12/14 (水) CPIは低下しパウエル議長がどのように発言してくるのか
ファンダメンタルズ
・注目されていたCPIは総合とコア共に下で、株高ドル安でしたね。S&P500は一瞬4100ポイントを上抜いていましたが、トレンドラインと200SMAに抑えられるような形で引けました。ドル円も一瞬200SMAを割れましたがこちらも同様に下髭を付けて戻しています。しかし役2円もさげているので大きい動きになったのは間違いありません。金利は下落していますので、3つ共に相関関係は取れている状態です。
・CPIコアの低下は前月比見ても分かりますように、頭打ちしたと考える方が良いかと思います。ターミナルレートは475-500で安定してきました。パウエル議長の発言には市場を安定させる事が目的にあります。本日の発言でどんな風に発言するのか注目です。
・原油は1ヶ月前までは2023年第1四半期は供給不足が予想されていましたが燃料消費の鈍化を懸念して、先週は11%下落しました。中国では0コロナ政策を撤回してから、1時は上昇していたものの中国では、感染者がかなり増えることが予想されています。他にも米国の金融引き締めが継続している為先行きは不透明になりそうです。
注目したい通貨ペア→USD/円
・週足を確認すると日中は上昇していましたが、CPIの発表後は先週の安値に迫る動きを見せました。ファンだの影響はかなり強いですが、RSIの50付近で戻しを受けました。
・日足は20SMAに頭を押さえられて下落しました。しかし200SMAにサポートされている事からどちらかにブレイクした時は大きく動きそうです。
・4時間足はCPIの発表で大陰線を見せています。今週頭から上昇して雲を上抜いていましたが、下にブレイク、さらにBBもエクスパンションしています。逆張りはすぐにお金をなくせるチャートになっていますので気を付けて下さい。
ひとこと
・ファンダの所でFOMCの事に書いて来ましたので、忘れてはいけないのが他国の金融政策です。特に明日はBOEとECBが発表されます。2ヶ国共に0.5%利上げが予想されています。明日も忘れずにチェックしましょう。
それではまた明日(^^♪