まさかこのわたしが、今話題の【アダルト・チルドレン】だと気づいたお話
みなさんこんにちは🌷
婚活アドバイザーのばんちゃんです!
・好きな相手から好意を向けられると気持ち悪くる
・仕草や言葉で1つでも嫌なことがあると急に冷める
・相手のことが好きすぎてどうしようもないほど憎くなる
・『好き』と『憎い』の感情を制御できない
・好きか嫌いか分からなくなる
・破壊衝動に駆られて関係性を破滅させる
・一方的に伝える、もしくは連絡を遮断する形でお別れする(逃げる)
これら、すべて私が過去に恋愛で失敗してきた原因です。
当時から自分でも『わたしは、なぜこんなにもやばいんだ?』と思っていましたが、まったく原因もわからず、どうすることもでませんでした。
過去にお付き合いした人は7名(内1名とは現在婚約中)、それ以外にもお付き合いしそうになった方が何人かいますが、関係性はすべて自分から破滅させてきました。
こうした自分の奇天烈さは、【アダルト・チルドレン】であることが原因だったと気づくまでのエピソードを、以下に記していきたいと思います。
*アダルトチルドレンの説明は本文に記載しています。
1.私が恋愛で最も恐れていたこと
・自分の前で他人をほめられることが受け入れられない
当時お付き合いをしていた方の中に、女性アイドルのことがめちゃくちゃ大好きな人がいました。『アイドルの〇〇が最高!!』『女優〇〇の可愛さは世界一!!』とよく聞かされており、猛烈に傷つき嫉妬をするのですが、それを素直に伝えると負けた気がするので、ほかのことで言いがかりをつけて八つ当たりしていました。
・相手より劣っていると、自分に価値がないのではと錯覚する
また別の方で、日本有数の大学機関で研究生をしている優秀な方がいました。彼のそんなハイスペックなところに魅力を感じお付き合いをしたはずなのに、お相手よりも何か自分が勝っているところがなければ、舐められる、と思い焦っていました。
・負の感情を抱えてしまう原因
今の私は、【アダルト・チルドレン】である自分を理解し、乗り越えた(というか認めた)ため、仮にどちらの状況に置かれようと全く気にならないし、平気なのです。
【アダルト•チルドレン】を乗り越える前の私が抱えていた問題は、『ありのままの自分を受け入れていない』という状態でした。
『自分は存在しているだけでは一切価値がない』と思っているので、他人をほめられたり、自分より優秀な人を目の前にすると、何か価値を提供しなければ、自分の存在が脅かされると思っていたんです。
この思い込みは、幼少期に形成されました。
2.私の幼少期
・ばんちゃんの家族構成
父、母、兄とばんちゃんの4人家族、兄とは2歳差です。
超絶やんちゃな兄を追いかけまわしていた両親を横目に、わたしは一人でお菓子を盗み食いしたり(そのせいでよく虫歯になってました)、絵をかいたり、図工をしたりと、自由な子どもでした。
父が転勤族の都会勤めだったため、長期休暇になると家族みんなで母親の実家に帰省していました。
・ばんちゃん母の家族
母の実家は、両親と妹の4人家族です。
母親の両親は、今思えばとんでもない毒親でした。(祖父母には大変感謝しているので、こんな言い方をするのは心苦しいのですが、勇気をもって記します。)
彼らは戦争時代を生き抜き、疎開してきた関係で都会から田舎に移り住みます。
祖母は8人姉弟の長女で、戦争から戻りすぐに亡くなった父親の代わりに、残りの兄弟を育てました。全員に食べさせなくてはいけない一心で、子どもの頃から一切甘えず、贅沢せず、遊ばず、大人のようにして生きたんです。祖母から後々聞きましたが、当時、本当は勉強をしたかったけれど、家族全員の洋服を縫うために服飾学校へ進学したといいます。
そんな生い立ちなもんですから、そりゃ、どちゃくそ厳しい人になるわけです。(ばんちゃんは、サンタクロースがいないことは小2から気づいてましたが、祖母が魔女ではないかという疑いを小6まで持っていました笑)
その厳しすぎる祖母の娘である私の母親と叔母は、1人の人間として尊重されることなく、地獄の18年間を過ごします。
・親が子供を導くことが正、親の選ぶ道が絶対正!!!
