基礎練習はとっても大切
前回はアップダウン奏法についてと、映画COUNT ME INー魂のリズム について記事にしました。
今回はその続きなのですが、継続は力なり的な話題も入っちゃうかなあ。
音楽スタジオのドラムの音は大切
以前音楽スタジオのドラムの音がひどくて、音痴になりそうなので、調整について書かれたブログを参考にドラムの調整をしている話をしました。
が! が! です。
ドラムにクリップで留めて音を数値で管理する道具まで購入したりしたんですが、なんだかうまくいかない。
ところが、こちらの動画でいっぱつで満足な結果を得られてしまいました。
そのまま素直に真似をして音楽の中のドラムに音を合わせていく方法が今のところベストだと感じています。
山北弘一ドラムレッスン動画のひとつです。いつも参考にさせていただいています。ありがとうございます。
動画の中ではアースウィンドファイアーの曲に合わせて調節していますが、もちろん私はスピッツの大好物に合わせて調節しています。
スタジオ内に動画で言っているような音量で音を鳴らせば気分も高揚し、やる気もみなぎってきます!!いいことしかない!
ということで、前はCスタジオじゃないと駄目って言っていたんですが、Gスタジオのドラムが馴染んでしまって、今は毎回Gスタジオを予約しています。
今日はスネアの音がちょっとダルっとしていたのでどうしたのか?と思ったら一箇所だけネジがゆるゆるでした(汗)そこをしっかり締めて、さらに音がウワンウワン言うので、タオルを表面にクリップで挟んでみたら、もう抜群に切れた音です。
録画したものをあとから観ても音が音楽とマッチしているので、本当に嬉しい。(今までは音があまりにもがっかりすぎて泣けました)
4分音符を大切にしたアップダウン奏法
今週レッスンがあったのですが、そこで2週間ぶりに先生に披露したアップダウン奏法はまずますと言われましたが、右だけです(汗)
左手のスネアを叩く時に、右手につられてしまい、スティックが下で止まらずに持ち上がってしまう問題を解決しようということに。
そしてそれと同時にバスドラムも入れていくと、おやまあ、なんてこと!!
あんなに楽に叩けていた8ビートが、もうしっちゃかめっちゃかwww
とにかく4分音符でハイハットを叩き、それに合わせて2拍目と4拍目にスネアを入れる。そこにいくつかの8ビートをバスドラム(右足)で入れていくと、おかしいくらいに右手が釣られてしまうんですねえ。
しかもカウントがうまく取れない。
アップダウンではなくて、ただ8分音符を叩いていた名残で、8分の表にそのままバスドラムが入っていたのは簡単で、なんなく考えることもなく叩けていたのに、4分音符で同じようにバスドラムを入れるってことは、8ビートによっては裏拍にバスドラムが入ってきて、それがもう笑えるほどにできないwwwww
なんて頭の体操なんだろう!!だけど頭で考えてると間に合わない!
ドラムってマジに素晴らしい。
習うより慣れろ!
家で枕とか本とか相手に足を踏み鳴らしながらやってみるのと、実際にハイハット、スネア、バスドラムでやってみるのとではやっぱり違うなあって実感。
そして面白い。
とにかく「無」になりながら、ひたすら感覚で覚えられるように繰り返し、繰り返す。
4分音符を8分音符に替えて、アップダウン奏法のまんまハイハットを鳴らしつつやってみると、2分くらい格闘したあとに、やっと手応えあり。
スピードはのろいけどね。
ああ、やっぱり全然この方が音がかっこいいい。
スネアを叩く左手が持ち上がって終わらないように気をつけつつ、八分音符でハイハットをアップダウンし、「ズンチャズーンズチャ」の8ビートでバスドラムを踏む。
八分音符の4拍目と6拍目はどちらもハイハットがアップする時で、そこで釣られないように意識をセカンドアイにしてひたすら叩いた。
本日の終了間際の時間はもうこれでいっぱい。
自分で言うのもなんだけど、良い出来だったかもしれないな。
継続は力なりの実感
ところで、私は昨年の10月からドラムを始めて、まだ2曲しかスピッツの曲に取り組んでいませんが、いま取り組んでいる「アケホノ」のテンポが4分音符が136という速さで、私にとってはめちゃくちゃ早い印象でした。
これがテンポ136で叩ける日が来るのか?と想像さえ出来なかったのですが、楽譜を頂いて一ヶ月ですが、なんとびっくり!136で叩いています。
シロクマさんの素敵なショート動画をお借りします。いつも参考にさせていただいています。ありがとうございます。
「アケホノ」ってこんな感じです。
ほぼ曲を叩くことはできるようになりました。叩くことと言っているのは、ただ叩いているだけだからですが、ここにもっと味わいを出すにはまだまだ鍛錬が必要です。
でもね、毎回音慣らしのために「大好物」を叩いているのですが、
あれ? この曲ってこんなにテンポが遅かったっけ?
とか思うわけです。「大好物」はテンポが123です。このスピードが速すぎて、絶対にこんな速さで叩けるわけないと思いながら発表会のために必死こいて練習した記憶があるのですが、いま叩いてみると、あれ? とか思うんですよね。
たぶん、ドラムとしてのバリエーションは「大好物」の方が上で、きっと難しいんじゃないかなと思いますが、そこを超えてきたので、「アケホノ」の楽譜読みはだいぶ楽でしたし、一ヶ月でほぼ音だけは出せるようになってます。
そしてできっこないって思っていた136というテンポですら、いつの間にか出来ていて、123というテンポが遅く感じる日が来るなんて!!!
本当に、継続は力なりでございます。
今日、練習していて実感したので、忘れないうちに記録しておきます。
ちょっとしたアハ体験かな。ふふ。