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SNS運用代行ってどんな仕事?未経験でもできる?求められるスキルは3つ!

「SNS運用代行に興味はあるけれど、未経験だからできるか不安……」
そんな悩みを抱えていませんか?

実は、SNS運用代行は未経験者でも始めやすいお仕事なんですよ。

投稿文の作成には、Webライターとしてのスキルも役立ちます。

今回はSNSマネージャーの資格を持つ私が、「SNS運用代行ってどんな仕事なの?」「未経験でも大丈夫なの?」といった疑問にお答えしたいと思います。

私はXの運用代行をしているので、この記事はXでの仕事の進め方が中心となっています。(他SNSでも基本的には同じだと思います)

SNS運用代行は未経験でもOK!

SNS運用代行は、未経験者でも始めやすい魅力的なお仕事です。
在宅で柔軟に働けるため、様々なライフスタイルに合わせることができます。

お仕事の基本的な流れは、クライアントの要望を聞き、投稿内容を企画・作成し、実際に投稿する内容になります。

初めての仕事を獲得するには、自身のSNSアカウントを充実させることが重要です。これがあなたのポートフォリオとなります。

・自分でSNSを使っている
・自分のアカウントがある程度充実している

この2つの条件を満たしている人であれば、すぐにでもSNS運用のお仕事を始められます。

SNS運用で求められるスキル

SNS運用代行に必要な基本スキルは、大きく3つに分けられます。

①各SNSの特性を理解して「いいね周り」ができること
②各SNSに適した投稿文を作成できること
③エンゲージメント率などを分析し、投稿戦略を立案・実行できること

……と、なんだか難しく感じられますが、初心者がいきなり戦略の立案や運用効果の測定などを任せられることはありませんので、そこは安心してください。

①SNS運用初心者が最初に行う仕事は「いいね」と「フォロー」

毎日「いいね」を押し、フォローリストからフォロー対象者をチェックしてフォロー、フォローバックのないアカウントのフォローを解除する。とても地道な作業です。

こんな単純作業でお金がもらえるの?
と思われるかもしれませんが、SNSの特性を理解していないとなかなか難しい作業です。

誰彼かまわず「いいね」を押せばよいわけではありません。
ビジネスアカウントであれば、「いいね」を押す相手もある程度選ばなければなりません。

「あ〜このアカウントって怪しい人だよね〜」
という感覚は、普段からSNSを使っていないと、わかりません。

私はXやInstagramなら「いいね」周りも苦ではありませんが、TikTokはまったく使っていないので、どういうアカウントに「いいね」を押していいのかよくわかりません。

だから「自分でSNSを使っている」ということが、SNS運用代行の仕事をする上でとても大事なのです。

②投稿文の作成はライターのスキルが活かせる

投稿文の作成こそ、クライアントが「プロに任せたい!」と思う部分ではないでしょうか。
先ほどの「いいね周り」は、SNSの理解が必要とはいえ、単純作業です。誰でもできる作業とまでは言いませんが、せっかくならライティングのスキルを活かしたいですよね。

この投稿文の作成ですが、クライアントによってかなり要望が異なります。
SNS運用で何をしたいかによって、投稿文の形は変わってくるから、当たり前といえば当たり前です。

私がSNS運用を担当したA社では、SNSを採用記事更新のお知らせのために使っていました。
採用とは、デザイナー募集とかエンジニア募集とか。
企業アカウントで人材募集をされているのを見たことがありますよね?

記事更新のお知らせは、ブログやnoteを公開したときにSNSでお知らせするものです。

この2つは、投稿文もある程度の型を決めることができるので、未経験でも取り組みやすいものでした。

B社では、「社長の考えを発信したい」という方針があり、こちらは難易度が高かったです。

社長ではなく社員の数名と打ち合わせをしながら投稿文を作成するのですが、クライアントのブランドや商品の本質を理解し、それを魅力的に発信するコンテンツ制作力が求められます。

ターゲット層に響く言葉選びも重要で、SNSの140字ってものすごく奥深いと感じます。

③データ分析とレポーティング

SNS運用をするときは必ずデータ分析を行います。
投稿の反応や、フォロワー数の推移、エンゲージメント率などを分析し、運用効果を可視化してレポートにまとめます。

難しく感じますが、自身のSNSで経験値を積むことは十分に可能です。

ライター用のアカウントをお持ちなら、アナリティクスを確認してみましょう。Xの場合、「もっと見る」→「アナリティクス」で見ることができます。

さらにSNS運用スキルを磨くには

最初はSNSの基本的な機能や特性を理解することだけでOKですが、さらにSNS運用代行のできるライターとしてスキルアップするなら、次のスキルが欠かせません。

・マーケティングの基礎知識
・セールスライティング
・コピーライティング

これらのスキルは、オンライン講座や書籍、実践を通じて習得できます。
書籍なら↓こちら1冊あればOKです。

気になる収入はどれくらい?

SNS運用代行の報酬は基本的に時給制です。時給単価は経験や業務内容によって大きく異なりますが、時給1200円〜1800円が相場です。

Instagramの場合は、画像枚数(1枚いくら)で報酬を決める場合もあるようです。

「いいね周り」や簡単な投稿文作成では、1社あたり月額1万円〜2万円くらいの報酬になるのではないでしょうか。

ただし、企画や戦略、データ分析などができるようになると、報酬は大きくアップします。

SNS運用で稼ぐなら、まずは自身のアカウントを育てて企業案件を経験しながら、営業をしてクライアントを獲得していくのがよいでしょう。

初めは1アカウント月5,000円程度から始めて、実績を積んで段階的に引き上げていくのが一般的です。

安定した収入を確保するには、長期契約の獲得が鍵です。
3か月以上の契約を提案し、複数アカウントを同時に運用することで、月収20万円以上を達成している事例もあります。

さらに、画像作成やコピーライティング、動画制作など関連サービスを追加することで、単価アップが可能です。
自分の強みとする分野を掛け合わせながら、SNS運用代行での収益最大化を目指しましょう。

将来性のあるSNS運用代行でさらにスキルアップしよう

SNS運用代行市場は急速に拡大しています。2022年の市場規模は約1,500億円で、年間成長率は15%以上と推定されています。今後5年間でこの成長率が継続すると、2027年には市場規模が3,000億円を超える見込みだそうです。

SNS運用のスキルがあれば、さらに活動の幅を広げることができるでしょう。まずは気軽に、自身のSNS運用から始めてみませんか?



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ばんび(馬場絵美)コンテンツ制作ライター
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