・すこしでもヘマをしたら強烈に叱りつける
・『親が子どもにこんなにしてやっている』という感謝の強要
私の母も、叔母も、両親のもとから逃げ出したい一心で必死に勉強し、地方国立大学へ進学しました。
そんな祖父母ですから、私たちが長期休みに遊びに行くと、様々な問題が勃発するんです。
・ばんちゃん幼少期のトラウマ
祖父母宅に、母と兄とばんちゃんの3人で帰省すると、母の妹とその娘(いとこ)も帰省しているので、みんなで一緒に過ごすことが多かったです。
超絶厳しい祖母のことですから、やんちゃ盛りの兄のことをとにかく厳しく否定します。また、私の母親にも『躾ができていない!!』と叱り飛ばすんです。
また、ばんちゃんの叔母の娘(いとこ)は1つ年下の小柄でとても大人しい女の子でした。とても行儀よくしているため、祖父母は極端にいとこを可愛がります。
手のかかる兄につきっきりの母、大人しく小柄な最年少のいとこを可愛がる祖父母、そんな空間にいると、まるで自分はだれからも見られていない透明人間なのではないかと感じていました。
小さい頃から未だに、自分が透明人間になる夢を見続けているので、相当なトラウマなのでしょう🧐
『誰も自分には興味がない、価値がない』そう、思い込んでいました。
・ばんちゃんが初めて自分の価値を感じた瞬間
そんなこんなで、わたしは一人で絵をかいたり図工をしている時間がとても長く、絵が得意になっていました。
幼いころから絵画コンクールに選出され、数えきれないほど表彰をいただきます。朝礼で自分の名前が呼ばれることが少し恥ずかしくも、誇らしかったんです。家に帰ると両親から褒められる。
これが『成果を出したら人から見てもらえる』という、わたしの原体験です。
今でもはっきり記憶に残っていますが、『どんな絵を描くと大人が喜ぶか』完全に理解して、わざとそう描いていました。
例えば、丸をそのまま綺麗に描かず凸凹に書いたり、極端にズームアップな視点の絵を描いたり。
子どもならではの視点で、大人だったら許されないような型破りな絵が求められているな、と分っていたんです。
・しょうもない嘘をつく子どもになっていた
『自分の価値は成果を上げたときにしか証明されない』と幼心に思い込んでいたので、幼稚園では何かと嘘をついていました。
・夜になると魔法の絨毯で散歩している
・馬に乗れる
・うちのおばあちゃんは魔法使い(これは半分信じてました笑)
・ぬいぐるみと喋れる
今思うと子どもらしい嘘なのですが、リアルかどうか分からないような絶妙な嘘もつくようになり、母親と幼稚園の先生から、とても心配されていました。その時に、『大人たちに嘘は通用しないんだ、ちぇっ』と思ったことを覚えてます。それでも、嘘をついてまでも、何か特別でいなければ誰も認めてくれないと思っていたんです。
3.社会人になり、生き辛さが如実に現れる
・営業になりたてだった時の苦悩
前回投稿の自己紹介でも少し記載したのですが、入社したての頃は上司・お客様・社内の人からどう思われるかをめちゃくちゃに気にしながら仕事をしていました。
営業なので成果を上げないといけないのですが、そんなことより何より、『認められるかどうか』を気にしてたんです。
そんな思考は社会人として馬鹿げていると、今ではわかります。でも、冗談抜きで、本気でそうだったんです。
・【アダルト・チルドレンの極み】みたいな人に出会う
生きづらさを抱えているなぁ、と思いながら仕事をしていると、会社でとんでもない方に出会うことになります。(以降ACさんと呼びます)
以下がACさんの口癖です。
・俺の仕事を最優先でしろ
・俺の言うことが絶対正しい
・成果出していない奴は上司だろうが年上だろうが全員クソ
・俺がお前を伸ばしてやるよ、でも歯向かったらコ〇ス
・こんなに面倒見てやってんだから、脱げ
