12/13 (火) 注目のCPI
ファンダメンタルズ
・週明けは株高ドル高でスタート。しかし本日発表されるCPIに注目が集まっていますので、本質的な動きにはなりづらそうです。またイベント前でリスクが浮き彫りになってきたせいか、米国債は下落しています。金利上昇の株高は相関していません。株高を信用するには材料不足かと思います。
・原油は久々に反転。北米のパイプラインが再開目処もない事から、安値で買う動きとなりました。1バレル80ドル前後が均衡価格とされています。今年の上昇分を先週で全て吐き出した状態になっているのは、FRBにとってはポジティブニュースです。
・本日は注目されているCPIが発表されます。先週金曜日に発表されたPPIの結果を見ると上が予想されていますが、どうなるか分かりません。また市場予想の逆をいけば大荒れになります。安易にポジションを取ることは禁物です。十分に気を付けて結果を見て行きたいと思います。私はビビリなのでノーポジです。
注目したい通貨ペア→USD/円
・週足を確認すると先週の高値に迫る動きを見せています。三尊を作る動きになりそうです。RSIは50付近にいて戻りや押し目になりやすい水準です。
・日足は20SMAに近づいている事から抑えられやすいです。上にブレイクするには材料が必要です。CPIになるのかFOMCになるのか。
・短期足は雲を上にブレイクしBBも開いて来ています。上位足を見ると戻り売りを狙いたい局面ですが、短期足は強い上昇です。こういった難しい局面では傍観することが一番です。
ひとこと
・CPIの結果によってはパウエル議長がタカ派の発言も考えないといけません。通貨安はインフレを招きます。せっかくここまで上げてきた政策金利が無駄にならないようにしてくる事は間違いないと思います。こう言ったシナリオも考えながらやって行きましょう。
それではまた明日(^^♪