6/7 オーストラリアがサプライズ利上げ
あいさつ
兼業トレーダーのBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資4年目/テクニカル4割/ファンダ6割/兼業トレーダー/ファンダを勉強中でnoteはアウトプットの場として活用中❕
ファンダメンタルズ
昨日の値動き
米株指数↗️米金利↘️ドル➡️円➡️ユーロ↘️
ポンド↘️豪ドル↗️ニュージー➡️カナダ↗️原油↘️
株式市場:最近のハイテク銘柄への買いが、他の分野にも波及しており、金融株に買いが入りました。大きく売られてきた金融株の上昇が今後も続くのかが焦点です。強気相場入りに近づいている一方で、市場全体のムードは追加利上げに対して慎重になっています。
国債市場:長期債の利回り(金利)を中心に下落し、ブルフラット化が進みました。中長期で景気が減速する時に見られる症状が出ました。
為替市場:豪ドルが独歩高になっています。オーストラリアによる予想外の利上げが背景にあり、単独要因で上昇しています。ドルと円はまちまちで推移し、少しマイナス圏に入ったところで引けています。ドルストレートもクロス円も豪ドル絡み以外はまちまちです。ドル円の日足は駒足で確定し139〜140の間を推移しました。
原油市場:昨日に続いて続落しています。原油は月曜日に窓を開けた関係で、上昇とも捉えられますが大陰線なので下落した事にしています。景気不透明感が続いていることが重しとなっています。
RBA政策金利発表
オーストラリア準備銀行は政策金利を発表し、3.85%から4.10%へ引き上げました。5月に続き2会合連続で、0.25%利上げを継続したことで、インフレ率を早期に抑え込む姿勢がマーケットに伝わりました。結果は以下のとおりです。
前回3.85% 予想3.85% 結果4.10%
0.25%利上げを実施
前回も0.25%利上げ
結果を受けてマーケットの反応は、豪ドル高で反応しています。予想外の利上げを実施した事で、AUD/USDは一時1%高になりました。
発表後にロウ総裁が声明をだしており、[インフレ率はピークを過ぎたが、なお高過ぎる]とした上で、[適正な時間枠でインフレ率を確実に目標に戻すには、金融政策の一定の追加引き締めが必要かもしれない]との認識を示しました。
オーストラリアのCPIが高かった事と前回のロウ総裁の発言がタカ派だった事を踏まえれば、当然の結果だったかもしれません。ただ、これでサプライズ利上げを2回もした事で、前々回に利上げをしなかった事が不可解です。今後の発言に注目していく必要があります。
トレードプランAUD/JPY
保有中ポジション→なし
週足
昨日の投稿でも書きましたが指値を置く前に上昇し、週足ベースで上昇、さらにBBもエクスパンションしているので、成行で入るか迷っています。大きく下落をしない限り、来週には雲を抜けると思っているので雲を抜けてからエントリーしても遅くは無いかと思います。昨日の上昇は完全にオーストラリアの単独要因なので、一回は押し目をくれるんじゃないかと期待しています。年初来高値を更新していますし、売りで持つ事はしません。
日足
AUD/JPYはAUD/USDとUSD/JPYの掛け算なので、クロス円を分析する時に3つのチャートと睨めっこするわけですが、AUD/USDの日足がテクニカルポイントに到達しているので調整の売りがありそうです。3つのチャートと睨めっこなんてめんどくさいと思うかもしれませんが、今は日経平均とドル円が明らかに連動し上昇しているので、クロス円が1番上がります。クロス円が1番動く時は、ドルストレートとドル円が同じ方向に動いた時です。今回のように分かりやすい円安とドルストレートの上昇はチャンスだと思います。
4時間足
安値と高値をそれぞれ更新する、ダイヤモンドフォーメーションでしたので、取引するには難しい動きが続いていました。ただBBは上方向にエクスパンションし移動平均線は全て上向きかつパーフェクトオーダー、MACDもデッドクロスを否定してから上向きが続いているので、ショートで持てば焼かれるチャートです。
※トレンドライン見方
月足→赤色
週足→黄色
日足→水色
4時間足以下→紫色
まとめ
先ほどロウ総裁がタカ派な発言をしてました。オーストラリアはまだまだ利上げをしていく姿勢を見せており、豪ドルをロングする見方は間違ってないのかなといった感じです。あとは、自分の待つポイントまで引きつけられるなのでゆっくり待ちたいと思います。
今日の注目指標
10:30→オーストラリアGDP
前回2.7 予想2.4
23:00→BOC政策金利発表
前回4.50% 予想4.50%
前回は据え置き
それではまた明日(^∇^)