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私は、人とコミュニケーションをとるのが苦手です。
いつからそうなってしまったのか、
どうしてそうなったのか、
なにかを境に、という訳ではありません。
けど、ひとつ言えるのは
大人に裏切られたことです。
わたしは小さい頃、すぐ人を信用する子どもで、
当時の小学校の担任の先生が大好きでした。
けど、その先生は、兄の担任もしていて、
兄のことをとても気に入っていた先生でした。
前に出て委員長や生徒会長をやるタイプの兄と
大人しくて人前に出るのが苦手で控えめな性格の私と、
正反対の性格の私を見て、先生は、
「いつまで殻を被ってるんだ、」と毎日のように
言って時には胸ぐらを掴まれることもありました。
その先生は"個性"を大事にするがモットーで、
私の人見知りな性格を全否定されました。
"大人しい=個性がない"
その考えに私は疑問しか浮かびませんでした。
大人しいことも私の個性であって、
なんでその個性を潰そうとするんだろう、
と思っていました。
「兄貴と自分を比べるなよ、」
そう口癖のように言う先生をみて、
比べてるのは先生でしょ、
と初めて壁を作ってしまいました。
そのもやもやが、中学生、高校生、と
なっていくにつれて、自己否定に繋がり、
心から人を信用することが出来なくなりました。
そんなとき、音楽に出逢って初めて、
心から共感できる 歌詞が、音が、メロディが、
私を救ってくれた気がしました。
今でも日々の生活を過ごしていくうえで
自己肯定感が低かったり、
悩み事は絶えないけれど、私には音楽がある。
そう思えます。
私を、救ってくれている音楽です。
生き辛い毎日でも、ペルシカリアの創る音楽が
響く人間で居れたことが私のなによりの誇りです。
"生き辛えよな、けど笑ってたいんだ"
最初の晩餐/ペルシカリア