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WWE2023 1-3月の通常回おすすめ試合

2023年の1月から3月までのWWE通常回おすすめ試合を5選。

1:Austin Theory vs Seth "Freakin" Rollins (RAW 2023.1.2)

左 Ausitin Theory 右Seth "Freakin" Rollins

RAWに来てから常に試合で実力を見せつけてきたWWEが誇る若き才能のUS王者のTheoryとWWEを背負ったエースとも言えるRollinsによる新年初っ端のタイトル戦。若さを見せず王者として慎重に入るTheoryと積極的に攻めにかかるRollinsから始まります。すでに何回か相対したこともあり読み合い、カウンター等が散りばめられ徐々に試合のギアが上がっていきます。そこから大技やコンボを互いに繰り出し会場のボルテージが上がった所で小さいトラブルから決着に繋がる。新年から実にWWEらしい好勝負だったと思います。特にRollinsは毎試合「WWEこそ世界で1番の団体、自分こそがプロレス界で1番」を証明するかのごとく試合に臨んでるのがうかがえて本当に素晴らしいスターだなと改めて感じました。

ハイライト
https://youtu.be/pDITxzLdO2I

2:Angelo Dawkins vs Damian Priest (RAW 2023.2.6)

左 Angelo Dawkins 右 Damian Priest

WWEPPVのElimination Chamberの出場をかけた予選として組まれた試合。
予選試合に定評のあるWWEですがこの試合ももれなくという所。WWEの代表的なタッグチームの1つである”Street Profits”のDawkins 対 男女の部門問わずRAWを蹂躙しているユニット”The Judgement Day”の巨漢Priestの対決。
ProfitsといえばDawkinsの相方のFordの身体能力(特に跳躍力)が目立ちますがDawkinsの身体能力も負けてはいません。体にバネがあり、そこにFordにはない重さも加わってダイナミックな試合を展開。一方Priestも巨漢ながら器用であり尚且つ動きに重さを感じさせないと共に巨漢ならではのパワーを見せつけてDawkinsを圧倒しようとする。予選ながら解説に「なんて試合だ…」と言わせた好勝負。

ハイライト
https://youtu.be/49cCP2rX72c

3:Sol Ruca vs Lola Vice (NXT LEVELUP 2023.2.24) 

左 Sol Ruca 右 Lola Vice

バックグラウンドにアクロバティックと体操がある長身のSol Rucaとテコンドーや混合マーシャルアーツがあるLola Viceの試合。2人ともまだキャリアは浅いが互いにバックグラウンドを持ち味にした動きをする。アクロバティック等をしてきたRucaは長身を活かしたダイナミックかつ立体的な動き、Viceは体がしなやかでバックスピンキックをはじめ鋭い打撃を連発。決して好勝負とは言えないかもしれないが2人のキャラクターが分かりやすく、今後に期待したくなった試合。
ハイライト
https://youtu.be/aDre67TTmAM

4:Oro Mensah vs Eddy Thorpe (NXT LEVELUP 2023.3.3)

左 Oro Mensah 右 Eddy Thorpe

「NXT本編でやれ」
この試合を見た最初の感想。NXT LEVELUPは本来はキャリアの浅い若手中心にNXT本編でまだまだ出番が遠そうな選手らが主に試合をしますが、この試合はNXT本編でやっても上位の試合でした。
まずOro Mensahは今は無いNXTUKというヨーロッパの番組でタッグ王座を保持していた実力者。猛獣ようなバネがある身体能力から繰り出される相手に読ませないトリッキーな動きが特徴的です。Eddy Thorpeは新日本プロレスから来たこともあり投げ、打撃、関節のどれも強烈で一撃一撃が必殺のような選手。ThorpeはこれがWWEの2試合目だったのですが、ヨーロッパの選手の強烈な打撃や投げを受けてきたMensahととても噛み合った結果NXT LEVEL UP史上最高の試合になりました。
ハイライト
https://youtu.be/WDubgFRhVyE

5:Ilja Dragunov vs JD McDonagh (NXT 2023.3.21)

左 Ilja Dragunov 右 JD McDonagh

WWE名物「PPVの直前の番組の半ばあたりで唐突に名勝負になりそうな試合をぶちこんでくるやつ」です。
共にNXTUKでトップを張っていたこともあり因縁深い組み合わせ。2人はこの試合にとてもかけていたのか、この後に出場するNXTの大きな大会であるNXT TakeOverの時よりコンディションが良く見えます。試合は序盤からフルスロットル。後は知らないと言わんばかりに互いに猛攻撃を加えていきます。Dragunovは常にそのようなスタンスで試合してますが普段は冷静に相手を破壊していくスタイルのMcDonaghもこの因縁で頭に血が上っているのか同じようなスタンスでDragunovに猛攻を仕掛けていきます。最初からフルスロットルなので単調と言えば単調なのかもしれませんが互いの技のスピード、パワー、精度、キレのレベルがとても高いので見てて全く飽きません。最後に少し水が差されるのはWWEのご愛敬ということで。

下表に今回上げた5試合以外にも良かったと思った試合まとめてあります

「〇」が付いているのは今回選んだ5試合。赤いラインが入っているのは女子部門の試合です。

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