12/12 (月) CPIやFOMCに向けて

ファンダメンタルズ
・PPIは市場予想を上回り7.4%の結果が出た。これを受けて株安ドル高のリスクオフに。ドル円は136円を回復して引けたがその後は揉み合いとなって引けた。今週発表されるCPIの注目が高まった事と、FOMCの0.5%利上げがコンセンサスにある状況が変わるかもしれない。しかし金融当局はブラックアウト期間なので、番記者のニック・ティミラオスの発言には注意したい。

・2023年も利上げは続く。今回仮に0.5%利上げを実施すれば425-450となる。現段階では500-525がターミナルレートとなるが2月と3月でさらに利上げが必要だ。場合によっては5月も利上げの可能性がある。パウエル議長がFOMCで何を発言するのか聞いておく必要がある。

・原油は連日下落している。パイプラインの稼働が一部再開するとの報道を受けて供給をめぐる懸念が後退した。原油は今年2月にロシアとウクライナの戦争が開戦してから一時1バレル130ドル程あったのが71ドルと抑え込まれている。米国としてはインフレが収まるのでいい傾向にある。
注目したい通貨ペア ドル/円
・週足は陽線で確定したものの上髭がある。もし、今週に上髭を追いかけて上昇していく様だと先々週の陰線が否定される事になる。
・日足では20SMAに一旦はサポートされたものの反転までは至っていない。MACDがゴールデンクロス気味になっているので、ショート検討には注意したい。
・4時間足では、雲の中に止まっており、レンジ状態が継続中。やはり方向感はCPIかFOMCになりそうだ。
ひとこと
・今週はビッグイベントが続きます。乱高下には十分してトレードしていきましょう。
それではまた明日(^^♪


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