〜ジャムとか〜主に英国)
ーで、いまはスピッツなんですね。わかりました。いくつかやりたい曲を挙げてきてください。一緒に考えましょう。
そーですよー。スピッツにハマる前までは実はフレンチ・ポップス(ロック)がツボでした。最近の脳内がスピッツ過ぎてそんなことさえ忘れてましたけど。
余談ですが、スピッツのボーカルの草野さんは毎週日曜日に「草野マサムネのロック大陸漫遊記」(TOKYO FM 21:00-21:55)のパーソナリティを努めていて、これがまたかなりのオタクな内容のラジオでして、世界津々浦々からロック魂こもった人や曲を掘り起こしてきて特集しています。
このハマり方がワタシ的にはすごくツボwww
天才詩人の異名をとる草野氏ですが、その作品(?)はバンドのコーラスによって出来上がっているって、崎山ドラムの音ばかり聞こえてくる今日このごろやっと気がついたわけですが、そうなってくると田村ベースと三輪ギターの旋律も鮮やかに聞こえ始めて、そのハーモニーに酔い始めてしまっているわけです。
ちなみに田村氏がゲストでラジオに呼ばれた回などはオタクの極みのような話の展開で、よくわからんけど、めちゃくちゃおもろいな〜って。もう沼ってる私...。
あ、話がズレた。
で、とにかくできるのであれば、曲の一部であって全体である崎山ドラムの旋律(?)を叩いてみたいのです!!
スピッツに沼っているので
草野マサムネ氏が音楽研究家というか、とにかくオタク全開のノリで作る曲想は根本ロックなんだけどジャンルに囚われていないので、ヘヴィメタル系から超ポップス系までいろいろあって、じゃあどれが好き?ってなった時にどれも好きなんで困るんです。
とりあえず10曲くらい選曲してリストアップして先生に見せました。後から考えるともっと違う曲選んでも良かったって思うくらい思い出すのさえ難しいほど曲ありすぎ(汗)
しかもドラムを中心に考えていくとなると...
なので短い期間にとにかく曲を聞きまくってみて、これ?あれこれかも?うーん、これ?的なノリで挙げてみたのは、
ーやさしいあの子(ドラムがノリノリで好き)
ーときめきPart1(ドラムの入りがとても好き)
ースターゲイザー(この曲が好き)
ー春の歌(なんとなく叩きやすそうな?!※素人目線!)
ー大好物(とにかく最近この歌が好き)
ーホタル(もう、ドラムかっこいいよ〜〜)
ー青い車(ノリノリドラム)
ー正夢(なんかドラムの音がめっちゃ聞こえる)
ー涙がキラリ(なんとなく叩きやすそうな※素人目線)
ということで、先生はまず
ーで、どの曲が一番やりたいですか?
ー簡単そうなのは..モゴモゴ...
ーいや、そうじゃなくて、どれが一番ですか?難易度は無視して。
ーえーーーっと、やさしいあの子かなあ。次は大好物ですかねえ。そしてときめきPart1ですねえ。それで正夢ですかねえ。
おもむろに先生はスマホで曲を聞き始める。
やさしいあの子はNHKの朝ドラの主題歌だった曲。
ーうーん、やさしいあの子はこういう感じかあ、うーん、この曲が難しいのは、ドラムが跳ねてるってことですかね。全体的にドラムが跳ねてる。16分(音符)で跳ねてるのと、曲想が変化することかなあ。でもまあ、挑戦してみますか?
といいつつ、大好物を聞く先生。そして正夢に行く。
ーみんな違うジャンルなんですね。大好物はいま練習している先で繋がりそうな気もしますが、ところどころまだ全然やってないことが出てきますが、それはなんとかなるでしょう。
つまり、私のレベルではそのままの楽譜で叩けるはずはないので、簡略化された時にあまりにも全体の曲が寂しくなっちゃうようなものでは駄目らしくて、その辺のバランスも考えていくとぉ、
結果として「大好物」に行き着きました!!って、これだって相当やばい難しさですけども。
そして課題にとりかかる
ということで、レッスンは先週宿題になっていた16ビートの課題を叩きました。とにかくひたすら最初から最後まで。
ーよし!16ビートのこの部分は卒業でいいです!(え?もう??)
よくできてます。優秀だなあ!
なんか恥ずかしいくらい褒めてくださる先生で(汗)
ーなので次回のさわりをちょっとお話しするので、次回までにこれを最後まで見てきてくださいね。
と渡されたのはいわゆる「フィル・イン」と呼ばれるもの。
4小節や8小節の終わりに「ダダダダダ」とか「タカタン」とか「タンタカ」とか装飾的に入るアレです。
8ビートのバリエーションに合わせたフィルが8つほど。こんな楽譜です。
ー最後まで見てこられるかなぁ、◯さんは優秀だから!(褒め上手!)
ということで、次回までの課題を音楽スタジオでひたすら練習する話はまたこの次!
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました♪