なんてとんでもない人なんだ!人生で出会った中で一番おかしいぞ!?と衝撃を受けます。
とにかく、認められたくて仕方がない感じなんです。
過激な発言はするけれど、もの凄く仕事が早く、できる方だったのでカリスマ性もありました。
とはいえ、怒りの感情をコントロールできず、気分屋です。認められる事や、女性から性的対象として見られることに、異常に執着する人でした。そんな人を見て、他の同僚の方が、
『あれは完全なアダルト・チルドレンだなぁ…』とぼやいてたんです。
私はそこで初めて【アダルト・チルドレン】という言葉を知ります。
恐らく、そのACさんはアダルト・チルドレンの"イネイブラー"なるものではないか?と推測します。
私は、その方と関わると、とんでもない嫌悪感を感じていました。仕事を進める上で、仲良くしなくてはいけないと思いながらも苦しい日々でした。
そして、なぜその方にそこまでの嫌悪感を感じるのか。
それが『同族嫌悪』だったということに気が付くんです。
わたしが抱える生き辛さを煮詰めて抽出たような人だったので、まるで自分を見ているようで辛かったんだと理解したときは、目から鱗でした。
その人がどういった動機でそんな言動をするのか、何となく全て理解できてしまったんです。
そうか、私も【アダルト・チルドレン】だったんだ。
・自分で考えて仕事ができるようになった時の幸せ
ACさんは、期の変わり目に転勤になったため、わたしの元へ平和が訪れました。そのおかげで、上司やアドバイザーの方から『自分で好きに考えて、やってみて』と任されるように。はじめは辛いものの、こんなにやりがいがあって楽しいものだったんだと気づきます。
今までは、ACさんから『俺の言ったとおりにしろ』と強要され自分で考える機会を奪われていたので、社会人人生で一番充実した時間でした。
そして、仕事を通して、誰も『価値があるか否か』なんかで生きていない。自分の目標をどう達成するか必死になって生きていて、それでいいんだ。
心の底からそう思えるようになります。
4.自分が【アダルト・チルドレン】だと気づいてから
その出来事から、私は自分が抱えている課題をどのようにしたら乗り越えられるか向き合いました。
同じタイミングで、親戚がうつ病になったという知らせを受け、鬱の原因について調べるうちに心理学と出会うことに。
これまで自分が引き起こしていた恋愛でのとんでもない行動は、自分が【アダルト・チルドレン】だったからだと、すべてが繋がったんです。
ちなみに、うつ病になった方も同じ【アダルト・チルドレン】で、精神が追い詰められたことが引き金になっていました。
13年苦しんだ原因を癒していくうちに、自分の課題である『ありのままの自分を受け入れていない』という状態を脱却することになります。
それからは人と深い関係を築くことができる様になり、ついに、人生のパートナーを見つけることができました。
最後に
幼いころに、DVやネグレクトをされていなかったとしても、私のように【アダルト・チルドレン】として苦しむ方は世の中にたくさんいるのではないか?そう感じています。
自分の家族はおかしくないから大丈夫だ。そう思い込んでいて、生き辛い考え方を持っていることにすら気が付かない人が世の中にたくさん存在しているなぁと、自分が【アダルト・チルドレン】を経験した上で感じています。
かつての私と同じように、幼少期に拗らせたことが原因で今も『恋愛・婚活』で苦しんでいる方を救いたいと思い、婚活アドバイザーの道を志しました。
少しでも、悩みや生きづらさを抱えている方は、ばんちゃんとお話してみませんか?
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ばんちゃんでした🫶💘
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