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テクノロジーとドラム演奏

ドラムの「打ち込み」って聞いたことありますか?


ドラムマシンやコンピューターソフトを使用して電子的にドラムサウンドを生成する方法です。生のドラムセットではなく、サンプリングされたドラム音やシンセサイズされたドラム音を駆使して作るのが「打ち込み」です。この方法はとても正確で、メトロノームに完全に同期でき、テンポの変更やリズムの微調整も柔軟にできます。ヒップホップやエレクトロニックサウンドだけでなく、意外とポップスにも採用されており、私たちは気づかぬうちにその音を耳にしています。

そのため、ドラマーがいなくなる日がくるのではないかと心配する声もありますが、そんなことはないと私は思います。


生ドラマーには、瞬間の感情や表現をそのまま音に伝える表現力があり、ライブでのバンドとの即興的なインタラクションにも柔軟に対応できます。また、生のドラムはその場の音響に左右され、独自の響きや温かみを持つ音の質感があります。これらは「打ち込み」とは大きく異なるため、生ドラムならではの「音の質」を出していくために日々努力しています。

打ち込みドラムと生ドラマーの違い

  1. 表現力: 生ドラマーは瞬間の感情や表現をその場で変えることができ、演奏に「人間味」を加えることが可能です。一方、打ち込みドラムは事前にプログラムされたパターンを繰り返すため、その表現力には限界があります。

  2. 柔軟性: ライブの状況下では、生ドラマーは曲の流れや他のミュージシャンとの即興的なインタラクションを行うことができます。打ち込みドラムではこのような即座の変更は困難です。

  3. 音の質感: 生ドラムはその場の音響に左右され、独自の響きと暖かみを持っています。対照的に、打ち込みドラムは非常にクリアで一貫した音質を提供しますが、生ドラムの「生々しさ」を完全には再現できません。

ドラマーが生き残る意味

  1. 感情の伝達: ドラマーは音楽に深い感情を込めることができるアーティストです。彼らの演奏は聴く人々に直接的に感情を伝えることができ、それが人々を惹きつける大きな理由です。

  2. ライブパフォーマンスの重要性: 音楽のライブパフォーマンスは録音された音楽とは異なる独特の体験を提供します。ドラマーはその場のエネルギーを高め、観客と直接的にコミュニケーションを取ることができるため、ライブ音楽では不可欠な存在です。

  3. 創造的な寄与: ドラマーは曲作りの過程で重要な創造的な貢献を行います。彼らのリズム感覚や音楽的なアイデアは、バンドのサウンドを形作る上で欠かせない要素です。

  4. 教育とインスピレーション: 若いミュージシャンに対して、経験豊富なドラマーから学ぶことは非常に価値があります。彼らは技術だけでなく、音楽に対する情熱やステージでの振る舞いなど、多岐にわたる知識を伝えることができます。

結論として、打ち込みドラムが便利で効率的なツールである一方で、生のドラマーは音楽に独自の魅力を加えることができるため、音楽業界において依然として重要な役割を果たしています。音楽の多様性と深さを保つためにも、ドラマーの存在は今後も重要です。

また、ドラム自体にもアコースティックと電子ドラムがあるのですが、以下のサイトが面白かったので、ちょっと脱線しますが、こちらで紹介させていただきたいと思います。

注目したいのは、一点だけあった高級な電子ドラムを選んだ人がゼロだった!ということ!(他はすべてアコースティック)実は私の先生も電子ドラム好きじゃない派です。

それでもって、ドラムは非日常だけど、日常の疲れやストレスを綺麗さっぱり吹き飛ばしてくれる素晴らしい存在です。その音の響きが、空虚な自分の中を補充してくれる感じがします。しかし、自己流に陥ると後で修正が大変になるため、きちんとしたフォームを学ぶことが重要です。私は、この歳でドラムを始めたばかりのアマチュアドラマーですが、地道な練習の重要性を感じています。初級者から中級者への道は、案外険しいかもしれません。

曲ばかり叩いていては上達しないと言われることもありますが、好きな曲を叩けば気分は上がりますよね。

本日はドラムレッスンの日でした。最近はスピッツの「まがった僕のしっぽ」という曲を発表会のために練習しています。この曲は途中で転調し、テンポが6/8拍子から4/4拍子に変化します。アップテンポになると、手足が固まりやすく、力が入りすぎてしまうことが私の課題です。先生は、フォームを崩さず力みを抜くことの重要性を強調しています。実際、力みがないとスティックさばきも美しくなるんですよね。

私が思うドラム上達のコツ


ドラム上達のコツは、楽しむこと、練習すること、そして目標を持つことの3つじゃないでしょうか。

私は、スピッツの崎山さんに憧れているので、スピッツの曲を一曲でも多く叩けるようになることでドラムのモチベーションが常に高まります。

ドラムを教えるプロのドラマーから学ぶことも大切ですし、近くにドラムが叩ける音楽スタジオがあれば、迷わず足を運んでみることをお勧めします。なにしろ私が実践中ですけども、ドラムは手足バラバラの動きで脳内活性化、エネルギー発散や、自分自身を表現するための素晴らしいツールですからね!

本日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。


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