ホキという魚
白身魚のフライ
昨日(2017年8月30日)の給食メニューには、「白身魚フライ」がありました。このフライの原材料は、「ホキ」という白身の魚です。給食の白身魚フライといえば、ほぼ「ホキ」というのが僕の印象です。
深海魚
さて、「ホキ」とは、どのような魚なのでしょうか。
体長 : 60 - 120cm
生息 : オーストラリア南部からニュージーランド近海
水深10-1000m
漁獲 : 年間7千トン
語源 : マオリ語( hoki )
深海魚で見た目がグロテスクなため、切り身にして白身魚のフライの原料として流通し、産業用として需要が大きい。マクドナルド、ほっともっと、デニーズ等の外食チェーン店も利用しています。
我が国へは昭和40年代後半に切り身食材として輸入が始まり、昭和50年代終盤からは洋上で冷凍すり身にも加工されています。白身で淡白な味のため、バター焼き、ムニエル、白身フライや塩焼きなどとして使われています。
これも「ホキ」
「ホ」は、ホッパ車 (貨車の一種で、ばら積み貨物輸送に特化した貨車) のことで、「キ」は、25トン以上の積載重量のことです。「ホキ10000」なら、ホッパ車で100トン積載ということでしょうか。
ちなみに
「コ」は、コンテナ車
「タ」は、タンク車
「ワ」は、有蓋車
13tまでは、カタカナなし
「ム」は、14tから16t
「ラ」は、17tから19t
「サ」は、20tから24t
「キ」は、25トン以上
という区分です。
2017(平成29)年8月31日 配布の文章を再構成