新しい課題曲の楽譜が届いた!
先生がドラムの楽譜を曲から起こしてくれました。
スピッツの「ローテク・ロマンティカ」。
次回から新しい曲を、と言われておきながら最初のレッスンを仕事でお休みしてしまったために、自宅に楽譜が宅急便コンパクトで届きました。
「三日月ロック」というアルバムに収録されている、一般的にはかなりローカルな曲。
でもこの曲は、私にとってはそのドラムを初めて聴いた時に「かっこいい、かっこいい、かっこいい!」と声が出てしまった「思わず叫んでしまった曲」のうちの一つです。
なぜこの曲を選んだのかは以下に書きました。ローカルよ、ローカル。
さっそく見た!
4分音符=156ってなにごと??
もちろん、早い曲だってことはわかっていたけど、いきなり垣根を飛び越えたな。
大好物は123だったし、アケホノは136だった。156は未知の世界だ!
そして音源を鳴らしながら楽譜を確認してみた!
ん??
これって?!
実は私、レッスン課題曲「アケホノ」と同時進行で、勝手に「スピカ」と「ハネモノ」を叩いていたんですが、その入りの部分がめっちゃかっこいいと思っていた「スピカ」の楽譜に超似ているじゃないですかっ!!
でも同じようには聞こえてこないのは...。
スピカは、4分音符=107 です。
ほぼ同じような旋律だけどゆったり重い感じで鳴っているかも。
4部音符=156のローテク・ロマンティカはなにしろ軽やかでとにかくテンポがいい!
ってことは、え、ちょっと待って、超早回しのスピカかよ〜〜〜〜っ!!
楽譜はめっちゃ似てるのに、全然違う風に聞こえる。
いや、追いつかんから。この速さ。
さっそく叩いてみた!
見た!という感想を書いてから2日後、音楽スタジオ入りすることができましたっ!
3時間引きこもりコースにて手馴しをした後、正味2時間は楽譜の読み取りをすべく音を鳴らし続けてみると、4ページ分最後まで進むことができました。
え??もしかして、『大好物』よりも『アケホノ』よりも難易度低いの?
それとも、私が多少なりとも上達した??どうなんだろう、うーん、わからない。
「Aメロディ」「A”メロディ」「Bメロディ」「B’メロディ」といった具合に、とにかく繰り返しの多い内容でした。
そして本当に『スピカ』の早回しパターンに違いないと!!
こんな感じ↓
ドラム知らなくっても、この音符オタマジャクシ♪の配置がひじょーに似通っていることはきっとお分かりいただけるかと。
まだまだ私は初心者で、ドラムの音の引き出しが少ないので、音楽を聴いただけではスピカのドラムを早回しするとローテク・ロマンティカの流れになるとは思ってもみなかったわけでして。
引き出しが増えるのは楽しいわ〜。
とはいえ、はっきり言って、曲が早すぎてタム回しが追いつけない。
この曲の難しさはきっとそこなんでしょう。
あとは、左手でたたくスネアドラムの音がめちゃくちゃはっきりしているので、スネア以外は軽快で、スネアの音をはっきりと活かすみたいな感じでしょうか??
やっぱり難しいじゃん。
ドラムが奏でるリズム
ドラムって複数で出来てるので正式にはドラムスって言いますけど、いわゆる太鼓類が複数とシンバル類が複数で成り立ってます。
大きさと張り具合などで音階が違うドラムスとシンバルを組み合わせて叩く(なぜることもある)ことで音楽のリズム部分を担当しています。なので、バンドの中では曲の旋律をなぞらないベースとともに「リズム隊」と言われています。
素人だけど、素人だからこそ気づきが多いなあと思うこのごろ。
歌って、アカペラでも成り立つし、ギター一本でも十分成り立ちます。でも、そこにベースとドラムが加わることで一気に曲が膨らみをもつイメージ。拡がりのリズム。
さらに感情の盛り上げに追い打ちをかけるのがリズム隊でもあるのかな、とか実際にドラムを叩いてみてから感じてるし理解し始めてる。
そしてリズム隊は一定のテンポを保つメトロノームの役割が必須。
この方のブログがとてもためになりました!
いつでもどんなところでもドラムを意識して楽しめるっていいな。
というか、いつの間にかどんな曲を聴いてもドラムが耳に入ってきて聞き入ってしまう今日このごろ。気がつけばリズム取ってる自分がいるんですなあ。
自分の中身も拡げてくリズム隊としてのドラム。
頭の中身も柔軟にしてくれるかも。
音楽スタジオに行ける日が限られている今は、工夫して練習するしかないけれど、早いタム回しができるように身体を柔軟にしておくとか、体幹をしっかりキープするとかやれることって結構あるな、と。
口で言うのは易し、行うは難しなのですが、地道に続けていきます〜。
ローテク・ロマンティカは、早いタム回しが命。
楽しんでいきますよ!!
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。